2022年12月08日更新
iPhoneの充電音の変え方/変更方法!充電完了の通知音も設定できる!
iPhoneの充電音を変更したいと思っても、設定画面からの変え方はなくどうすればいいか分からない人も多いです。iPhoneで充電音を変更したい場合はショートカットを利用した変え方を活用します。この記事ではそのやり方を解説していきます。
iPhoneの充電音の変え方/変更方法
iPhoneの利用頻度にもよりますが、少なくとも充電なしに利用することはできません。そのiPhoneの充電をする際、ポンと通知音が鳴ります。
iPhoneの充電音は変えることができる?
この充電音/充電開始時の通知音を自分の好きなものに変更したいと考える人も少なくないですが変更することがそもそも可能なのかという疑問を抱えている人も多いでしょう。
iOS14以上で変更可能
iPhoneの充電音/充電開始時の通知音を変更したい場合、OS14以上にiPhoneをアップデートしてあれば設定することができます。
iPhoneの充電音の詳しい変更方法は後述しますが、同じやり方を利用することで充電が完了した際の通知音の設定も変更することができます。
iPhoneの充電音の変え方/変更方法
iPhoneの充電音の変え方/変更方法の説明に移ります。充電音は基本充電開始時音ですが、充電終了音についても変更可能です。
いずれの充電音の場合も、YouTubeで利用したい音源を取得し、それをiPhoneのショートカットアプリで充電音に変更・設定するというものです。
使用する音源を画面収録してトリミングしておく
まずはiPhoneの充電音/充電開始時の通知音として使用したい音源を、iPhoneの画面収録を利用して録音し、動画の編集でトリミングをした上で充電音として活用します。
YouTubeなど動画や音楽を視聴できるものがでiPhoneの充電音/充電開始時の通知音として変更したい動画の選択方法として有用です。
なお、YouTubeなどを画面収録で保存した場合、その音源を再配布することは著作権の関係でNGです。自身の充電音/充電開始時の通知音の変更のみに活用してください。
画面収録したものを充電音/充電開始の通知音として利用/変更することが不安であれば、できれば著作権フリーの利用したい音源を自身で用意して、それをトリミングするなどして調整し、iPhoneの充電音/充電開始時の通知音に使いましょう。
今回はYouTubeで充電音を画面収録で録音して活用する方法で説明します。
まずはYouTubeをアプリなど動画を再生できるアプリやサイトを開き、iPhoneの充電音/充電開始時として利用/変更したいものを再生してください。
画面収録機能を利用してiPhoneの充電音として利用したい音の保存をします。画面収録はコントロールセンターのボタンをタップして実行してください。
なお、コントロールセンターに画面収録のボタンがない場合は設定アプリの「コントロールセンター」で含まれているコントロールの方に「画面収録」を追加しておいてください。
YouTubeで再生している音で利用したい部分の画面収録が終わったら左上に表示されている時間が赤い背景になっているためタップし、「停止」をタップして画面収録を完了させます。
上記のように画面収録が完了した通知が表示されればOKです。
保存した、変更したい充電音用のスクリーンショット動画は写真アプリの「画面収録」から確認できます。
iPhoneの充電音に変更/設定したい画面収録の動画を選択して、充電音として利用/変更する部分のトリミングのため、「編集」をタップします。
下側に表示されているシークバーの左右にある「〈」と「〉」を動かして、音楽を再生し内容を確認しながらトリミングしたい範囲に設定します。
右下にあるチェックマークをタップします。
「ビデオを保存」をタップしましょう。これでiPhoneの充電音として利用する音源の準備は完了です。
ショートカットアプリから設定
次にこの音をiPhoneの充電音に変更する方法を説明します。充電音を利用するための設定から、充電音を変更する設定までiPhone内にあるショートカットアプリが必要ですので、まずはショートカットアプリを開きましょう。
インストールされていない場合は下記リンク先からiPhoneにインストールしておいてください。
音源をBase64という形式にショートカットを作成して変換
最初におこなうのはiPhoneの充電音として利用する音源のエンコードです。ショートカットアプリを起動したら「+」をタップしてください。
ショートカット名を任意の名前(「Base64へのエンコード」など)に変更します。
「アクションを追加」をタップします。
利用したいショートカット内容がないため、「App及びアクションを検索」に「写真を選択」と入力してください。
すると「写真を選択」の項目が表示されます。ここをタップしましょう。
「写真を選択」が追加されたら、画面下にある「App及びアクションを検索」をタップします。
検索欄に「メディア」と入力したら、結果として表示された中から「メディアをエンコード」を選択してください。
「写真をエンコード」の状態で表示されるため、その横に表示された「>」ボタンをタップしてください。
「オーディオのみ」をオンにしましょう。
音源の変更のためには、音源そのものをBase64という形式に変換するため、ショートカットを作成する必要があります。先程の流れの続きで、再び下にある検索欄をタップし、「エンコード」を検索したら「Base64エンコード」を選択してください。
次のアクションの提案に「クイックルック」があるため、そちらをタップしましょう。
もし表示されていない場合は「ルック」で検索して「クイックルック」をタップしてください。
右上にある「✕」をタップで変換のためのショートカットの作成が完了します。
ここからが充電時に音源を変更する準備になります。ショートカットアプリに追加された、先ほど作成したショートカットをタップします。
メディア一覧が表示されるため、先程トリミングした音源を選択してください。
英数字の文字列が表示されます。この文字列が後々必要となりますので、右上の共有ボタンをタップしましょう。
「コピー」をタップします。
コピーができたら「完了」で画面を閉じてください。ここまでは充電時に利用する音源の準備方法で、この時点ではまだiPhoneの充電音を変更することはできていません。
充電時に音源を再生する設定
ここからが充電時に音源を変更する準備になります。ショートカットアプリで画面下部真ん中のオートメーションを開き、「個人用オートメーションを作成」をタップしましょう。上記の画面にならない場合は右上に「+」があるためそちらをタップしてください。
新規オートメーション作成画面になります。少しスクロールして「充電器」をタップしましょう。
「接続されている」を選択した状態で「次へ」をタップします。
「アクションを追加」をタップしてください。
「テキスト」を入力し「テキスト」を選択します。
テキストの入力欄を長押し、「ペースト」をタップして、先程コピーした文字列を貼り付けてください。
キーボードを閉じて、画面下部の検索欄をタップしてください。
「base64」を検索して「Base64エンコード」を選択しましょう。
「エンコード」部分をタップしてください。
「デコード」をタップしましょう。
次に「サウンド」を検索して「サウンドを再生」をタップします。
これで充電時に鳴る音の変更設定の準備ができました。「次へ」をタップしましょう。
「実行の前に尋ねる」をオフにします。確認画面が表示されるため「尋ねない」をタップしましょう。
「完了」をタップすればiPhoneの充電音の変更が完了します。このオートメーションが作成できればiPhone充電時に設定した音が鳴るようになります。
なお、ショートカット機能で充電音を変更した場合、通常のiPhoneの充電音も鳴ることは変わりません。そちらの音を設定などから消すことはできませんので、デフォルトで鳴るiPhoneの充電音を消したい場合はサイレントモードを利用してください。
充電完了の通知音を設定する手順
なお、iPhoneの充電完了の通知音を設定したい場合は、新規オートメーション作成時に「充電器」を選択し「接続解除されている」を選択する必要があります。
それ以外の設定に関しては充電音/充電開始時の通知音の設定と同じように設定すれば問題ありませんので、前述の流れを参考におこなってください。
最後に
iPhoneの充電音や充電完了の通知音の変更は、音源を準備してiPhone内にあるショートカット機能を活用することでできるようになります。
少し手順は難しいですが、説明した流れでiPhoneの充電音/充電開始時の通知音のなどの変更ができるため、順を追って設定してみてください。