2020年07月18日更新
【配信開始】「iOS/iPadOS 13.6」アップデートでiPhoneが車のデジタルキーに対応!
Appleが配信を開始した「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートでiPhoneが車のデジタルキーに対応可能となっています。iPhoneが車のデジタルキーに対応可能となる「iOS/iPadOS 13.6」のアップデート配信の内容についてご紹介します。
目次
- 1「iOS/iPadOS 13.6」のアップデート配信でiPhoneが車のデジタルキーに対応可能に
- ・「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートを行う場合の注意点
- 2iPhoneやiPadの最新バージョンについて
- ・「macOS 」の最新バージョンについて
- 3「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートの内容について
- 4デバイスをワイヤレスでアップデートする手順について
- 5デバイスを自動的にアップデートする方法
- 6iPhoneが車のデジタルキーに対応可能となる内容について
- ・対応可能となる機能について
- ・デジタルキーはWalletアプリで管理可能に
- ・iPhoneが車のデジタルキーに対応可能となる「BMW」モデルについて
- ・車のデジタルキー「BMW Digital Key」に対応可能となるアップル製品について
- 7「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートでは「ヘルスケア」アプリに機能拡大
- ・「ヘルスケアアプリ」に追加された「症状」項目を記録する方法
- 8iOSアップデートのダウンロードとインストールを細かく制御できる設定も追加に
- ・iOSアップデートを自動的にインストールするか選択可能に
- 9「iOS/iPadOS 13.6」では多くのバグの修正やバグの改善が実施
- ・合わせて読みたい!iOSに関する記事一覧
「iOS/iPadOS 13.6」のアップデート配信でiPhoneが車のデジタルキーに対応可能に
Appleが配信を開始した「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートにてiPhoneが車のデジタルキーに対応可能になっています。
今回、Appleが配信を開始した内容については「WWDC2020」にて発表されたiPhoneがデジタルキーとなり、iMessageで鍵を簡単に共有できる新機能「Car Key」に対応できるようになりました。
また「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートでは、新機能としてiPhoneが車のデジタルキーに対応可能になるだけではく、多くのバグに対する修正も行われています。
「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートを行うには、iPhoneに届いている「通知」もしくは[設定]画面から[一般]にすすみ[ソフトウェア・アップデート]にて手動でアップデートすることができます。
「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートを行う場合の注意点
iPhoneやiPadを「iOS 13.6」・「iPadOS 13.6」へアップデートする場合の注意点について確認しておきましょう。
iPhoneやiPadを「iOS 13.6」・「iPadOS 13.6」へアップデートする場合は、事前に必ず端末に保存されているデータのバックアップを取っておく必要があります。
最新版にアップデートすることで、端末に大きな不具合が発生するバグについては、まだ報告されて今視線が、アプリデータだけでなく写真や動画などのデータについてもパソコンやiCloudなどにきちんと保存するようにしましょう。
iPhoneやiPadの最新バージョンについて
iPhoneやiPadで利用可能な「iOS」および「iPadOS」の最新バージョンについては次の通りとなっています。
iPhoneやiPad、iPod touchのソフトウェアをアップデートするには、利用する端末の設定画面から手動で実施するか自動でアップデートすることも可能です。
「iOS」および「iPadOS」の最新バージョン | |
「iOS」 | 「iOS 13.6」 |
「iPadOS」 | 「iPadOS 13.6」 |
「macOS 」の最新バージョンについて
Appleが提供している「macOS 」の最新バージョンについては「10.15.6 」が最新のバージョンとなります。そのほか「tvOS」や「watchOS 」の最新バージョンについては次の通りとなっています。
デバイス | 最新バージョン |
「macOS 」 | 10.15.6 |
「tvOS」 | 13.4.8 |
「watchOS 」 | 6.2.8 |
「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートの内容について
それでは「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートの内容についてご紹介していきましょう。「iOS 13.4」のアップデートではiPhoneが車のキーになるCarKey機能が正式に追加となっています。
今回、Appleが配信を開始した内容については「WWDC2020」にて発表されたiPhoneがデジタルキーとなり、iMessageで鍵を簡単に共有できる新機能「Car Key」に対応可能となっています。
また「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートでは、新機能としてiPhoneが車のデジタルキーに対応可能になるだけではく、多くのバグに対する修正も実施されています。
デバイスをワイヤレスでアップデートする手順について
次にデバイスをアップデートする手順についてご紹介しておきましょう。「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートでは、iPhoneが車のデジタルキーに対応可能になるだけではく、ヘルスケアアプリの機能拡大や多くのバグに対する修正が行われています。
iPhoneやiPadのデバイスをワイヤレスでアップデートする手順については次の方法で最新版にアップデートすることが可能となります。
- iPhoneやiPadにアップデートするよう通知メッセージが表示されたら「今すぐインストール」をタップする
- iPhoneやiPadデバイスを電源に接続し「Wi-Fi」環境にてインターネットに接続する
- 「設定」アプリを起動し「一般」の項目から「ソフトウェア・アップデート」をタップする
- 「ダウンロードしてインストール」をタップする
- すぐにアップデートする場合は、「インストール」をタップする
- 「夜間にインストール」をタップした場合は、夜就寝前にデバイスを電源に接続すると夜デバイスが自動的にアップデートされる
- パスコードの入力画面が表示された場合はパスコードを入力する
デバイスを自動的にアップデートする方法
「iOS 12」 以降のiPhoneやiPadOSを利用しているユーザーは、設定によりデバイスを自動アップデートすることができます。
デバイスを自動的にアップデートする手順については、「設定」アプリから「一般」へすすみ「ソフトウェア・アップデート」の横目をタップし「自動アップデート」を選択しましょう。
この操作を行うことで、デバイスが最新バージョンの「iOS」および「iPadOS」が自動的にアップデートされるよう設定されますが、アップデートの一部についてはユーザーが手動でインストールを行う必要があります。
iPhoneが車のデジタルキーに対応可能となる内容について
「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートにて対応可能となるiPhoneが車のデジタルキーに対応可能となる内容についてご紹介していきましょう。
iPhoneが車のデジタルキーに対応可能となる機能は、最新版の「iOS/iPadOS 13.6」をインストールしておく必要がありますが、この機能を利用するには自動車メーカー側が実装する必要もあります。
なお、今回iPhoneが車のデジタルキーに対応可能となる機能を実装した自動車メーカーはBMWとなっており、BMWの対応車種であればiPhoneが車のデジタルキーとして利用することが可能となります。
対応可能となる機能について
BMWでは、iPhoneが車のデジタルキーに対応可能となる機能について「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートを行ったiPhoneをタップすることで、車のロックを解除することが可能となると説明しています。
また、iPhoneを車内のトレイに置くことで、BMWの対応車をエンジンを掛けたりすることも可能となるとしています。
なお、iMessageでデジタルキーを最大5人のユーザーがキーを共有することが可能となっており、ユーザーごとにフルアクセスの許可設定をすることやお子様に車を貸すときにはフルアクセスの許可や運転を制限することもできます。
デジタルキーはWalletアプリで管理可能に
「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートで対応可能となるiPhoneが車のデジタルキーは、端末の「Walletアプリ」にて管理することができます。
また、iPhoneの端末をなくしてしまった場合は「iCloud」を経由してiPhoneに登録しているデジタルキーを削除することが可能となっています。
なお、iPhoneのバッテリーがなくなってしまった場合でも、デジタルキーでは予備電力を利用する仕組みを搭載しているため、最大で5時間にわたって自動車のロック解除やエンジンをかけることができます。
iPhoneが車のデジタルキーに対応可能となる「BMW」モデルについて
今回の「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートにより、世界45カ国にて導入されることが決定しているので導入されるiPhoneが車のデジタルキー「BMW Digital Key」に対応可能となる「BMW」モデルは次の通りとなっています。
「BMW Digital Key」に対応可能となる「BMW」モデル | |
「BMW」モデル |
|
車のデジタルキー「BMW Digital Key」に対応可能となるアップル製品について
車のデジタルキー「BMW Digital Key」に対応可能となるアップル製品については、次のデバイスが利用可能な機種となっています。
- iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11
- iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone SE(第2世代)
- watchOS 6.2.8以降のApple Watch Series 5
「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートでは「ヘルスケア」アプリに機能拡大
今回、Appleが配信を開始した「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートでは「ヘルスケア」アプリに機能拡大が実装されています。
「ヘルスケア」アプリでは、今回の「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートにて「症状」セクションが追加されました。
「ヘルスケアアプリ」に追加された「症状」セクションでは新たな機能として、のどの痛みやめまいだけでなく悪寒や腰痛など多くのオプションから選択して記録することが可能となります。
「ヘルスケアアプリ」に追加された「症状」項目を記録する方法
この機能を利用するには、iPhoneやiPadにて「ヘルスケアアプリ」を起動し「ブラウズ」へすすみ「症状」から各項目をタップします。
「ヘルスケアアプリ」に追加された「症状」項目では、ユーザーの健康状況にあわせて「重度」から「症状なし」まで、症状の程度についても詳細に記録することができます。
iOSアップデートのダウンロードとインストールを細かく制御できる設定も追加に
今回、Appleが配信を開始した「iOS/iPadOS 13.6」のアップデートでは、これまでユーザーから要望の多かったiOSアップデートのダウンロードとインストール方法について、ユーザーが自分自身で設定できるようになりました。
iOSアップデートを自動的にインストールするか選択可能に
今回のアップデートにより、iOSアップデートを自動的にインストールするか選択することができるように変更されました。
今後は、アップデートが配信された際にユーザー自身でアップデートデータを「ダウンロード」を行うか「インストールしない」設定も選択することが可能となります。
この機能を利用することで、最新バージョンがリリースされてもすぐにダウンロードせず、既存のバージョンを利用した状態で新バージョンの評判を確認の上、後日アップデートを行うことができるようになります。
「iOS/iPadOS 13.6」では多くのバグの修正やバグの改善が実施
その他にも、Appleが配信を開始した「iOS/iPadOS 13.6」では多くのバグの修正やバグの改善が実施されています。主なバグの修正や改善については、次のバグの修正が実施されています。
- 「iCloud Drive」からのデータの同期中にAppが応答しなくなることがある問題に対処
- Wi-Fi通話で電話をかけたときに音声が途切れることがある問題に対処
- 一部の「iPhone 6S」や「iPhone SE」にてWi-Fi通話の登録ができない問題を修正
- AssistiveTouchが有効になっているときにコントロールセンターにアクセスした際の安定性に関する問題に対応