【にじさんじ】VTuberの炎上・事故まとめ！前世バレや放送事故で契約解除も

にじさんじに所属しているVTuberは次々と誕生していますが、放送中の事故やVTuberの中の人の前世などが影響で炎上していることも少なくありません。中には炎上事件の結果契約解除されたVTuberもいます。

この記事ではにじさんじに所属するVTuberの炎上事件や放送中の事故などをまとめていますので、気になっているVTuberが過去に炎上していないかなどを確認してみてください。

まずはにじさんじとは何かという部分から簡単に説明しておきます。

にじさんじとは「ANYCOLOR株式会社」という会社が運営している「にじさんじプロジェクト」に所属するバーチャルライバー(VTuber)グループのことを言います。

運営している会社は2021年5月までは「いちから株式会社」という社名でしたが、現在は「ANYCOLOR株式会社」に社名変更しています。

この会社が開発しているアプリのことも指しますが、SNSなどでのにじさんじといえば「にじさんじプロジェクト」やそれに属するVTuberということがほとんどです。

にじさんじに所属するVTuberが過去に起こした炎上事件や事故などの話に移ります。

にじさんじにの1期生で、VTuberを好きだという人は基本的に知っているというほど知名度の高いVTuberが月ノ美兎(つきの みと)さんです。同じくにじさんじ1期生のVTuberである樋口楓さん・静凛さんとともに「JK組」というユニットでの配信などもしています。

VTuberの月ノ美兎さんが炎上したのは前世(中の人)絡みです。VTuberの月ノ美兎さんの前世(中の人)は日発田実月花(しばだ みづか)さんという方だとされています。

「寸動犬」というTwitterアカウントで顔バレてしており、中の人発覚当初は可愛らしい顔立ちから中の人がバレた割に好印象を受けている人が多くいました。

しかしその中の人のTwitter裏アカウントにはにじさんじの配信を休めない愚痴や月収の安さ、特定の人物への誹謗中傷などが綴られていました。

その上、前世(中の人)に現在は破局済みらしいものの彼氏らしき相手がいたということが発覚し、その彼氏とのやり取りの中に卑猥な内容も見受けられたことなどもあって炎上事件になりました。

真堂雷斗(しんどう らいと)さんは、現在はにじさんじのメンバーではありませんが、ほんの一時期とは言えにじさんじと契約していました。真堂雷斗とは、大炎上を経て契約を4日で解除されたVTuberです。

真堂雷斗さんはその名前もTwitterなどでもトレンド入りするなどしたため、VTuberの炎上と聞くと「真堂雷斗」という人も多いのではないかと思います。

「真堂雷斗というVTuber」としてのルックスなどから当初から注目を集めていましたが、真堂雷斗さんの前世(中の人)を特定する特定班の仕事も早く、早々にVTuberとしての真堂雷斗さんの前世(中の人)が誰かということが分かり、そこから炎上が始まります。

真堂雷斗さんの前世(中の人)はhqquさんという人ですが、中の人がバレただけであれば大きく問題にはなりませんでした。実際、真堂雷斗さん以外で中の人がバレただけで大炎上する人は少ないです。

問題となったのは真堂雷斗の中の人であるhqquさんが過去に未成年飲酒や喫煙、オフパコをしていたことで炎上しました。

未成年飲酒や喫煙は犯罪ですし、それ以外にも契約違反があったようで、真堂雷斗としてのデビューから4日でのにじさんじとの契約解除と相成りました。

葛葉(くずは)さんは、元は個人勢としてVTuber活動をしていたのですが、スカウトを受けてにじさんじのゲーム配信グループである「にじさんじゲーマーズ」のVTuberメンバーとして活動を始めたVTuberです。現在は統合されて「にじさんじ」所属になっています。

葛葉さんも前世(中の人)が特定されており、やはりその中の人が原因で炎上しました。炎上した原因は、前世(中の人)が「そにろじ」さんという、放送中に暴言を吐くことでよく知られていた元ストリーマーだったようです。

プロゲーミングチームである「PENTAGRAM」のストリーマー部門に所属していたそにろじさんは、配信中の暴言が多く上からも指摘されていたもののスタイルを変える気はないなどの発言をしたことで解雇通知を受けています。

にじさんじ(ゲーマーズの頃を含む)に所属してからも、炎上するような発言も少なくありませんが、そにろじさんとして活動していた頃よりは少し落ち着いているようです。

椎名唯華(しいな ゆいか)さんというVTuberは、おっとりした様子の可愛らしいビジュアルのVTuberとして活動しています。椎名唯華さんもにじさんじゲーマーズとしてデビューし、現在はにじさんじの所属になっているVTuberです。

椎名唯華さんは、椎名唯華さんというVTuberとして、そしてVTuberである椎名唯華さんの前世(中の人)どちらも絡む内容で炎上しています。2020年4月28日に下記のようなツイートでリスナーに報告して、予定していた配信は中止していました。

以前からも椎名唯華さんは配信への遅刻や突然の配信中止があり、配信が予定通りおこなわれた場合は温かいコメントを送られることも少なくありませんでした。

しかし、その配信を中止する旨を告げたその日に、椎名唯華さんの前世(中の人)が男性とゲーム実況をしていたということが掲示板サイトにリークされました。

詳しく調べると椎名唯華さんの前世(中の人)には彼氏がいて、そのゲーム実況をしていた人は椎名唯華さんの前世(中の人)の彼氏なのでは、という憶測も広まり炎上することになってしまいました。

椎名唯華さんの前世(中の人)に彼氏がいるというだけであればまだ良かったのでしょうが、それが椎名唯華というVTuberとしての配信という仕事をおろそかにしていたという原因なのでは、ということが発覚してしまったので炎上したといえます。

にじさんじ1期生で前述した月ノ美兎さんと同じくにじさんじの1期生で「JK組」の1人なのが樋口楓(ひぐち かえで)さんです。樋口楓さんは前世(中の人)絡みではなく、Twitter上での誤爆が原因で炎上しています。

VTuberである樋口楓さんとしてのTwitterアカウントで誤爆したと思われるツイートは既に削除されていますが、スクショとして残していた人がいたことでその内容は広く知れることになりました。

樋口楓さんの公式ツイートのスクショにある「tknmk」とは月ノ美兎さんのことを指します。この事に対し、樋口楓さんは次のようにツイートで釈明しています。

とは言え、VTuberでなくても他人のスマホを勝手に触って勝手にTwitterに投稿するということ自体ほとんどありえるものではないことでもあります。

そのため、本来裏アカウントに投稿するつもりだったものを樋口楓さんのVTuber用の公式アカウントに間違えてツイートしたのではないかと推測されています。

樋口楓さんの公式アカウントでツイートした内容は問題視されるような誹謗中傷を含むものではないとは言え、VTuberとしての樋口楓さんとしてのイメージを壊しかねない内容ということもあり、焦りなどもあったのかもしれません。

2019年1月にデビューしたにじさんじのVTuberである夢月ロア(ゆづき ろあ)さんは、赤い髪とオッドアイ、魔界訛りと呼ばれる独特の可愛らしい訛りが特徴的なVTuberです。

その独特の訛りが原因で夢月ロアさんは同じくにじさんじ所属のVTuberだった金魚坂(きんぎょざか)さんとの間で揉め事が起き、それが原因で炎上事件に発展しました。

VTuberとして独特の世界観を出すための夢月ロアさんの「魔界訛り」と、生来の環境で無意識に出てしまう方言を「訛り」とする金魚坂めいろさんとのそれが似通ったものとなるため、金魚坂めいろさんに夢月ロアさんができる限り訂正して欲しいと求めました。

詳細は割愛しますが最終的に金魚坂めいろさんは秘密保持義務違反をしたということでにじさんじを卒業することになりましたが、長いことこの炎上事件の影響が続いたことで夢月ロアさんは2022年6月現在もVTuberとしての活動を休止しています。

樋口楓さんらと同じくにじさんじのVtuber1期生メンバーの一人である勇気ちひろさんは魔法少女という設定で、普段は10歳の少女の見目をしているVTuberです。魔法で本来の年齢の姿になったり少年の姿に変身することもできます。

この勇気ちひろさんは放送中の発言が原因で炎上事件が発生して、一時期活動を休止していた時期もありました。活動を休止する原因となった炎上事件は2020年11月、Apex Legendsの配信/ゲーム実況の放送をしていたときのことです。

野良のプレイヤーから「逃げろ」というチャットが送られてきたのですが、そのチャットが「胎動が偉そうだから逃げるのを止める」という旨の発言をし、結果としてチームが全滅する事態となりました。

その際に「逃げろ」ではなく「逃げてください」という内容であれば逃げたというような八つ当たりに近い発言をし、その放送中のコメントなどにも反抗的とも強気とも言える発言をしていました。

勇気ちひろさんはこの配信/放送中の内容が原因で炎上してしまい、活動を休止しています。現在は活動を再開していますが、その後も何度か炎上事件を起こしているVtuberです。

星川サラさんは2019年10月にデビューしたにじさんじのVTuberです。日本語が堪能な日英ハーフの女の子という設定です。

この星川サラさんは、VTuberとしての配信/放送中の発言が原因で炎上事件を起こしています。よく言っていたタピオカ屋さんでスタンプカードに、店員の人が背を向けているタイミングで空いているスタンプの押印欄を全部自分で押して埋めた、というのです。

すべて埋めれば次回無料、というスタンプカードで、次回利用しようと思っていったらその頃には潰れていた、と過去の笑い話として放送中に話していました。

スタンプカードを勝手に埋めるという、店への直接的な被害が出る可能性のある犯罪行為にも関わらず笑い話として放送したことに対し、当然ながら批判が殺到し炎上した事件となりました。

この発言は実際にそういうことをしたわけではなく、そういうこともできそうだという冗談での発言だったと後日の配信/放送で釈明しています。

とは言え、影響力のあるVTuberからそういった発言が出た事自体が不適切なことは事実で、その発言があった配信/放送のアーカイブは現在非公開となっています。

前述した夢月ロアさんと同じ日ににじさんじからデビューしたVTuberが郡道美玲(ぐんどう みれい)さんです。彼女が炎上したのは、その発言に嘘が多く、「嘘松」と言われたためです。

郡道美玲さんは男子校の女教師という設定でVTuberをしていますが、高校で男子生徒にVTuberだと身バレしたことを配信したことがありました。

リアリティ溢れる内容を長く詳細に話していたことから、リスナーもVTuberである郡道美玲さんの中の人も実際に先生(塾の講師なども含む)をしているのではないかと多くの人が信じました。いくつか内容を紹介していきます。

しかし、それから半年後の配信で、何故か郡道美玲さんは「高校教師でもなく年齢は26歳」と口にしました。

スプラトゥーン配信中のことだったのでゲームのプレイに疲れていたことで出た発言かもしれませんが、それにより半年前の内容は嘘だったのかと言うことがバレました。

このときは一緒にスプラトゥーンをプレイしていたVTuberを煽るような発言もあったことも炎上原因になっています。

他にもイタリア旅行中の配信のはずなのに日本の廃品回収車の音が聞こえたことで嘘とバレる、Twitterにあげたイタリア旅行の写真の朝食のヨーグルトの賞味期限で日付のズレが分かり嘘だとバレるなどもあります。

リスナーからの質問コーナーでも、男子中学生からの質問とも相談とも言えるものに対しアドバイスしたつもりだったようですが暴言と取れるような発言をしたことで炎上しています。

にじさんじの2期メンバーでビジュアルの鋭利な顎から「あご」と呼ばれるVTuberが剣持刀也(けんもち とうや)さんです。剣持刀也さんはTwitterでの発言と他のにじさんじのVTuberさんとのいざこざで炎上しています。

Twitterでの発言ですが、ちょうど受験シーズンで多くの中高生たちがピリピリしている中、上記のようなツイートを投下しました。ファンの間で「自ら厄落してくれた」というものと「こんなときに縁起が悪い」と賛否が分かれました。

『』で囲われているため、「めだかボックス」という作品のとあるキャラクターのネタ(『』内は本音の逆)だと思われましたが、ネタが分かっても不謹慎だということは変わらないと炎上した形です。

また、同じくにじさんじのVTuberの成瀬鳴(なるせ なる)さんの立ち絵を生配信の際に無断で使用していたこともありました。

成瀬鳴さんは立ち絵が2種類ある特殊なVTuberということもあり、無断での利用に抗議したことで無断使用した剣持刀也さんと葛葉さん側、ネタとして受け入れなかった成瀬鳴さん側とどちらが悪いかで賛否が分かれ炎上しました。

リスナー間でも賛否が分かれたことで、前述した三人のVTuberそれぞれが炎上しています。

考え方の違いが生んだ衝突でもあり、現在は和解しているものですが、本人は大きく問題と取られていなくても炎上する可能性があるというのは、やはり人気のVTuberだからなのかもしれません。

にじさんじVTuberの1期生の静凛(しずか りん)さんは、前述した樋口楓さんや月ノ美兎さんとともに「JK組」ユニットを組んでいるVTuberです。

事前情報として、FromSoftwareという会社が作ったゲーム(略してフロムゲー)では原則としてスーパーチャット(いわゆるスパチャ)を利用することができません。

そのため、静凛さんは、フロムゲーの配信前の予告枠/待機枠内でスパチャをオンにしていました。概要欄を見るように注意書きはあったものの概要欄には注意書きらしきものは一切ありませんでした。

最終的にその配信自体はスパチャなしの別の枠での配信に変えているものの、知っている人は知っている状態で軽く炎上しました。大炎上とまではいかなかったものの、ミスだったなどの謝罪はなかったようです。

不思議の国のアリスを思わせるビジュアルの、日英ハーフという設定のにじさんじ2期生の女の子が物述有栖(もののべ ありす)さんです。

物述有栖さんは、以前、配信中に物述有栖さんの中の人の彼氏が乱入してキスをしていた、という疑惑が出て炎上したことがあります。もともと物述有栖さんの中の人は実家暮らしで親さんが家にいることも当然ながら視聴者も分かっていました。

物述有栖さんが「親が来たから」と会話を一旦途切れさせたのですが、その際にマイクがキスの音を拾っていると物述有栖さんの配信を見ていた一部の視聴者が指摘したことが炎上した内容の疑惑の原因となりました。

日本人からすれば家族とキスをするようなことは欧米人でなければ殆どないという考えでもあるため、相手は物述有栖さんの彼氏ではとなるのも当然と言えば当然です。

物述有栖さんの彼氏の存在を匂わせられた、いわゆる物述有栖への「ガチ恋」勢の人たちがショックを受け、炎上事件に発展しました。

とは言え、物述有栖さんのマイクから聞こえた音はキスの音ではなく自身の唇同士が接触するいわゆるリップに近いものでした。

それに近いリップノイズは月ノ美兎さんもよく配信中に出ていて、物述有栖さんの場合もガセだ言う見解が強いです。現在、その件は和解しています。

渋谷ハジメさんはにじさんじ1期生の優しく柔らかい雰囲気が印象的なVTuberです。

渋谷ハジメさんはゲーム実況を中心におこなっていましたが、他のVTuberを煽る行為や上から目線の発言などが多くあったことから、渋谷ハジメさんに対し悪い印象を持っている人も少なくありませんでした。

それでもそれまでは大きな炎上となることはなかったのですが、渋谷ハジメさんの誕生日にアクリルキーホルダーのプレゼント企画を立ち上げた際、個人情報の取扱の問題から一気に大炎上しました。

渋谷ハジメさんは送付先の住所の収集を、運営の許可を得ることなくGoogleフォームを利用して個人情報の収集をし、その際に個人情報の取扱についての内容(プライバシーポリシー)を記載していませんでした。

それに焦ったのか渋谷ハジメさんは運営の方にその個人情報を丸投げしています。更には渋谷ハジメさんはその個人情報を削除したと言っていたにも関わらずデスクトップ上にその個人情報が残っていることが配信中にバレてしまいました。

そうして渋谷ハジメさんの大炎上につながったわけです。大切な個人情報の取扱を蔑ろにされたことが渋谷ハジメさんに対する炎上時の着火剤となってしまったわけです。

その後渋谷ハジメさんはTwitterでその旨の謝罪を述べていますが、1ヶ月の配信休止処分を受けています。渋谷ハジメさんも相当堪えたのか復帰したのは約3ヶ月後でした。

2020年4月ににじさんじのVTuberとして活動を開始した甲斐田晴(かいだ はる)さんは、過去に原住民を意味する「土人」という発言をしたことで炎上しています。

これは、同じくにじさんじVTuberの星川サラさんとの配信中に、大富豪をしたことがない人に対して発した言葉です。

「土人」は「その時に生まれて住んでいる人」という意味のほか、「未開の地で原始的な生活をしている原住民のこと」も指します。

それもあって「土人」自体が差別的な意味を持つ用語です。ゲームを知らない人の比喩であっても不適切なことは変わりません。それもあってにじさんじ側から1週間の配信休止命令を受け、謝罪配信もおこなっています。

エルフのえるさんは、エルフの国からきた「える」という通称で、にじさんじ1期生のVTuberとしてデビューしています。VTuberとしてのフルネームはもっと長いのですが、そちらについては割愛します。

そのエルフのえるさんは、配信中に放送事故を起こしてしまいました。生配信が終わってから、ライブを切り忘れてしまっており、その際に職場のLINEグループが画面上にさらされてしまったのです。

この際に職場と中の人の実年齢が19歳だということがバレてしまった形です。この配信のアーカイブはなく、この件では炎上はしていません。

ちなみに、VTuber界で「エルフの森」という「エルフのえる」さんの故郷であるエルフの生活領域を示すものを他のVTuberが、SNSなどでの炎上とは違う意味で文字通り炎上させています。

VTuberの炎上理由などは様々です。この記事はにじさんじの人気のVTuberなどの炎上などについての簡単な確認などに利用してみてください。