【Windows10】CPUの温度を手っ取り早く確認する方法!

Windows10を利用している際、その温度が熱いと感じ、その原因を確認したいと思った経験がある人もいると思います。それはCPUの温度の上昇が1つの原因です。この記事では手っ取り早くCPUの温度を確認する方法について説明していきます。

【Windows10】CPUの温度を手っ取り早く確認する方法!のイメージ

目次

  1. 1【Windows10】CPUの温度を手っ取り早く確認する方法
  2. 正常なCPUの温度は?
  3. パフォーマンスモニターで確認
  4. パフォーマンスモニターの出し方
  5. ツール/ソフトで測り確認する方法
  6. 最後に

【Windows10】CPUの温度を手っ取り早く確認する方法

Windows10の使用方法CPUの温度を手っ取り早く測る方法があります。基本的にはWindows10の機能を利用することで確認可能です。

正常なCPUの温度は?

CPUはいわゆるパソコンの脳みそ部分です。CPUの温度はパソコンのCPU使用率によって変動し、一定温度以上が続くのあまりよくありません。

50℃前後

なお、通常パソコンのCPUの温度は50℃前後で、この温度での利用は問題ありません。ただし、長時間60℃を超えるような使い方は避けたほうが無難です。

ゲーム中などは80℃以上に達することもありますので、そういった場合は注意が必要です。もっと問題となるのは何もしていないにも関わらずCPUが100℃を超える場合ですので、そういった場合は何らかの以上があると考えられ、危険な状態でもあります。

パフォーマンスモニターで確認

CPUの温度はパフォーマンスモニターを開いて確認します。

パフォーマンスモニター

パフォーマンスモニターの出し方は後述していますので、ここではCPUの温度を測る方法を説明します。

「+」ボタンを選択

パフォーマンスモニター内の緑色の+ボタンを選択します。

「Thermal Zone Information」横の下向き矢印をクリックして展開

画像の赤い囲みの中から「Thermal Zone Information」を探して、下向きの矢印ボタンを選択して開いてください。

「Temperature」を選択

「Temperature」を選択します。

「追加」ボタンを押す

「追加」ボタンを押して追加しましょう。

「OK」をクリック

「OK」を押してください。

CPUの温度(最大値調整前)

青が温度です(プロパティで色など変更しています)。

グラフの最大値を変更する必要がある

パフォーマンスモニターに表示される温度はケルビン値です。ケルビン値は「273+摂氏」ですので、この状態だとMAX値が100で温度が測ることができない状態になっています。そのため、グラフの最大値を変更する必要があります。

プロパティを開く

プロパティを選択しましょう。

「グラフ」タブを開く

「グラフ」タブを選択します。

最大値を400に変更

最大値を「400」に変更してください。

パフォーマンスモニターの最大値が変更される

パフォーマンスモニターの最大値が変更され、温度を測ることができるようになりました。

パフォーマンスモニターの画面の見方

前述したように、パフォーマンスモニター画面に表示される温度はケルビン値(273+摂氏)です。そのため、表示されている温度がかなり高い値になりますが、温度を確認する際は表示されている温度からマイナス273℃してください。

大体47度くらいだということが分かる

上記の場合ケルビン値が「320」程なので、マイナス273した「47」が温度になります。

パフォーマンスモニターの出し方

では、パフォーマンスモニターの出し方の説明に移ります。

コントロールパネルから出す方法

スタート画面を開く

コントロールパネルからのパフォーマンスモニターの出し方ですが、まずはWindows10のスタート画面を開きます。

コントロールパネルを検索する

文字入力をすると検索画面になるため、そこでコントロールパネルを検索しましょう。「コントロールパネル」と全て入力しなくても表示されます。

「システムとセキュリティ」を選択

「システムとセキュリティ」を選択してください。

「管理ツール」を開く

管理ツール」を押しましょう。

「パフォーマンスモニター」を開く

「パフォーマンスモニター」を選択します。

コマンドラインから出す方法

コマンドプロンプトを利用してコマンドラインから起動する場合の出し方です。利用するコマンドラインは「Perfmon.exe」です。

コマンドプロンプトを開く

スタートメニューでコマンドプロンプトを起動します。(「cmd」と検索すれば表示されます)

「Perfmon.exe」を入力してEnterキーで実行

コマンドラインの「Perfmon.exe」を入力し、Enterキーで実行してください。

ツール/ソフトで測り確認する方法

CPUの温度はツールやソフトを利用することもできます。

Open Hardware Monitor

Open Hardware Monitorは無料でダウンロード可能なモニタリングアプリです。CPUだけでなくグラフィック関係の処理を行うGPUの温度チェックもできます。一覧を出力することも可能です。

Open Hardware Monitor

Core Temp

Core Tempは、CPUの温度をリアルタイムで測ることができるソフトです。温度レベルが通知領域に表示されるため、CPU温度を確認しやすくなっています。様々な機能を追加することもできるようになっています。

Core Temp

SpeedFan

SpeedFanは、もともとはCPUの冷却ファンの速度を制御することを目的としているソフトです。その派生機能としてCPU温度をモニタリングするツールとしても利用可能になっています。

SpeedFan

最後に

CPUの温度はWindows10のシステムでさほど難しくない方法で測ることができます。CPUを酷使していると感じる場合は、その温度を一度確認してみましょう。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。