2020年07月17日更新
iPhoneのサイレントモードを着信/通知音に適用する方法!
iPhoneで音を消したい時に使うサイレントモード。実はサイレントモードではアラームなどには適用されません。着信音・バイブレーションをサイレントする方法、iPhoneがサイレントモードにならない時の対処法まで解説します。
目次
- 1iPhoneのサイレントモードを着信/通知音に適用する方法〜スイッチ〜
- ・着信/サイレントスイッチで消音モードにする
- 2iPhoneのサイレントモードを着信/通知音に適用する方法〜バイブレーション〜
- ・バイブレーションをオフにする
- 3iPhoneのサイレントモードを着信/通知音に適用する方法〜おやすみモード〜
- ・着信とバイブレーションを同時にサイレントにする
- ・サイレントモードとおやすみモードの違い
- 4iPhoneのサイレントモードが適用される音
- ・着信音/通知音
- ・キーボードのクリック音
- ・ロック時の音
- ・スクリーンショット時のシャッター音
- 5iPhoneのサイレントモードが適用されない音
- ・アラーム音
- ・カメラのシャッター音
- ・音楽やゲームの音
- 6iPhoneがサイレントモードにならない時の対処法
- ・着信/サイレントスイッチを確認する
- ・iPhoneを再起動する
- ・Appleサポートに連絡する
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
iPhoneのサイレントモードを着信/通知音に適用する方法〜スイッチ〜
iPhoneの音を消したい(サイレントモード)と思った時、iPhoneのサイドにあるスイッチを操作する事が多いでしょう。iPhoneの音に関するスイッチは、iPhoneの画面を見た時向かって左側サイドにあります。
着信/サイレントスイッチで消音モードにする
iPhoneのスイッチは画面側にある時は着信モードで、音が出る状態です。スイッチを背面側に動かすと、スイッチのオレンジ色が見えるようになりサイレントモードになります。
スイッチ一つで着信音がしなくなりますが、実はアラーム音などはサイレントモードでも鳴ってしまう事はご存知でしょうか。静かにしなくてはならない場面で、うっかりiPhoneが鳴ってしまう前にiPhoneのサイレントモードをチェックしておきましょう!
iPhoneのサイレントモードを着信/通知音に適用する方法〜バイブレーション〜
iPhoneの着信音はスイッチでオフにした、そしてバイブレーションもオフにしたい!そんな時って結構あります。静かな場所でバイブレーションが鳴っているのは地味に目立ちます。バイブレーションをオフにしたい時の対処法、その方法をご説明します。
バイブレーションをオフにする
まずはサイレントスイッチをオンにします。スイッチがオレンジ色になっていればサイレントモードになっています。
サイレントスイッチを入れるとバイブレーションがオフになるように設定します。iPhoneの「設定」をタップします。
「サウンドと触感」をタップします。iPhone7以前の機種の場合は「サウンド」をタップします。
バイブレーションの欄には「着信スイッチ選択時」と「サイレントスイッチ選択時」の2種類があります。対処法として常にバイブレーションをオフしたい場合は両方をオン(緑)にします。
「着信スイッチ選択時」をオン(緑)にすると、通常時バイブレーションがオフになります。つまり電話が着信した時などに着信音は鳴るが、バイブレーションはオフという事です。
「サイレントスイッチ選択時」をオン(緑)にすると、スイッチがオン(オレンジ)状態の時にバイブレーションがオフになるという事です。こちらをオンにしておけば、サイレントスイッチオンで着信音もバイブレーションも同時にオフとなります。
iPhoneのサイレントモードを着信/通知音に適用する方法〜おやすみモード〜
iPhoneの着信音とバイブレーションをオフにする方法の一つに「おやすみモード」があります。おやすみモードとは、睡眠時に睡眠が妨げられないよう着信音・バイブレーションが同時にオフになるモードの事です。
おやすみモードは、着信とバイブレーションが同時にサイレントにする事が出来るのが特徴です。元々睡眠時用のモードのため、着信があっても履歴は残りますが通知はありません。
サイレントスイッチと同じく「おやすみモード」もアラームはオフになりませんので、ご注意ください。
着信とバイブレーションを同時にサイレントにする
iPhoneを着信とバイブレーションを同時にサイレント「おやすみモード」にする方法を解説します。iPhoneの「設定」をタップします。
「おやすみモード」をタップします。
おやすみモードをオン(緑)にすると、着信とバイブレーションを同時にサイレントにする事が出来ます。
コントロールセンターから「おやすみモード」にする
コントロールセンターから気軽に着信とバイブレーションを同時にサイレント可能な「おやすみモード」にする事も出来ます。iPhoneの画面を下から上にスワイプします。
「月」のマークをタップします。これだけで着信とバイブレーションが同時にサイレントになります。
おやすみモードになると、iPhoneの上部に月のマークが表示されます。おやすみモードを解除しないと、ずっと着信とバイブレーションが同時にサイレントになったままなので注意してください。
サイレントモードとおやすみモードの違い
サイレントモード | おやすみモード | |
オンオフ方法 | iPhone左サイドのスイッチ をオン(オレンジ) |
「設定」→「おやすみモード」 もしくはコントロールセンターから |
着信時の動作 | バイブレーション ※1 |
着信は通知されない ※2 |
音 | 起動したアプリなどの 音はしない |
起動したアプリの 音は出る |
時間指定 | × | 〇 |
※1 バイブレーションをオフにしている場合は、動作はなし。
※2 「おやすみモード」の設定で「繰り返しの着信」をオンにしている場合は、同じ人から3分以内に2度目の着信があった場合は通知。
iPhoneのサイレントモードとおやすみモードの違いがお分かりいただけたでしょうか。おやすみモードは特に設定をしなくても着信とバイブレーションが同時にサイレントになる所が便利です。
それぞれの特徴をとらえて、場面ごとに使い分けてもいいです。
iPhoneのサイレントモードが適用される音
iPhoneのサイドボタンのオンオフによるサイレントモードですが、サイレントが適用される音・されない音があります。またイヤホンの接続の有無でも変わってきます。ここでは通常モードとサイレントモードの違いを表にしました。
通常モード | サイレントモード | |
着信 | 〇 | × |
操作音・通知・メール受信など | 〇 | × |
アラーム | 〇 | 〇 |
カメラシャッター音 | 〇 | 〇 |
動画・音楽 | 〇 | 〇 |
スクリーンショット | 〇 | × |
着信音/通知音
iPhoneをサイレントモードにすると電話の着信音、メールなどの通知音はオフになります。
キーボードのクリック音
キーボードのクリック音もiPhoneがサイレントモードになっていると、しなくなります。キーボードのクリック音は通常モードでも音がしないよう設定する事が可能です。
iPhoneの「設定」→「サウンドと触覚」→「キーボードのクリック」を
オフ(白)にします。これで常時キーボード音がしなくなります。
ロック時の音
iPhoneをロックする時の音はサイレントモードにするとならない状態です。ロック時の音は通常モードでも音がしないよう設定する事が可能です。
iPhoneの「設定」→「サウンドと触覚」→「ロック時の音」を
オフ(白)にします。これで常時、ロック時の音がしなくなります。
スクリーンショット時のシャッター音
スクリーンショット時のシャッター音は、サイレントモードにするとならない状態になります。スクリーンショットとはiPhoneで表示されている画面をカメラロールに保存可能なものです。
電車などでスマホを見ていて、気になる記事などをスクリーンショットしたい場合があります。サイレントモードにしていればスクリーンショット音がしないので、気にせずスクリーンショットが取れます。
シャッター音がすると、スクリーンショットの音だとしても盗撮など疑われる場合があるので、公共の場ではスクリーンショットの音が出ないようにサイレントモードにしておくのがおすすめです。
iPhoneのサイレントモードが適用されない音
iPhoneのサイドボタンのオンオフによるサイレントモードですが、サイレントが適用される音・されない音があります。またイヤホンの接続の有無でも変わってきます。iPhoneのサイレントモードが適用されない音について解説します。
サイレントモード (イヤホン有・iPhone本体) |
サイレントモード (イヤホン有・イヤホン) |
|
着信 | × | 〇 |
操作音・通知・メール受信など | × | × |
アラーム | 〇 | × |
カメラシャッター音 | 〇 | × |
動画・音楽 | × | 〇 |
スクリーンショット | × | × |
アラーム音
iPhoneをサイレントモードにしていてもアラーム音は鳴ってしまいます。サイレントモード・おやすみモード共に、アラーム音は鳴るので、寝る前に設定しても心配はありません。
絶対アラーム音がなっては困る!という場合は、アラームを解除しておきましょう。複数アラームをかけている場合は、Siriに「全部のアラームを解除して」と話しかけてみましょう。Siriがアラームを全解除してくれます。
毎日・曜日ごとのアラーム設定も解除されるので、朝のアラーム設定をしている方は、解除後に、再設定が必要です。
サイレントモードでイヤホンを接続している状態でも、イヤホン・iPhoneの内情スピーカーどちらからもアラーム音が出ます。
カメラのシャッター音
iPhoneのカメラアプリのシャッター音は、サイレントモード時でも消すことは出来ません。シャッター音をならないようにするには、別のカメラアプリを使う等いくつか方法があります。
サイレントモードでイヤホンを接続している状態でも、イヤホン・iPhoneの内情スピーカーどちらからもシャッター音が出ます。
音楽やゲームの音
アラーム音と共に注意が必要なのが、音楽や動画の音声です。こちらもサイレントモードでも動画再生などを行えば音が出てしまいます。電車内などで、たまに音楽が鳴ってしまう方がいますが、この特性によるものでしょう。
サイレントモードで音楽や動画の音をならないようにするには、音量を最小限にしておくことです。iPhoneサイドの音量調節ボタン、もしくはコントロールセンターから音量をゼロにしましょう。
音量がゼロになるとスピーカーのマークに斜線(\)が引かれた状態になります。イヤホンが接続されていない時は、音量に気を付けておくといいです。
iPhone音の出る条件のまとめ
iPhoneから音が聞こえるかどうか、様々な条件があるので分かりにくい部分がありますよね。どのような状況下でも、アラームとシャッター音はなる事が分かります。
「通常(イヤホン有)のiPhone本体」は、イヤホンを指している状態のiPhone本体の意味になります。
通常 | 通常(イヤホン有) | 通常(イヤホン有) | サイレント | サイレント(イヤホン有) | サイレント(イヤホン有) | |
iPhone本体 | iPhone本体 | イヤホン | iPhone本体 | iPhone本体 | イヤホン | |
着信 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 |
操作音・通知・メール受信など | 〇 | × | 〇 | × | × | × |
アラーム | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カメラシャッター音 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
動画・音楽 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | |
スクリーンショット | 〇 | × | 〇 | × | × | × |
iPhoneがサイレントモードにならない時の対処法
iPhoneから音がしたら困るのに、iPhoneから音が!?こんな事があっては困ってしまいます。iPhoneがサイレントモードにならない時の対処法をご説明します。対処法はいくつかあるので、上手くいかなければ一つずつ試してみましょう。
着信/サイレントスイッチを確認する
iPhoneがサイレントモードにならないならない時の対処法として、まず基本に返り「着信/サイレント スイッチ」を確認してみましょう。「着信/サイレント スイッチ」はiPhoneの向かって左側にあります。
サイレントモードになっていると、ボタンの奥がオレンジ色になっているはずです。また、スイッチを操作した時、iPhoneの画面に「着信/通知音量 サイレント」というマークが表示されます。
この対処法でも音が出る場合は次のステップを試してみてください。
iPhoneを再起動する
「着信/サイレント スイッチ」がオンになっているのにも関わらず、iPhoneがサイレントモードにならないならない時はiPhoneを再起動してみましょう。iPhoneの再起動はiPhoneのバージョンによって異なります。
iPhoneがiPhone8以前の場合は上部のボタン、もしくは向かって右サイドのボタン(電源ボタン)を長押しします。
「スライドで電源オフ」というスライドが表示されたら、スライドを左から右にドラッグして電源を切ります。
電源が切れたことを確認し、再度電源ボタンをAppleのマークがiPhoneに表示されるまで長押しします。
iPhoneX以降の機種の場合は、最初の動作のみ異なります。電源を切る時はサイドボタンと、どちらかの音量調節ボタンを同時に長押しします。
Appleサポートに連絡する
iPhoneがどうしてもサイレントモードにならない時はどうすればいいでしょうか。着信/サイレントスイッチの確認も行ったし、iPhoneを再起動などの対処法を試したけれど解決しない、そんな時はAppleサポートに連絡してみましょう。
Appleサポートに頼るのは対処法の最終手段ですが、困った時にはやはり頼りになります。私もiPhoneのトラブルでAppleサポートに連絡したことがありますが、丁寧に対応してもらえました。
日本の企業ではないから対応が悪そうだと思っていましたが、日本人の方が専属で対応してくれましたし対処法として問題はありませんでした。iPhoneがどのような状態で困っていて、どのような事を試した、などメモしてから連絡するのがおすすめです。