2019年08月07日更新
「Apple Card」発行動画を公式サイトで公開!手順を説明!
アップル公式サイト内にアップルのクレジットカード「Apple Card」の発行手順を説明する動画が公開されました。公式サイトの特設ページでは「Apple Card」の手順をわかりやすく説明していて、公開された動画を参考に簡単に発行を行えるでしょう。
「Apple Card」発行動画を公式サイトで公開
アップルのCEOであるTim Cook(ティム・クック)氏は7月30日に行われた第3四半期の決算説明会において、「Apple Card」を8月にリリースすることを明らかにしました。
クック氏によると現在アップルの従業員が「Apple Card」のベータテストを行っていて、8月に発行を開始する予定だとしています。
そしてアップル公式サイト内にアップルのクレジットカード「Apple Card」の発行手順をわかりやすく説明する動画が公開されました。カード発行元となる米ゴールドマン・サックスが会員規約を発表したことに続く動きとなっています。
「Apple Card」はGoldman Sachs(ゴールドマン・サックス)やMasterCard(マスターカード)と提携したチタン製のクレジットカードであり、年会費や手数料は無料で発行はとても簡単です。
「Apple Card」はApple Payの利用で2%、「Apple Store」「App Store」「iTunes」などアップル関連のストアでの支払いで3%、Apple Pay加盟店以外での支払いは1%の還元が受けられるようになっています。
還元分は「Apple Cash」として、iPhone上のバーチャルカードに即日でキャッシュバックされます。
「Apple Card」は年会費や国際手数料、延滞金なども一切かからず、「Apple Store」での買い物の場合は最大3%のキャッシュバックが受けられることは魅力的ですが、今のところ日本向けに発行されるかどうかは言及されていません。
米国でのサービスがスタートすれば、順に「Apple Card」の利用可能地域が増えていくと予想されるので続報を待ちましょう。先行する米国での運用から得られた経験を元に、世界各国での早期の展開を期待したいところです。
「Apple Card」の発行手順を動画でわかりやすく説明
アップルの公式サイトでは「Apple Card」の発行手順をわかりやすく説明する特設ページが公開されています。
ページ内では動画で発行手順を説明していてますが、まずiPhoneの「Wallet」アプリ内の右上にある「+」をタップし新しいカードを追加し「Apple Card」エントリを選びます。
そして氏名・生年月日・メールアドレス・電話番号といったユーザーの個人情報を入力し、さらに利用限度額や金利を確認してから同意ボタンを押すだけで簡単に発行が行えるようになっています。Suicaやクレジットカードを登録するよりも簡単な印象です。
また公式サイトの説明ページには「Apple Card Previewへの招待メールを受け取った場合は」との記述がありますが、アップルが一部ユーザーに招待メールを送信済みであると示唆されています。
そして「Apple Card」の発行手続きを開始する前に、以下の3点のApple Cardを持つ資格がまとめられています。
- 18歳以上の米国市民または合法的な居住者であること
- iOSの最新バージョン(現状ではiOS 12.4)を使用していること
- 申請のためにはApple Payを使用できるiPhoneが必要であること