2020年07月12日更新
iPhone(iOS 13.5.1)は「ミュージック」アプリがバッテリーを大量消費!
iPhoneをiOS 13.5.1にアップデート後、一部のユーザーからiPhoneのバッテリーが大量消費しているという不具合が報告されています。ミュージックアプリのバッテリー大量消費は、ミュージックアプリのバックグラウンド動作が原因で起こっているようです。
目次
iOS13.5.1「iPhone」で「ミュージック」バッテリー大量消費
iPhoneを6月に配信された「iOS 13.5.1」にアップデート後、一部のユーザーからミュージックアプリのバッテリーが大量消費しているという不具合が報告されています。
ミュージックアプリのバッテリー大量消費の不具合については、Appleのサポートコミュニティ「Apple Community」や掲示板サイト「Reddit」で報告が相次いでいて、iOS 13.5.1がインストールされたiPhoneでこのような症状が発生しているようです。
「ミュージック」アプリ、バッテリー大量消費の原因
この不具合について報道している米メディア「MacRumors」によると、iPhoneの「ミュージック」アプリがバックグラウンドでバッテリーを大量消費しているという報告は4月頃からあったとしています。
それが6月28日から7月4日に急激に増加したといい、「MacRumors」はこの急激なバッテリー大量消費の原因として、Appleがサーバー側で何かを変更を行ったことが原因ではないかと推測しています。
電池の減り速すぎると思ったらApple Music使いすぎじゃね...?
— はやと (@highyetoh) July 6, 2020
プレイリストのは落としてるはずなのに最近開くと再ダウンロードされるの謎 pic.twitter.com/WVCPovLft0
今回の不具合が問題であるポイントは、購入したばかりの新品のiPhoneで一度も「ミュージック」アプリを使用したことがない人が、アプリのバックグラウンド更新をオフにしていても起こっているという点です。
さらにこのバックグラウンドでの動作が、毎日数時間にも渡って発生しているとの声が上がっている点が問題視されています。
掲示板サイト「Reddit」に投稿されたユーザーのバッテリーの消費状態のスクリーンショットの中には、「ミュージック」アプリのバッテリー消費が、バックグラウンドだけで95%を占めているものもありました。
「ミュージック」アプリ、バッテリー大量消費に対する対処法
ではここで「ミュージック」アプリのバッテリー大量消費の不具合の対処法として、ユーザーが試したものをいくつか紹介します。ただこれらの対処法を行ったとしても解決する確率が低いとされていますので注意してください。
「ミュージック」アプリを強制終了 |
iPhoneを再起動 |
iPhoneをバックアップから復元 |
「ミュージック」アプリを削除し、再インストール |
自動ダウンロードをオフにする 方法:「設定」アプリから「ミュージック」を選択し「自動的にダウンロード」をオフ |
「モバイル データ通信」 をオフにする 方法:「設定」アプリから「ミュージック」を選択し「モバイル データ通信」をオフ |
バックグラウンド アプリの更新を無効にする |
「ライブラリ」のダウンロードを全てキャンセルする |
また一部のユーザーから報告された対処法としては、iPhoneをバックアップから復元して「ミュージック」アプリを削除したままにしておくと、バッテリー大量消費の不具合が解決したとしています。
ただ「ミュージック」アプリを削除したiPhoneではApple Musicが利用できなくなってしまいますので、Apple Musicで音楽を視聴しているユーザーによってはおすすめできない対処法と言えます。
今回の不具合に関してはユーザー側の問題とは考えられないため、Appleの対応を待つしかなさそうです。「MacRumors」も同様に、Appleが気付いて対応してくれることに期待しようと述べています。