子供のスマホ使用時間を制限する方法!おすすめのアプリや設定方法を紹介!

子供にスマホで遊ばせている人も多いでしょうが、依存症にならないよう使用時間の制限をしたい人もいるかと思います。子供のスマホ使用時間の制限はアプリを利用することでおこなうことができますので、どのように設定するのかを解説していきます。

子供のスマホ使用時間を制限する方法!おすすめのアプリや設定方法を紹介!のイメージ

目次

  1. 1子供のスマホ使用時間を制限する方法
  2. スマホの機能を使用する
  3. 子供のスマホ依存症対策アプリの種類
  4. 時間制限できるおすすめアプリ
  5. 最後に

子供のスマホ使用時間を制限する方法

スマホ依存症という言葉を多くの人が知っていると思います。文字通りスマホを触ってばかりいる、触っていないと落ち着かないなど、心当たりが多い人も老若男女関係なくいるのではないでしょうか。

コロナ禍の影響でステイホームを推奨されていた影響上、スマホに触れる機会の多かった子供も多いかと思います。

それでなくても、子供でもスマホ依存症となっている人が多く、それを防ぐために子供のAndroid/iPhoneといったスマホ使用時間を制限したいと考えている親さんも多いでしょう。

スマホの機能を使用する

スマホ依存症を防ぐためにスマホの使用時間を制限する方法ですが、アプリを利用する方法がまっさきに浮かぶ人も多いでしょう。しかし、実はスマホの機能を利用してスマホ使用時間の制限をおこなうことができます。

AndroidとiPhoneそれぞれスマホの使用時間制限の設定ができますので、子供が利用する端末のやり方を確認しておきましょう。

Android

Androidは端末によって使用時間の制限ができる場合とできない場合があります。Android9.0以降は「ダッシュボード」でアプリごとに使用可能時間を設定して、その時間を超えたら翌日にならないとそのアプリを利用できなくなります。

なお、Android8.0からアップデートした場合など、Android9.0でもこの機能を利用できないこともありますので、その点注意が必要です。

「アプリと通知」をタップ

ダッシュボードでアプリごとの使用可能時間を制限できるよう設定する方法ですが、「設定」で「アプリと通知」を選択します。

「利用時間」をタップ

「利用時間」と呼ばれるものが表示され、そこを開くとダッシュボードが表示されます。

砂時計マークでアプリの使用時間制限の設定

アプリタイマーはアプリ横の砂時計マークから利用することが可能です。なお、このアプリタイマーは午前0時にリセットされます。指定した時間以上1日にそのアプリを利用した場合、その時間を超過するとアプリが利用できないようになります。

この設定は、スマホ依存症になりやすいゲームなどの1日の利用可能時間を制限したい場合に便利ではありますが、難点はあります。

小さな子供ならこの方法でもいいですが、自分でスマホを操作して時間制限を解除することができてしまうのです。

Androidで利用時間を別の端末などから操作して、子供側で変更できないようにしたいという場合、このアプリタイマーの設定ではなく後述するアプリなどを利用すると良いでしょう。

iPhone

iPhoneは、iOS12以降、スマホの使いすぎを防止するため「スクリーンタイム」という機能が搭載されています。スクリーンタイムはiPhoneの設定から可能です。

スクリーンタイムを「オン」にするをタップすると、スクリーンタイムについての表示がされます。

「続ける」をタップすると、自分のiPhoneか子供用のiPhone化の選択画面が表示されます。すると設定ウィザードが表示されますので、自身のiPhoneと子供用のiPhoneそれぞれ設定してください。

休止時間は、iPhoneそのものを利用できる時間を制限するものです。電話やメッセージなど最低限の機能は利用できる状態になっていますが、休止時間中でも利用できるアプリを個別に設定することも可能です。

アプリごとに1日に利用可能な時間を「App使用時間の制限」からおこなうことも可能です。

子供のスマホ依存症対策アプリの種類

Androidの場合は特に、スマホ依存症対策のための機能がついていないことが多いです。そのため、子供のスマホ依存症対策は基本的にアプリを利用しておこなうこととなります。

Android・iPhoneどちらも利用することが可能ですので、それぞれにある機能ではなくアプリを利用したい場合にはそういったものが便利です。種類も色々あるため、活用したい内容に応じてアプリを選択しましょう。

時間制限系

時間制限系のアプリの場合、設定した時間以上利用したり、設定した時間になったりするとスマホの利用に制限がかかるようになるアプリです。

もともとスマホに付いている機能でもできることが多いですが、アプリのほうがより細かく設定することができることもありますので、アプリを利用している人も多いです。

ゲーム系

こちらは子供だけでなく大人でもスマホ依存症を治すために利用されることもあるものです。スマホを利用していると不利なことが起きるという放置型ゲームが多く、動物を育てたり、木を育てたりという楽しみ方ができます。

可愛らしい動物や植物などがあり、スマホを触るとその動物が植物や弱ってしまう、という設定が多いです。

スマホを放置しておくことでゲームが進むものですので、スマホの利用を制限したい子供への理由付けとして使える他、前述したようにスマホ依存症を治したい大人にも利用されているゲームです。

アプリを使用禁止にする系

スマホ依存症になりやすいものは、ゲームの他にSNSなどもあります。子供の年齢によってはSNS関係の利用はできないようにしたいという人も多い中、アプリそのものの使用を禁止/制限することができるようにできます。

アプリの使用禁止に関しては、元々のスマホの機能やアプリの他、各携帯キャリアが提供しているサービスにもあります。キャリアのもののこういった制限は基本無料で利用できますので、スマホの機能やアプリと併用するのも一つの手です。

時間制限できるおすすめアプリ

一番利用されているのは時間制限ができるアプリです。約束事としてこの時間帯は利用しない、などとしている場合も、子供というのは大人の目を盗んで利用することも無いわけではありません。

特に就寝する時間のスマホ利用はできないようにしたい人が多いでしょうから、次のアプリがおすすめですので導入を検討してみてください。

保護者向け Googleファミリーリンク

保護者向け Googleファミリーリンクのインストールページ

Googleから出ている、スマホの時間制限が可能なアプリの中に「Googleファミリーリンク」があります。

この「Googleファミリーリンク」は、保護者側はAndroid・iOSどちらでも利用することができますが、子供(管理される側)はAndroidしか利用することができません。子供側はもとより、親側もGoogleアカウントが必要となりますので、準備しておきましょう。

Googleファミリーリンクでは、次のことをおこなうことが可能です。

  • Google Chromeでのサイトアクセスや検索を制限
  • アプリのダウンロード・購入を制限
  • 子供がアプリをダウンロードしようとした際、親が許可・ブロックできる
  • 子供のスマホのアプリ利用時間のをアプリごとに確認
  • スマホの利用時間の上限を曜日ごとに設定
  • GPSで子供の現在位置を確認
  • 子供のスマホをリモートでロック
  • ファミリーグループを作成し、家族で管理

また、Googleファミリーリンクを利用する場合、保護者側と子供側、どちらにもアプリをインストールする必要があります。保護者用と子供用でアプリが異なりますので、注意してください。

保護者向け Google ファミリー リンク - Google Play のアプリ
‎「保護者向け Google ファミリー リンク」をApp Storeで
お子様向け Google ファミリー リンク - Google Play のアプリ

こどもネットタイマー

Android・iOSどちらでも利用できるのはこどもネットタイマーです。専用のWi-Fiルーターと組み合わせることで利用できるものです。(利用できるのはエレコム製のWi-Fiルーターだけとなります。)

利用しているスマホの機種などによってできる・できないもあるようですし、ルーターが対応していないことには利用できませんが、エレコム製の対応Wi-Fiルーターを利用している人は使ってみるとよいかと思います。

こどもネットタイマーのインストールページ

なお、このこどもネットタイマーは、スマホだけでなく、Wi-Fi接続できるゲーム機なども制限することが可能です。任天堂の3DSやWii U、SONYのVita等といったネット環境に接続できるものは登録しておくと管理しやすいです。

接続する機器によって設定方法は異なりますので、詳細はアプリ内の説明などを参照しておこなってみてください。

こどもネットタイマー - Google Play のアプリ
‎「こどもネットタイマー」をApp Storeで

最後に

スマホ依存症というのは、意外となりやすいものです。かといってスマホばかり触っていては宿題などのやるべきことができない、ということにもなりかねませんので、適度に時間制限などの管理をおこなうようにすると効果的です。

抑圧しすぎると逆に依存症が進むという話もありますので、ぎちぎちに縛るのではなく、子供とよく相談した上で柔軟に対応してスマホ使用時間の制限設定などをおこなうようにしてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
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