Twitterの定期ツイート/自動ツイートのやり方や解除方法・おすすめアプリまとめ

現代の広告運用を考えたときにSNSのサービスを利用したビジネスのやり方はもはや外せません。これまでは、ビルのてっぺんに大きな広告を設置したり、テレビCMを打ったり、デパートの壁に大きな垂れ幕を用意したりして、顧客にアプローチをしてきました。

SNSの無かった時代は、そのようにひたすら目立たせることが顧客との接点を持つ最も効果的な方法として考えられていたのです。

しかしながら、旧時代の広告運用のアプローチのやり方は、売りたいモノやサービスが、ターゲットとしている顧客にちゃんと届いているのかが不明瞭で、かつアプローチする必要の無い層のユーザーに対しても結果的に広告費をかける形になっていました。

その後、インターネットが登場し、webがより深く広くなり、PCが安価になりスマホが広く普及し指示されるようになることで、インターネット広告によるモノやサービスの宣のやり方に注目が集まるようになりました。

インターネット広告は、現在はGoogleの成長と共により精度増して成長してきたと言っても過言ではありません。現在Googleが提供しているchromeに始まる検索のアルゴリズムは、ユーザー一人ひとりの行動を把握し、趣味趣向を理解するまでに至ります。

そのGoogleのアルゴリズムを利用して便乗するようなやり方で、インターネット広告もユーザー一人ひとりの行動や趣味趣向に合わせて広告を自動で選別し投稿するまでになっているのが、現在のインターネット広告のやり方であり、取れる方法です。

そして現代では、冒頭でもお話した通りSNSを利用した広告投稿のやり方が登場し、よりユーザーの行動や趣味趣向に特化した広告投稿が自動行える方法がサービスとして成立している世の中なのです。

例えばInstagramを見てみると、自分の好きなスポーツの投稿を中心に検索してみていたとするでしょう。すると、次に検索画面を見たときに、そのユーザーに対しておすすめされる投稿は、そのユーザーの好みのスポーツの投稿が中心になっています。

このように、ユーザーの行動を学び、自動でそのユーザーの好みに合わせた投稿が自動で設定されているのです。

このようにSNSの特性を利用して、ユーザーの趣向に合わせた広告を適宜自動で投稿できたとき、しかもその投稿された広告からどれくらいの顧客が、購入やサービスの申し込みに至ったのかを検証できたらどうでしょうか？

従来の目立つばかりの大量広告とは違い、より高い広告効果を狙った運用が可能になってきます。そして、新たな広告運用のためにおすすめなのが、Twitterを使った広告運用です。

この記事ではTwitterの自動ツイートの方法をご紹介します。Twitterという短文でのコミュニケーションSNS上で、自動で広告が、しかも無料で投稿できたらすごくいいと思いませんか？

この記事ではそのやり方や設定方法、サービスの利用方法などをご紹介していきます。

では、定期ツイートを設定して、Twitterアプリ利用者に広告を投稿し始める前に、まずはTwitterの定期ツイート機能のメリットとデメリットについてしっかりと把握しておきましょう。

いくら無料サービスの機能だからといって、周りの言うのおすすめやり方の通りに定期ツイートを設定してしまうのはよくありません。

そのやり方で良い成果が出ればまだ良いですが、あまりに不評でTwitterでも定期ツイートがネタにされて炎上してしまったら取り返しがつきません。

ですので、メリットとデメリットについてしっかり認識してから、しっかり定期ツイートの設定やり方を考えて進めていくことが大切です。

まず、定期ツイートを利用する上でのメリットについて考えていきます。

メリットはまず、定期的にツイートで広告を拡散する手間を大幅に省けることが挙げられます。この効果は大きいです。

もし手動で行おうとすると、それこそ専門で実施する人間を用意する必要が出てきます。その分の人件費だけを考えても相当なコストです。

また、この定期ツイートはそもそも無料で使えるサービスということも大きいです。コストを最大限に抑えつつ広告運用を打てるというのは実に便利です。

また、コスト面だけでなく、定期ツイートを使って、投稿時間や紹介する商材やサービスによって、一度の定期ツイートでの投稿でどれくらいの広告効果を得られるのか検証することが可能です。

それにより、定期ツイートをする前と後で、購買ボリュームにどれくらいの変化があるのかをチェックし、次の定期ツイートにも活かせます。

他にも、定期ツイートによって他のユーザーがどのような感想を持っているのか、他のユーザーのツイートを見ることでどのような感想を持っているのか、FBを得ることも可能です。

このように、定期ツイートでの広告投稿は、コストパフォーマンスに優れるだけでなく、自社のブランディングをより活かすための分析や検証にも役立てることができます。

このような得られる情報を想定して、定期ツイートを使ってどのような層にアプローチをかけていきたいのが、よくよく考えることで定期ツイートの広告効果の最大化を狙うことが可能になってきます。

では、逆にデメリットは何でしょうか？

それは、手軽であるがために、必要以上に広告を投稿してしまい、そもそもターゲットに飽きられてしまう。最悪の場合は疎ましく思われてしまうことでしょう。

ターゲットにしているユーザーに対して、何回もアプローチをして接点を多く持つことは、商品の購入やサービスの申し込みに対してユーザーのモチベーションを上げる手立てとしては有効です。

しかも、それについては明らかな統計結果も出ているくらいです。しかし、何度も同じ広告が自分のタイムライン上に何度も登場すると、飽きたり、しつこいな、という風に嫌な気持ちになってしまいますよね？

これでは、商材の購入やサービスの申し込みなどに対してユーザーのモチベーションが上がりません。モチベーションが上がるどころか、拒否の気持ちが高まってしまいます。

挙句、この定期ツイートしつこいよね？という風にユーザー同士で共有され、炎上してしまう事態になりかねません。そうなると、商材やそのサービスだけでなく自社のブランドが大きく傷つき、そこから復活するのは至難の業です。

ですので、いくら手軽に定期ツイートが設定できるといっても、広告として投稿する場合はある程度仮説をもって1回1回大切に効果検証を実施する。

もしくはバリエーションを豊富にそろえ、ユーザーへのアプロ―チに変化を持たせながら実施していくことがおすすめです。

では、定期ツイートができないときはどのようにしたらよろしいでしょうか？

本記事では、定期ツイートを実施するにあたっておすすめの無料定期ツイートアプリとその設定をご紹介していきます。

その中で、定期ツイートが上手くいかない場合は、そのアプリ毎に調べて頂いて、それぞれで解決して頂ければと思いますが、中にはネット上に口コミも少なく、すぐに解決に至らない例もあるかもしれません。

ただ、定期ツイートの設定トラブルであれば、それぞれのアプリ毎に解決策を模索する必要があるかもしれませんが、どの定期ツイートアプリでも一概に言える対処方法があります。

まず、1つ目はスマホだったり、PCだったり、定期ツイートを行おうとしているデバイスを再起動させることです。

もしかしたら他のアプリのプログラムが定期ツイートのアプリに干渉してしまっていて、上手くいかないのかもしれません。再起動させることで、プログラムが正常に動作する可能性もありますので試してみる価値はあります。

2つ目は、定期ツイートアプリを一度アンインストールした後、再度インストールしなおすことです。これも1つ目の対処法に近いですが、もしかしたら定期ツイートのアプリが正常にインストールされておらず、上手く動作していないのかもしれません。

これらを実施してみて、まだ定期ツイートに不具合が生じるようであれば、各定期ツイートアプリ毎に不具合の解消方法を調べて実践してみることも手かもしれません。

では、定期ツイートを利用したとして、設定した定期ツイートを解除することはできるのでしょうか？

答えはもちろん「イエス、解除できます」です。さすがに一度設定した定期ツイートが、未来永劫ツイートされ続けるなんてことはありません。ちゃんと解除することが可能です。

ですので、定期ツイートでの広告運用の施策を実施する場合には、どのタイミングで定期ツイートを解除するか、ということもよくよく戦略的に練ってから実施しましょう。

運用開始から解除まで、明確に線引きをしてから始めないと、最悪の場合解除できなくなり炎上に至ることも考えられます。

もし解除の線引きに限らず、きちんと戦略を練ってから始めないと、定期ツイートをどこで区切って良いのか分からず、結果的にツイートの垂れ流しになり炎上に至ることも考えられます。

「もうちょっとやってみよう」「明日もとりあえずやってみよう」という繰り返しをして解除を先延ばしにするスパイラルに陥らないためにも、いつ、どのタイミングで解除にするのか？解除のタイミングまでしっかり練ってから実施することがおすすめです。

では、ここからいよいよおすすめの自動ツイートアプリをご紹介していきます。どれもこれも基本無料の自動ツイートアプリなので、ぜひ参考にしてみて頂ければ幸いです。

まず、無料の自動ツイート設定、1つ目はtwittbotです。こちらはウェブ上でサクッと設定できて簡単で分かりやすいです。

このtwittbotは、Twitterアカウント上で自動でツイートしてくれるロボット（bot）を作成してくれ、そこから自動ツイートを行う、という仕組みです。

まずは、chromeで「twittbot」と検索してみましょう。検索TOPに出てきますので迷わずクリック。そしてログインをクリックします。

しかしこのときに、自動ツイート用にbotを設定するTwitterアカウントでログインができていることが前提です。もしアカウントが他のものになってしまっていた場合は今のうちに変更しておきましょう。

次に、botを作成する、自動ツイートを発信するアカウントを、このtwittbotと連携させます。

該当箇所をクリックして連携させましょう。

Twitterアカウントとtwittbotが無事に連携したら、サイト上部のタグ「時間指定」をクリックします。

そうすると、上記のような画面に遷移しますので、投稿したい日時、内容を入力し、「つぶやき追加」をクリックすれば、これだけで自動ツイートが開始されます。

続いての無料自動ツイート機能はMAKEBOTです。こちらは有料版もありそちらの方が自由度が高い設定になっておりますが、実験的に使用するのであればまずは無料版でも差し支えないでしょう。

まずはGoogleで「MAKEBOT」で検索します。検索結果TOPに出てきますので迷わずクリックします。

次に、本サイトのログイン画面に遷移します。初めての方は新規登録から始めましょう。こちらはメールアドレスの認証だけで済みますので非常に簡単です。

次に、ツイートのためのbotの作成の手順が紹介されます。こちらもbotを作成して自動ツイートを実施していきます。

自動ツイートを行うアカウントの認証を行い、自動ツイートの日時などの設定を行って、最終チェックをして完了という3ステップで完了です。これもそれほど難しいことはありません。

MAKEBOTのチュートリアルに沿って入力していけばすぐに完了です。

自動ツイートを行う前、Twitterの認証を行う前に上記のようにつぶやき元の設定を行う必要があります。こちらは指示に従ってつぶやき元の設定を行っていきましょう。

続いての無料の自動ツイートアプリですが、「AutoTweet」になります。こちらは基本的にはすべて無料のものとなっております。有料との区分けが無い分、使い勝手はよさそうです。

しかしながら使い勝手の感想や自動ツイートの精度などは口コミに譲ることにします。

まずはGoogleで「AutoTweet」で検索します。検索結果TOPに出てきますので迷わずクリックします。TOPページに遷移すると、やや見ずらいかもしれませんが、Twitterとの連携ボタンがありますのでそこをクリックします。

次に、自動ツイートしたい日時と、ツイートしたい内容を記入していきましょう。このAutoTweetは基本無料でありながら、自動ツイートできる設定の本数がとても多いです。

自動ツイートしたい本数が多い、という方にはうってつけかもしれません。

自動ツイートした日時と、内容が入力したら、「設定完了」をクリックします。これで自動ツイートの設定は完了です。

他と比べてみると、こちらのAutoTweetはすべて無料というのがありがたいですね。もしかしたらこれ1本ですんなり解決できてしまうかもしれませんね。

Twitterの定期ツイートをここまで紹介してきました。ここまで紹介すると、実際の投稿したい内容について、写真の画像や、PR動画も自動でツイートできるの？という疑問が聞こえてきそうです。

確かに、自社の商材やサービスに対して、より直感的で具体的なイメージをユーザーには持ってもらいたいですよね。そのためにはできるだけ写真などの画像やPR動画で、言葉よりもイメージを植え付けたい。

ブランディングしかり、ユーザーの購買行動を喚起させるためには有効な手立てだと思います。

しかし、これまでご紹介してきた自動ツイートの手法についてはそれが可能なのでしょうか？ここではその点について回答したいと思います。

まず、回答として、写真の画像やPR動画を自動ツイートに載せることは可能です。

これはTwitterでの通常のツイートを考えてみて頂ければわかると思うのですが、通常のツイートでも写真の添付や動画の添付というのは可能ですよね？

自動ツイートというのは、作成したbotに我々の代わりに働いてもらって、ツイートをしてもらうという機能です。ですので、このbotも我々と同じようにツイート自体は行うのです。

ですので、自動でツイートする内容に写真や動画を盛り込んでおけば、あとは自動でbotがツイートしてくれるというわけです。

では、どのように画像や動画を設定すれば、自動ツイートで一緒にツイートできるのでしょうか？恐らく、これまでに紹介したサイトたちでは、親切に画像の添付はこちら、動画の添付はこちら、という風に案内な無かったと思います。

そのためここは自身でひと手間加えて、投稿内容に盛り込む必要があるのです。

そのひと手間というのが、ツイートに載せたい画像や動画を文字化して、投稿内容本文に一緒に入力するという方法になります。

もともと、通常のツイートは親切に添付ボタンという風に分かりやすく表示されてましたが、もともとは画像も動画も文字に変換してアップロードされるものなので、やり方は違うかもしれませんが、アップロードの手法自体は一緒なのです。

ここではその文字化する方法は割愛させていただきますが、ネットで調べて頂ければすぐに出てきますのでぜひ参考にしてみてください。

最後に、Twitterの定期ツイートでは時間指定はできるのか？という問いについてです。

回答としましては時間指定はもちろん可能です。

これまでご紹介してきました、各自動ツイートのサイトたちも、基本的には全て時間指定に対応しています。

ですので、操作方法や設定の本数は違うかもしれませんが、基本的には時間指定で自動ツイートを発信することは可能です。

マーケティング的な見地から申し上げれば、広告を打ちたい商材やサービスなどが、ユーザーにとって一番購買行動を起こしやすい時間、というものが存在するはずです。

そのある種のゴールデンタイムを見つけるためにも。自動ツイートを駆使して効果検証を行うことをおすすめします。