2019年08月29日更新
iPhone/iPadのメモをMacと同期する方法【iCloud】
仕事のアイデアや買い物リストなど、思いついた時にiPhoneのメモに入力し、後からメモに入力した内容をMacで見ることができれば大変便利です。今回は、iPhone/iPadとMacのデバイス間でメモを同期させるための方法をご紹介します。
目次
- 1iPhone/iPadのメモはMacと同期できる!
- ・同じApple IDでログインしているデバイス間で同期される
- 2iPhone/iPadのメモをMacと同期する方法〜Apple ID〜
- ・Apple IDを作成する
- ・Apple IDの作成方法
- 3iPhone/iPadのメモをMacと同期する方法〜iCloud〜
- ・iPhone/iPadでiCloudをオンにする手順
- ・MacでiCloudをオンにする手順
- 4iPhone/iPadのメモをMacと同期する方法〜同期設定〜
- ・iPhone/iPadでiCloudの同期設定をする手順
- ・MacでiCloudの同期設定をする手順
- 5iPhone/iPadのメモをMacと同期できない時の対処法
- ・Apple IDでサインインし直す
- ・端末の再起動
- ・合わせて読みたい!iPhone/iPadに関する記事一覧
iPhone/iPadのメモはMacと同期できる!
メモは、仕事のアイデアを書き出したり、買い物リストを作ったりするのに活用できるツールです。中でも、Apple社純正のメモアプリは、iPhoneやiPad、Macなどのデバイス同士でメモを同期をすることができるので大変便利です。
例えば、普段Macで仕事をしている人が、通勤中に電車の中で良いアイデアを思いついたとします。職場に着くまでの間にアイデアを忘れてしまってはもったいないので、iPhoneのメモアプリに思いついた内容のメモを入力します。
職場に着くと、先程入力したメモがMacのメモアプリに同期されているので、すぐに仕事にとりかかることができるのです。
このようにデバイス同士で同期をすることができれば大変便利ですので、メモを使わない手はありません。では、どのような方法でデバイス同士を同期することができるのでしょうか。
同じApple IDでログインしているデバイス間で同期される
iPhoneやiPadのメモは、Macと同期をして内容を共有することができます。そのためには、デバイス同士が同じApple IDでログインしていることが条件となります。
各デバイスのApple IDが異なれば、メモなどの同期をかけることができません。iPhone、iPad、Macなどのデバイスを新たに使い始めるときには、同じApple IDを使用するのがオススメです。
そうすれば、メモをデバイス間同士で同期させることができますので、大変便利に使用することができます。
iPhone/iPadのメモをMacと同期する方法〜Apple ID〜
iPhoneやiPadのメモをMacと同期する方法をご紹介します。まずは「Apple ID」を作成しましょう。
Apple IDは、iPhoneやiPadとMacなどのデバイス間を同期させる他に、App StoreにてiPhoneやiPadのアプリのインストールや、Apple Music、iMessageなどの使用時にも必要です。
Apple IDを作成する
まずは、Apple IDを作成します。Apple IDは、iPhone/iPadやMacから作成することができます。iPhone/iPad、Macのログイン画面か、AppleのホームページでApple IDを作成することが可能です。
Apple IDの作成方法
これから、Apple IDの作成方法についてご紹介していきます。iPhone/iPadを使用する場合と、Macを使用する場合の2つの方法をご紹介します。
iPhone/iPadでApple IDを作成する
iPhone/iPadでApple IDを作成することができます。もしもApple IDをお持ちではない場合は、iPhone/iPadのApple IDを入力する画面で「Apple IDをお持ちでないか忘れた場合」をタップし、Apple IDを作成します。
MacでApple IDを作成する
MacでApple IDを作成する場合は、iCloudのApple ID入力画面の「Apple IDを作成」よりApple IDを作成が可能です。以下のApple IDの管理サイトからもApple IDを作成することができます。
iPhone/iPadのメモをMacと同期する方法〜iCloud〜
iPhone/iPad、Macなどのデバイス間で同期をするためには、iCloudをオンにする必要があります。Apple IDを作成したら、iPhone/iPadとMacでそれぞれiCloudにサインインをしていきます。
iPhone/iPadでiCloudをオンにする手順
まずは、iPhoneやiPadでiCloudをオンにする方法をご説明します。
設定アプリを開く
まず、iPhone(iPad)の設定アプリを開きます。
iCloudへサインイン
次に、iPhone(iPad)にサインインをタップします。
この画面が出たら、Apple IDを入力します。
続けてパスワード入力画面にパスワードを打ち込みます。
iPadやMacなどのデバイスを持っている場合はiPadやMacに「Apple ID確認コード」が届きます。「Apple ID確認コード」は6桁の数字です。Apple ID確認コードが届かなかった場合については、後ほど説明します。
パスコードを入力する
iPhoneやiPadで画面ロック解除時のパスコードを使用している場合は、パスコードを入力する画面が出てくるので、入力します。
iCloudにSafari、リマインダー、連絡先などのデータを保存する場合は「結合」をタップします。後から同期するものをじっくり確認したい場合は「結合しない」をタップします。後ほど、個別に同期設定が可能です。
Apple ID確認コードが届かない場合
万が一、Apple ID確認コードが届かなかった場合は「コードが届いていない場合」をタップします。
新しいコードを送信するか、電話番号にメッセージでコードを送信するか問われるので、都合の良い方を選び、タップします。そして、届いだ確認コードを入力し、パスコードを入力してiCloudへサインインします。
MacでiCloudをオンにする手順
iPhone/iPadとMacのメモを同期させるには、MacもiCloudをオンにしておく必要があります。続いて、MacでiCloudをオンにする手順をご紹介します。
システム環境設定を開く
まずは、Macのシステム環境設定を開きます。Macの画面左上にあるリンゴのマークを押せば、システム環境設定の項目があります。
iCloudへサインイン
次に、MacでiCloudへサインインをします。システム環境設定より、MacのiCloudをクリックして開きます。
MacにApple IDを入力します。
MacにApple IDのパスワードを入力します。
Mac本体のパスワードを入力します。
Macで同期するデータと、Macを探す設定の必要箇所にチェックを入れ、次へを押します。
最後に、Macの位置情報設定をします。Macを探すで位置情報を許可する場合は「許可」、後ほど設定する場合は「今はしない」を押します。
iPhone/iPadのメモをMacと同期する方法〜同期設定〜
それでは、iPhone/iPadのメモをMacと同期する方法をご紹介しましょう。iPhone/iPadとMacとが同じApple IDでログインされ、メモが同期されればデバイス間でメモに入力した内容を共有することが可能になります。
iPhone/iPadでiCloudの同期設定をする手順
まずは、iPhone/iPadでメモをiCloudに同期する設定をご説明しておきます。
設定アプリを開く
はじめに、iPhone/iPadの設定アプリを開きます。
iCloudの設定を開く
iCloudの設定を開いていきます。
まずは、画面上部の項目をタップします。
「iCloud」をタップします。
同期項目でメモをオンにする
「ICLOUDを使用しているAPP」の中にある同期項目より「メモ」を探し、つまみをオンにします。これで、メモをiCloud上に同期することができます。
MacでiCloudの同期設定をする手順
MacでiCloudの同期設定をするための方法をご紹介します。
システム環境設定を開く
まず、Macの「システム環境設定」を開きます。
iCloudの設定を開く
次に、システム環境設定より、MacのiCloudを開きます。
同期項目でメモにチェックを入れる
MacのiCloud同期項目で、メモにチェックを入れます。メモにチェックを入れることで、MacをiCloudと同期させることが可能になります。
iPhone/iPadのメモをMacと同期できない時の対処法
iPhone/iPadのメモをMacと同期できない時の対処方法を2点お伝えしておきます。何らかの事情で、iPhoneやiPadのメモをMacと同期することができない場合は、以下を試してみてください。
Apple IDでサインインし直す
iPhoneやiPadのメモをMacと同期することができない場合、Apple IDでサインインし直してみましょう。iPhone/iPad、Macをそれぞれサインインし直すことで、問題が解決される場合があります。
端末の再起動
iPhoneやiPadのメモをMacと同期することができない場合の対処方法として、iPhoneやiPad、Macの端末を再起動をしてみるのもオススメです。
ただし、端末が不安定な場合には、再起動の動作をかけた際に全てのデータが消えてしまったり、端末が起動しなくなってしまう可能性も考えられます。
大切なデータが保管されている場合には、万が一の事態に備えてバックアップをとり、再起動を行うように心がけましょう。
いかがでしたか。今回は、iPhone/iPadのメモをMacに同期する方法についてご紹介しました。iPhone/iPadやMacのメモは、買い物リストや仕事などのちょっとしたアイデアを書き込むことができる、大変便利なツールです。
メモを最大限に活用するため、iPhone/iPadで作成したメモをMacで確認したり、Macで作成したメモをiPhone/iPadでいつでもチェックすることができれば、もっと便利になります。
iPhone/iPadとMacのメモを同期するために、デバイス間でiCloudを同期させましょう。メモがうまく同期できない時には、Apple IDでサインインし直したり、端末の再起動をして様子をみてください。