Amazonにクレジットカード登録するのは危険？安全に使う対策方法を解説

フィッシング詐欺や通販サイトからのクレジットカード情報の流出などの情報を目にすると、Amazonなどにクレジットカード情報を登録するのは危険なのではないかと感じてしまいます。この記事では、Amazonにクレジットカード情報を登録するのは危険なのかどうか詳しく解説します。

Amazonにクレジットカードを登録する危険性について解説します。

Amazonのセキュリティ対策は万全かどうかは、その時々で変わります。Amazonでは常に最先端のIT技術を使ってセキュリティ対策を施しているはずですが、ハッカーたちもそれを上回る技術を常に探っています。Amazonの先を行く技術をハッカーたちが手に入れれば、Amazonのセキュリティが破られる可能性はあります。

上記の理由は、Amazonのセキュリティが破られることがあれば、Amazonからカード情報が流出する可能性はあります。しかし、Amazonからの流出以上に、ユーザー側から流出する危険性が高いでしょう。

PCやスマホのウイルス感染により、端末やアプリストアなどに登録してあるクレジットカード情報が流出する危険性や、フィッシング詐欺で自ら詐欺サイトへクレジットカード情報を入力してしまう可能性もあります。

Amazonでアカウントの乗っ取りやクレジットカードの不正利用されることがあったらどうなるのか見ておきましょう。

Amazonがアカウントの乗っ取りやクレジットカード情報の不正利用を検知したらお知らせメールが届きます。なお、お知らせメールの偽物も多いので、こちらのページでAmazonから発信される正式なメールのメールアドレスを確認しておきましょう。

Amazonでクレジットカード情報の流出やアカウントの乗っ取りで不正利用されたことが確認された場合には、代金は請求されません。Amazonにはアカウントの乗っ取りや不正利用の場合に、ユーザーを保護する仕組みがあります。

また、クレジットカード会社にはクレジットカードの利用者が本人かどうかを厳重に確認する義務があります。不正利用された場合には、本人確認が十分でなかったということで、カード会社の補償もあります。

Amazonでクレジットカードを安全に登録して利用する方法について解説します。

Amazonに限らず、クレジットカードを利用するときにはセキュリティコードの流出に気をつけましょう。セキュリティコードとはクレジットカードのカード番号の他にクレジットカードに記載されている番号です。

Amazonなどのネット通販や電話での通販でクレジットカード決済をするときに、架空のクレジットカードの不正利用を防ぐために利用されます。クレジットカード番号とともにセキュリティコードが流出すると、クレジットカードの不正利用を防ぐことができません。クレジットカード番号と同じくらいセキュリティコードの流出にも気をつけましょう。

Amazonでは2段階認証を設定できます。2段階認証とは、ログインするときに通常のパスワードの他にスマホへのSMSかメールアドレスへ送信された認証コードの入力が必要なログイン方法です。2段階認証を設定することで、Amazonへの不正ログインを防止できます。Amazonの2段階認証の設定方法はこちらの記事を参考にしてください。

Amazonでクレジットカードを安全に使うためには、ログインパスワードを使い回さないようにしましょう。

同じメールアドレスとパスワードの組合せでAmazonだけでなく他のサイトも利用していると、どこか一つのサービスから情報が流出したときに、Amazonにも不正ログインされる可能性が高まります。パスワードはサイトごとに違うものを使いましょう。

同じクレジットカードを複数のサイトやアプリで利用するのではなく、Amazon専用のクレジットカードを利用するのもおすすめです。クレジットカードの利用限度額を低く設定しておけば、万が一クレジットカード情報が流出しても、被害を最小限に食い止められます。

怪しい請求がないかどうか、クレジットカードの明細は毎月確認しましょう。自分では使った覚えがないのにクレジットカードが利用されている場合には、不正利用を疑ったほうがいいでしょう。

PCやスマホには必ずセキュリティソフトを入れましょう。セキュリティソフトを入れておけば、フィッシング詐欺サイトへのアクセスや、カード情報を抜き取るウイルスの侵入を検知してくれます。無料で利用できるソフトもあるので、クレジットカード情報を守るためにもセキュリティソフトは利用しましょう。

無料で使えるWindows10とAndroidにおすすめのセキュリティソフトはこちらの記事で紹介しています。