2019年05月28日更新
【iPhone】ウイルスバスターモバイルの全機能が利用可能!インストール方法は?
iPhoneのセキュリティ、万全ですか?実はパソコンを使っている人には既知のセキュリティソフトである、トレンドマイクロ社のウイルスバスターがiPhoneでも利用可能なんです。この記事ではiPhoneでのウイルスバスターの利用方法を解説します。
目次
ウイルスバスターモバイルとは?
ウイルスバスターモバイルとは、トレンドマイクロ社から発売されているパソコン向けのセキュリティソフト「ウイルスバスター」のスマホ版アプリです。
Android版とiPhone版がありますが、この記事ではiOS(iPhone)版のウイルスバスターの購入方法や価格、インストール方法、主な機能について解説します。
iPhone版ならではの、iPhoneを使用する上で助かる機能がありますよ。
スマホ向けのウイルス対策アプリ
iPhoneにはウイルスがない、なんて話もあります。最新版のiOS12にしているから大丈夫だと思われる方もいるかもしれません。
ですが、iPhoneでもフィッシング詐欺サイトやフィッシング詐欺サイトやワンクリック詐欺サイトのような、個人情報や金銭を狙った危険なWebサイトにアクセスしてしまう危険性は十分に存在します。
ウイルスバスターモバイルは、そんな危険なサイトからからiPhoneを守ってくれるセキュリティアプリです。
また、iPhoneのiOS12はウイルスバスターモバイルが使えないという噂があります。
過去にiOS12環境で、ウイルスバスターモバイルのコンテンツシールドという機能を利用した際にインターネット接続が不安定になる不具合が発生したこともありましたが、現在では復活しており、iOS12であっても快適に利用することが可能です。
ウイルスバスターモバイルの価格
iPhone版ウイルスバスターモバイルはAppStoreや家電量販店で購入することが可能ですが、通常のアプリのように買い切りではなく、購入後に月額で支払が発生します。
それでは、iPhone版ウイルスバスターモバイルの価格について確認してみましょう。
試用期間別の価格
iPhone版ウイルスバスターモバイルは30日間の無料試用期間があります。
まずは使用してみて、合わないと感じたら使用を停止しましょう。シリアルナンバーを購入しない限り、勝手に課金されることはありませんので、安心して使用できますね。
また、iPhone版ウイルスバスターモバイルには2年版、1年版、月額版が存在します。家電量販店でパッケージ版を買う場合は、別のパッケージを買う必要があります。わからない場合は家電量販店の店員さんに尋ねてみましょう。
それでは、それぞれの価格について解説します。
2年版
ダウンロード2年版とは、まとめて2年分の支払いが出来るパッケージのこと。
価格は2年で5,637円(税込)で、1ヵ月あたり約235円の計算になります。
また、おまかせスマホ探しサポートというオプション付のプランの場合ですと、ダウンロード2年版の価格は7,180円(税込)で、1ヵ月あたりの価格は約299円となります。
1年版
ダウンロード1年版とは、まとめて1年分の支払いが出来るパッケージのこと。
価格は1年で3,065円(税込)で、1ヵ月あたり約256円の計算になります。
また、おまかせスマホ探しサポートというオプション付のプランの場合ですと、ダウンロード1年版の価格は4,093円(税込)で、1ヵ月あたりの価格は約341円となります。
月額版
月額版は、「ウイルスバスターモバイル月額版」の提供企業の回線を契約していた場合に利用することが出来るプランです。
そのため、ウイルスバスターモバイルがオプションにない回線業者(キャリア)を使用していた場合は、月額版は利用できません。
価格は業者によって異なりますが、調べてみたところ2019年5月の時点で、格安SIMのmineoだと価格は270円、エキサイトモバイル・IIJmioの価格は共に250円でした。
ウイルスバスターモバイルの入手方法
iPhone版ウイルスバスターモバイルは前述の通り、AppStoreや家電量販店で購入することが可能です。
また、iPhone版はiOS9.0以降であれば、キャリア(通信会社)に関係なく使用することが出来ますが、端末の空き容量が50MB以上必要です。
現在の最新版であるiOS12であれば問題なく使用することが出来るでしょう。
それでは家電量販店で購入する方法と、AppStoreからダウンロードする方法を解説します。
家電量販店で購入
iPhone版ウイルスバスターモバイルはパッケージ版を全国主要パソコンショップ・家電量販店で購入することが可能です。
パッケージ版にはウイルスバスターモバイルのアクティベーションキーが同封されているので、インストール後にアクティベーションキーを入力して使用する形になります。
AppStoreからインストール(iOS12)
2018年11月19日(月) 午前12時頃に、iOS12で動作するバージョンが公開されています。
AppStoreでインストールする手順としては、AppStoreからアプリをダウンロード・インストールし、ライセンスの購入後にユーザー登録する流れとなります。
ウイルスバスターモバイルのインストール
まず、以下のリンクをタップしてiPhoneにダウンロードし、iPhone版のウイルスバスターモバイルのインストールを完了させましょう。
AppStoreでウイルスバスターモバイルの画面を開いたら、「入手」をタップし、次に「インストール」をタップします。
AppStoreでのインストールが完了したら「開く」をタップして、ウイルスバスターモバイルのアプリを起動させましょう。
以上で、iPhoneへのウイルスバスターモバイルのダウンロード・インストールは完了となります。iPhoneへのインストールが完了したら、アプリ内からライセンスの購入手続きを行いましょう。
iPhone版ウイルスバスターモバイルを起動したら、「プライバシーと個人データの収集に関する規定」について内容をよく読んだ上で「同意して次へ」をタップします。
「製品の機能向上にご協力ください」の画面が表示されます。アプリを使用している中でのクラッシュ情報や使用データの提供をするかどうか尋ねられます。
チェックはつけてもつけなくても問題ありません。「次へ」をタップします。
そして「使用許諾契約書」の内容も良く読んで、「同意する」をタップしましょう。
すると、すぐにスキャンが始まります。
ウイルスバスターモバイルのメイン画面でスキャン結果が表示されます。
そのメイン画面の右下にある「購入/有効化」をタップし、「購入」の中にある希望のライセンスを選択します。
購入画面になりますので、Apple IDの入力が求められた場合は、IDを入力して購入を完了させてください。
以上で、ライセンス購入は完了となります。
iPhoneへのインストールとライセンス購入が終わったら、最後にユーザー登録が必要となりますが、既にトレンドマイクロアカウントを持っていた場合はログインすればOKです。
トレンドマイクロアカウントを持っていない場合は、ライセンス購入完了後に表示される画面で「アカウントの作成」をタップしましょう。
表示される各項目に必要な情報を入力したら「次へ」をタップします。
パスワードを設定する画面になりますので、8文字以上の英数字でパスワードを設定し、[完了] をタップしたらユーザー登録は完了となります。
最後に、メイン画面下に表示されている有効期限が延長されていれば、作業は終了です。
起動すると、「○件の確認が必要です」と表示が出ますので、そこをタップしてみると、セキュリティ面が十分でない項目を表示してくれます。
ウイルスバスターモバイルの使い方
ウイルスバスターモバイルのiPhone版は、パソコンやAndroidに入れるセキュリティーソフトとは異なり、iPhone本体のセキュリティースキャンをすることができません。
長時間かけて隅々までiPhone端末内をチェックして、「このiPhoneは安全です」のような表示がされるわけではないのです。
これは、iPhone(iOS)のソースコードやシステムをApple社はセキュリティーソフト企業に公開していない為、iPhoneのスキャンが出来ないのだそうです。
その為、iPhone版のウイルスバスターモバイルは、パソコン版のように全てのウイルスや危険なWebサイトから守るものではなく、安全にiPhoneを使うためのサポートとして活用した方が良いと言えます。
ただし、頼もしい機能がたくさんありますので、初めてスマホを持つお子さんや、インターネットに疎い方にはうってつけのアプリですよ。
いくつかのiPhone版ウイルスバスターモバイルの機能を解説しましょう。
セーフブラウザ危険サイトを見分ける
危険サイトを見分ける「セーフブラウザ」というブラウザがウイルスバスターモバイルには備わっています。
このセーフブラウザは、iPhoneでアクセスしようとしているサイトの安全性を判定して、ユーザーに通知する機能を持っています。
iPhone上でこのブラウザを用いて危険なサイトを開いた場合、注意画面が出てお知らせしてくれます。
保護レベルは「設定」の「保護レベル」から、3段階で設定することが可能。「高」は、子どもや、インターネットの知識がない人向けにオススメです。
また、このセーフブラウザには、ネットサーフィンに伴って収集される情報を管理できる機能がついています。
これはどういうことかと言うと、例えば、ある商品について調べたら、それに関する広告がいくつも表示されたことはありませんか?
実は、インターネットで検索したりアクセスした情報はGoogleに収集されているのですが、このセーフブラウザの機能を使うと、インターネット上での追跡をブロックして、プライバシーを守ることが可能となります。
Safariのサイトの安全性をチェック
iPhoneの標準ブラウザである「Safari」で閲覧しているサイトの安全性をスキャンすることが可能です。
使う方法は、スキャンしたいサイトを開いて下部の共有ボタンをタップしたら、「Webサイトをスキャン」をタップするだけ。簡単に危険なサイトかどうかを判定して結果を表示してくれます。
SNSの設定をチェック
普段使っているSNSの設定を確認する機能がついています。
iPhone版ウイルスバスターモバイルのアプリ内からSNSのアカウントにログインすると、自分のアカウントの設定状況をスキャンしてくれるのです。
例えば、Twitterで電話番号を使えばアカウントを誰でも見つけることが出来る設定になってしまっていた場合など、通知で教えてくれます。iPhoneでSNSを使用する際、個人情報を漏らしてしまっていないかどうかの確認に便利です。
Wi-Fiの安全性をチェック
iPhoneを使用する上で必須なのがWi-Fiですが、そのWi-Fiが安全かどうかを確認してくれる機能があります。
不審なWi-Fiを利用した結果、個人情報が漏洩する危険性はiPhoneを使っていたとしても0ではありません。
ウイルスバスターモバイルでは、セキュリティー保護がされていないWi-Fiに接続した場合に、警告を出してくれます。
QRコードスキャン
キャンペーンサイトや、お店の名刺などによくあるQRコードですが、読み込んだあとどんなサイトにアクセスさせられるのかわからないですよね。
ウイルスバスターモバイルでは、QRコードを読み込む際に、そのサイトが安全かどうかを判定して教えてくれる機能があります。
まとめ
Apple製品にはウイルスがない、と言われますが、「だからiPhoneは大丈夫でしょ!」と思っていても、フィッシング詐欺サイトなどは防げません。
iPhone版ウイルスバスターモバイルであれば、ネットリテラシーが低い人にも安心してiPhoneを使用出来る環境を整えることが可能です。
iPhone版ウイルスバスターモバイルは家電量販店で購入しても良いですが、AppStoreでインストールした方がわざわざお店に出向く必要がありませんのでオススメです。
ぜひ、使用してみてはいかがでしょうか?