2019年05月19日更新
iPhoneで動画編集する方法!不要シーンを削除するには?
iPhoneがあればいつでも好きなときに動画を撮ることができます。でも後で見直すと、編集したい、この部分を削除したいと思ったことはありませんか?ここではiPhoneの動画編集アプリを使って様々な動画の編集方法を紹介します。
目次
iPhoneの動画編集アプリの写真Appとは?
iPhoneで撮影した動画は、動画編集アプリの写真Appを使用することで好きな位置から動画を再生できたり、切り取ったりすることができます。また、編集した動画を新規動画としてiPhoneに保存することもできます。
iPhoneの写真アプリで動画の編集も可能
iPhoneに標準搭載されている写真アプリは写真だけでなく、動画の編集も可能です。iPhoneで撮影した動画を編集して、不要シーンを切り取ることができます。
iPhoneの動画編集アプリの写真Appでのカット方法
iPhoneで撮影した動画の開始・終了位置をずらしたり、iPhoneから動画を送信する際に、編集をして不要シーンを切り取ることができる写真App。
iPhoneから撮影した簡単な動画の編集であれば、このアプリで十分に対応できます。
手順
iPhoneで撮影した動画を、iPhoneの写真App内で編集する方法を説明します。
写真アプリで動画を表示する
iPhoneの写真や動画を新規保存した時に保存される先が写真Appです。このマークをタップします。
編集ボタンをタップする
iPhoneで撮影した動画の中から編集したい動画を選択し、右上の「編集」をタップします。
切り取る開始位置と終了位置をドラッグして決める
編集をタップすると、下のクリップ(動画のコマ)が出てきます。その両端を指でドラッグさせると同時に黄色い枠が表示されます。
指を使って、動画の開始位置と終了位置をドラッグしながら好きな位置に調節していきます。また、長押しするとさらに細かいコマが表示されますので、細かくドラッグして調節していきます。
不要シーンを削除する
動画の開始位置、終了位置が決まったら「完了」をタップします。これで黄色い枠の部分だけを切り取ることができました。
新規保存か上書き保存で保存する
iPhoneに新規保存したい場合は「新規クリップとして保存」をタップ。上書き保存したい場合は「オリジナルをトリミング」をタップします。上書き保存を選ぶと編集前の動画は復元できなくなるので注意してください。
iPhoneの動画編集アプリの写真Appを使用する際の注意点
iPhoneに標準搭載されている写真Appですので、編集できる幅は限られています。どういう編集をしたいかによっては、iPhoneの写真Appでは編集できない場合があります。
高度な編集はできずトリミングのみ
iPhoneに標準搭載されている写真Appでの編集は、開始位置と終了位置を切り取るだけで、途中の不要シーンだけを切り取ることはできません。またBGMを付けることもできません。iPhoneの写真Appだけでは思うように編集できないと思う人も多いようです。
iPhoneでiMovieを使って動画編集する方法
iPhoneの写真Appでは動画編集の限界がありましたが、AppleのアプリにあるiMovieを使えば、iPhoneからの編集の幅も格段に増え、クオリティも高くなります。写真Appでは不可能だった編集機能がiMovieにはたくさんあります。
iMovieとは?
動画編集と聞くと、難しいイメージを持たれるかもしれませんが、このiMovieはiPhoneを使って簡単にクオリティの高い動画編集が可能になり、プロモーションビデオや映画まで作成することもできます。
当初は有料でしたが、2017年4月19日から無料でiPhoneにダウンロードできるようになりました。
iMovieの使い方
上動画はiPhoneで撮影した動画をiMovieで編集したものです。ここではiPhoneを使ってiMovieの基本的な操作を説明していきます。
編集したい動画を選ぶ
iPhoneにインストールされたiMovieのアプリをタップします。
「プロジェクト」の中にある「プロジェクトを作成」をタップします。
新規プロジェクトの「ムービー」をタップします。
画面下に表示されている「ムービーを作成」をタップします。
上真ん中の「+」をタップします。
「ビデオ」をタップします。「ビデオ」はiPhoneで撮影した、ダウンロードしたすべての動画が入っています。
iPhoneから撮影した編集したい動画を選択し、タップすると、上写真のように表示されるので「+」をタップします。
選択した動画が表示され、編集開始となります。
トリミング
クリップ(動画のコマ)をタップすると黄色い枠が表示されます。
不要シーンの開始位置をセンターラインに合わせます。
センターラインに沿って指をスライドさせると動画を切り取ることができます。
同じように不要シーンの終了位置をセンターラインに合わせて、クリップ(動画のコマ)をタップして黄色い枠を表示させます。矢印の方向に指をスライドさせると不要シーンが独立します。
不要シーンをタップし、黄色い枠を表示させて「削除」をタップすると不要シーンは削除されます。
切り取られた動画と動画の間にマークがあります。そこをタップすると上写真のようなマークがいくつか表示されます。これは切り取られた動画同士をうまく繋げてくれる機能です。左上の「完了」をタップするとiMovie内に新規に保存されます。
動画の結合
上写真にある「+」をタップし、他の動画を選択することで、iPhoneで撮影した別の動画を挿入することができます(上写真・黄色い枠)。
動画同士はドラッグさせることによって順番を変えられるので、下にあるマークを使って結合部分を編集しましょう。
テロップの挿入
クリップ(動画のコマ)をタップして黄色い枠が表示されるので、テロップを入れたい開始位置と終了位置を決めて動画を分割させます。その後「T」マークをタップします。
テロップ表示のパターンがいくつか出てきますので、好きなバージョンを選択します(上写真は「標準」を選択しました)。
入れたい文字を入力します。絵文字も入力することができます。入力し終わったら、テキスト入力の「完了」をタップします。
分割した動画の範囲内でテロップが表示される編集が完成しました。また、テロップのパターンを組み合わせたり位置を変えたりすることもできます。編集したテロップは、いつでもプレビューで確認することができます。
BGMをつける
- iMovie搭載のBGMをつける場合
上写真の右下にあるマークをタップします。
動画の雰囲気に近いテーマを選択しタップします。
「▶」をタップするとプレビューとしてBGMを確認することができます。
- iPhoneでダウンロードしたBGMをつける場合
自身でiPhoneにダウンロードした音源をBGMとして挿入したい場合は上写真の「+」をタップします。
iphoneにダウンロードした音源が入っている「オーディオ」をタップします。
好きなBGMを選択します。Youtubeにアップする際は著作権があるBGMは使用できませんのでiPhoneに搭載されているフリーの音源かフリー著作権の音源を使用してください。
動画内の音を調整する
iMovieではBGMの他にiPhoneで撮影した動画内の音を消したり、音量を調節することができます。
クリップ(動画のコマ)をタップし、黄色い枠を表示させて上写真の音量マークをタップします。
指をスライドさせて音量の調節をします。「▶」をタップするとプレビューとして音量を確認できます。
BGMをフェードイン、フェードアウトさせたい場合
BGMを選びます。(iPhone内のオーディオからでもOKです)
緑のBGMバーをタップし、黄色い枠を表示させたら上写真の音量マークをタップします。
「フェード」をタップします。フェードとは「徐々に」という意味で、BGMに関して言うと「徐々に大きくなる=フェードイン、徐々に小さくなる=フェードアウト」といったイメージです。
「▼」を指でドラッグさせてフェードインの長さを調整します。
フェードアウトも同様に「▼」を指でドラッグさせて調整します。
動画内の音声を消したい場合
クリップ(動画のコマ)をタップし、黄色い枠を表示させて下の「切り離す」をタップします。
すると「ビデオ」という音声だけの青いバーが表示されます。iPhoneで撮影した動画と音が切り離されました。
「ビデオ」をタップし、黄色い枠を表示させ、「削除」をタップします。
iPhoneで撮影された動画内の音声が削除されました。