iCloudに写真をバックアップする方法!確認方法も解説【iPhone/iPad】

iCloudに写真をバックアップする方法は初心者でも簡単にできます。バックアップした写真を確認する方法も簡単なので、ここではiPhoneやiPadからiCloudに写真をバックアップする方法を分かりやすく紹介していきます。

iCloudに写真をバックアップする方法!確認方法も解説【iPhone/iPad】のイメージ

目次

  1. 1iCloud写真とは?
  2. 写真をあらゆるデバイスで共有する
  3. 2iCloud写真の使い方~iPhone/iPad~
  4. iOSを最新バージョンにする
  5. すべてのデバイスに同じApple IDでサインインする
  6. iCloud写真を有効にする
  7. 自動で同期が始まる
  8. 3iCloud写真にバックアップされたかを確認する方法
  9. ブラウザで見る
  10. iPhone/iPadの写真アプリで見る
  11. Macの写真アプリで見る
  12. WindowsのiCloudで見る
  13. 4iCloud写真にバックアップできない時の対処法
  14. 容量が上限に達していないか確認する
  15. WiFi環境に接続されているか確認する
  16. 5iCloud写真からダウンロードする方法
  17. Macの写真アプリでダウンロード
  18. WindowsのiCloudでダウンロード
  19. 全ての写真を一括でダウンロードするツール
  20. 6iCloud写真にバックアップされた写真を削除する方法
  21. ブラウザで削除
  22. iPhone/iPadの写真アプリで削除
  23. Macの写真アプリで削除
  24. WindowsのiCloudで削除
  25. 7CopyTrans Cloudlyを使用してiCloud写真を管理する方法
  26. iCloud写真の一括ダウンロード
  27. iCloud写真の削除
  28. 8iCloud写真のバックアップを一時停止する方法
  29. 一時停止の手順
  30. 合わせて読みたい!iCloudに関する記事一覧

iCloud写真とは?

iCloud写真とは、以前はiCloudフォトライブラリという名前でiCloud上で写真データをバックアップできるサービスのことです。

iCloudにアクセスできるすべてのデバイスで使用できるクラウドサービスで、大切な写真をバックアップしておくことで、iPhoneやiPadのメモリ容量に空きができて、今まで以上に写真を保管できます。

写真をあらゆるデバイスで共有する

iCloudに保管した写真データはiPhoneだけではなく、iPadやiPadminiなどiOSで共有することができます。

バックアップすることは単純にiPhoneやiPadのメモリ容量がいっぱいになるのを防ぐだけではなく、さまざまなデバイスから写真を見ることができるようになるのです。

iCloud 写真を設定および使用する - Apple サポート

iCloud写真の使い方~iPhone/iPad~

iCloud写真の使い方とは、どのような手順を踏むのでしょうか?ここからはiCloud写真の使い方について説明していきます。

iOSを最新バージョンにする

アップデートの画面

iCloud写真の使い方とは、まずiPhoneやiPadのOSが最新バージョンになっているか確認しましょう。確認方法は、設定アプリの「一般」から「ソフトウエア/アップロード」をタップしてください。

アップロードのお知らせが表示されなければ、iPhoneやiPadなどのOSは最新バージョンになっています。もし最新バージョンになっていない場合は、WiFi環境でアップデートしましょう。

すべてのデバイスに同じApple IDでサインインする

Apple IDの項目

iPhoneやiPadのバージョンが最新だったことを確認したら、次はiCloud写真の設定を有効にするために設定アプリでApple IDの項目をタップします。

iCloudの項目

Apple IDの画面が表示されたら「iCloud」という項目をタップして、次の画面から有効にする設定を行ってください。

iCloud写真を有効にする

iCloud写真の項目

iCloudの画面で「iCloudを使用しているApp」という項目から写真を選択して、「オフ」と表示されている部分をタップしましょう。

iCloud写真のチェックアイコン

写真の画面に切り替わるので、「iCloud写真」という項目のチェックアイコンをタップしてください。

iCloud写真の有効画面

iCloud写真のチェックアイコンをオンにすると、緑色に表示されるようになります。これでiCloud写真が使える状態になりました。

自動で同期が始まる

iCloudバックアップの項目

写真の項目を選択したiCloudの画面に戻って、画面を下にスクロールし「iCloudバックアップ」という項目をタップします。

iCloudバックアップのチェックアイコン

バックアップの画面になったらiPhoneやiPadを使っているのがWiFi環境であることを確認して、「iCloudバックアップ」のチェックアイコンをオンにしましょう。

開始のポップアップ

「iCloudバックアップを開始」というポップアップが表示されるので、「OK」をタップしてバックアップを始めてください。

バックアップ中の画面

iCloudのバックアップがはじまるので、バックアップが終了するまで待ちます。

バックアップ終了後の画面

iCloudへのバックアップが終わると「最後に作成されたバックアップ」という項目が表示されて、最後にバックアップした時間が出るようになります。

iCloud写真にバックアップされたかを確認する方法

iCloud写真にバックアップできたかどうかを確認する方法はバックアップをする方法とは違い、いくつか種類があります。ここからは、iPhoneやiPadでiCloud写真の内容を確認する方法を紹介していきます。

ブラウザで見る

メールアドレスの入力画面

iCloud写真にバックアップした写真データを見る方法は、iPhoneやiPadのブラウザで「http://www.icloud.com」と検索してiCloudへのログイン画面にいきます。

メールアドレスの確定ボタン

iCloudのログイン画面ではApple IDという項目に登録してあるメールアドレスを入力し、入力項目の右にある矢印アイコンをタップします。

パスワードの入力画面

次にApple IDの入力項目の下にパスワードの入力項目が表示されるので、タップしてください。

パスワードの確定ボタン

パスワードの入力が完了したら、入力項目右にある矢印アイコンをタップしましょう。

サインインの画面

Apple IDへのサインインが要求されたことを確認するポップアップが表示されるので、「許可する」をタップしてください。

確認コードの画面

次に確認コードがiPhoneやiPadの画面にポップアップで表示されるので、このコードを入力しましょう。iCouldにログインできたら、写真アイコンをタップすると、iCloudにバックアップした写真を見ることができます。

iPhone/iPadの写真アプリで見る

写真アプリの画面

iCloudにログインしないでiCloud写真にバックアップした写真を見る方法は写真アプリを起動して、画面下にある「アルバム」アイコンをタップしましょう。

アルバムの画面

アルバム画面になったら、「すべての写真」という項目をタップしてください。

バックアップの写真

iCloud写真にバックアップした写真をサムネイル一覧で確認することができます。

Macの写真アプリで見る

MacでiCloudにバックアップした写真を見る方法とは、iPhoneやiPadの写真アプリでiCloud写真を確認する方法と同じです。Macに標準インストールされている写真アプリを起動し、「アルバム」から確認します。

WindowsのiCloudで見る

iCloudのアイコン一覧

WindowsのiCloudにバックアップした写真を見る方法はiPhoneやiPadMacとは違い、iCloudのサイトから確認します。ブラウザを起動し、「http://www.icloud.com」で検索してiCloudにログインします。

バックアップした写真の画面

iCloudにログインしたら写真アイコンをクリックすると、iPhoneやiPadからバックアップされている写真を見ることができます。

Sign in to iCloud - Apple

iCloud写真にバックアップできない時の対処法

iCloud写真にバックアップできないときはiCloud側に原因があることはほとんどなく、ユーザー側に原因があることが多いです。ここからは、iPhoneやiPadの写真をiCloudにバックアップできないときの対処法を紹介していきます。

容量が上限に達していないか確認する

iCloudのストレージ画面

iCloudに写真をバックアップできないときは、iCloudの容量が上限に達している可能性がありますので、対処法としてiCloud画面の「ストレージを管理」から確認します。

iCloudにバックアップするのに必要な容量がないと、バックアップは正常にできないのです。一番最初に行う対処法として、バックアップ前に必要な容量があるかどうかを確認しておきましょう。

「無効にして消去」のアイコン

ストレージの管理画面でいらない項目がないか探し、選択して「無効にして消去」をタップしてください。この対処法でiCloudの空き容量が増えるので、バックアップできない状態が解決します。

バックアップできないときに行う対処法は、iPhoneの再起動や写真アプリの整理などもありますが、その前にiCloudのメモリ容量を確認して、バックアップされている写真の中からいらないものを削除する必要があります。

バックアップできないときの対処法だけではなく、時間があるときに定期的にバックアップした写真の整理を行うと、iCloudに余計な写真を貯めこまずに済みます。

WiFi環境に接続されているか確認する

WiFiのオン画面

またiCloudの空き容量があるのにiPhoneやiPadの写真をiCloudへバックアップできない場合は、WiFiがオフになっている可能性があります。

WiFiに繋がっているか分からない時の対処法は、ホーム画面の下部を上にスクロールしてコントロールセンターを表示し、アンテナアイコンのWiFiがオンになっているか確認しましょう。

もしバックアップできないときにWiFiがオンにならない場合は、WiFiルーターの再起動が必要です。この場合の対処法は、自宅のWiFiルーターの電源を一度オフにして、もう一度オンにします。その後でバックアップをしてみてください。

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iCloud写真からダウンロードする方法

iCloud写真にバックアップしたら、iPhoneやiPadには写真データを残しておく必要はありません。iOSの空き容量確保のために削除することもありますが、削除後にiCloudからダウンロードすることもできます。

Macの写真アプリでダウンロード

Macの写真アプリでiCloudからバックアップした写真をダウンロードする場合はダウンロードしたい写真を選択し、画面左上の「ファイル」をクリックします。「書き出す」を選択して、画像形式やサイズなどを選択して「書き出す」をクリックしましょう。

あとはMacで保存したい場所を選択し、iPhoneに入れたい場合はUSBケーブルで接続し、iTunesから同期します。

WindowsのiCloudでダウンロード

WindowsのiCloud

Windowsの場合はiCloudにログインして写真アイコンをクリックし、ダウンロードしたい写真を選択します。

ダウンロードアイコン

画面右上にあるダウンロードアイコンをクリックして、写真をダウンロードしましょう。

ダウンロードされた写真ファイル

パソコンの画面左下にダウンロードした写真ファイルが表示されるので、クリックして保存します。

全ての写真を一括でダウンロードするツール

Macの場合は写真アプリの「プロジェクト」という項目の下にある「スライドショー」をクリックしてください。ツールバーの「書き出す」をクリックして「スライドショーを書き出す」と選択すると、写真データを一括でダウンロードできます。

ダウンロードしたスライドショーには好きな名前を登録して、「フォーマット」というタブをクリックしてファイルタイプを選択してください。

iCloudから一括で写真をダウンロードする際は、バックアップの時と同じように多くの通信量を消費するので、WiFi環境で行いましょう。

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iCloud写真にバックアップされた写真を削除する方法

iCloudへバックアップした写真は、あとから削除することもできます。一度バックアップしてしまうと削除できないわけではないので安心してください。

ブラウザで削除

ブラウザからiCloudへバックアップした写真を削除する方法は、iCloudへログインして写真アイコンを選択したら、削除したい写真のサムネイルをタップして画面上部にあるゴミ箱アイコンをタップしてください。

iPhone/iPadの写真アプリで削除

写真アプリの削除アイコン

iPhoneやiPadの写真アプリで削除する方法は、写真アプリを起動して「アルバム」から削除したい写真を選択し、画面右下にあるごみ箱アイコンをタップしましょう。

Macの写真アプリで削除

Macの写真アプリから写真を削除する方法は、写真アプリを起動して「アルバム」を選択し、削除したい写真を選んでゴミ箱アイコンをタップしましょう。

WindowsのiCloudで削除

Windows版の削除アイコン

Windows版のiCloudで写真を削除する方法は、写真の画面で削除したい写真を選択し、画面右上にあるゴミ箱アイコンをクリックします。

Sign in to iCloud - Apple

CopyTrans Cloudlyを使用してiCloud写真を管理する方法

CopyTransCloudlyのダウンロード画面

iCloudの写真を一括で管理するためには、CopyTrans Cloudlyを使用するとスムーズです。ここからはCopyTrans Cloudlyの使用方法を説明していきます。

iCloud写真の一括ダウンロード

CopyTransCloudlyを下のリンクでアクセスできるダウンロードサイトからダウンロードしたら、Apple IDとパスワード、2ファクタ認証コードを入力してログインします。

画面左の「ダウンロード」をクリックして、保存する先を選択したら、「開始」を押しましょう。

iCloud写真の削除

iCloudの写真をCopyTransCloudlyで一括削除する方法は、ダウンロードする方法とはクリックするアイコンが違うだけです。画面中央の「削除」をクリックして、削除作業が終了するまで待ちましょう。

CopyTransCloudlyを使って一括ダウンロードや、一括削除をするときもバックアップの時と同じように通信量を多く消費してしまうので、WiFi環境で行ってください。

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iCloud写真のバックアップを一時停止する方法

iCloudに写真をバックアップするのを一時的に停止することもできるので、ここからはiCloudへの写真バックアップを停止する方法を紹介していきます。

一時停止の手順

バックアップ停止項目

iCloudへバックアップしているときに一時停止したくなったら、「バックアップの作成をキャンセル」をタップしましょう。

一時停止したときに、途中までバックアップした写真がiCloudにアップロードできているかどうかはそのときのタイミングによります。必ずバックアップの状況を確認をしておきましょう。

最後に

いかがでしたか?iCloudに写真をバックアップする方法もできないときの対処法もとても簡単なので、大切な写真をバックアップしてたくさん保管しましょう!

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