2019年08月21日更新
【Amazon】置き配のやり方!リスクも解説!
Amazonでは置き配という配達方法があります。これは配達先の住人が在宅か不在かは関係なく指定された場所に商品を届けるというサービスです。応対もサインも不要で配達完了は写真で知らせるシステムとなっています。今回はそんなAmazonの置き配について解説します。
目次
Amazonの置き配とは
Amazonの置き配とはいったいどんなサービスなのか?今回はAmazonが始めた新たなサービス置き配について触れていきたいと思います。
Amazonの置き配について
Amazonでは置き配とは、Amazonが始めた新たな配達方法です。配達先の住人が在宅か不在か関係なく指定された場所に商品を届けるというサービスとなっています。
置き配とは応対もサインも不要で配達完了は写真で知らせるシステムです。とても便利ですが、この置き配システムについては、置き配を指定することのできるエリアや商品などが指定されています。
つまり、置き配を指定することができるかどうか予め確認も必要というわけです。現在サービスエリアは拡大中ですが、置き配を指定することができるかできないかは常に確認が必要となるでしょう。
また、置き配を指定することができる場合であっても、置き配自体にはリスクが存在します。例えば置き配を指定する場合、玄関を指定することができるのですが、商品を玄関に置く場合盗難のリスクもあります。
人通りの多い住宅の玄関に置き配を指定するのは受け取る側としても責任感のある対応とは言えず、盗難のリスクも高いです。つまり、特に置き配は置き配を指定するやり方を理解していないと商品の盗難などが起きてしまいます。
そこで今回はそんなAmazonの置き配について、置き配のやり方や置き場所、対応している配送業者、対応していない商品、置き配のリスクなどについて解説していきます。
Amazonの置き配~やり方~
それではさっそくAmazonの置き配のやり方について確認していきましょう。置き配を指定するやり方はとても簡単です。
やり方手順
やり方・その手順は以下の流れになります。
- 配達方法で置き配を指定する
- 置き配場所を指定する
一つひとつ確認していきましょう。
配達方法で置き配を指定する
Amazonで置き配するときは、配達方法にて置き配を指定する必要があります。Amazonでは注文確定画面にて「置き配を指定」という項目が用意されています。この注文確定画面での置き配指定により、Amazonで置き配できるようになるというわけです。
置き配場所を指定する
注文画面にて置き配を指定したら続いて置き配場所を指定する必要があります。置き場所は後述しますが、要望に合わせて様々な位置を指定することが可能です。ちなみにAmazonでは現在サービスエリアを拡大しています。
以下がサービス対象としては、東京都なら江東区、渋谷区、新宿区、中野区、板橋区、北区、目黒区、品川区、大田区、世田谷区、杉並区、台東区、練馬区、豊島区、葛飾区、江東区、千代田区、中央区、狛江市、小金井市、町田市、府中市があります。
他にも調布市、武蔵野市、三鷹市、西東京市などがあり、神奈川県では川崎市、綾瀬市、横浜市磯子区・栄区・青葉区・港南区・港北区・神奈川区、海老名市、高座郡寒川町、三浦市、横須賀市、相模原市中央区・緑区が挙がります。
埼玉県では春日部市、越谷市が対象で、愛知県では名古屋市昭和区・瑞穂区・中区・中村区・熱田区、豊橋市、豊川市が対象です。
静岡県では浜松市西区・中区・東区・浜北区・北区・南区 大阪府:茨木市、高槻市、摂津市となっており、福岡県では福岡市中央区・博多区がサービスエリアです。福島県では郡山市、須賀川市、本宮市が対象のエリアとなっています。
Amazonの置き配~場所~
先ほどは対象のサービスエリアについて記載してみました。続いてはAmazonの置き配の実際の指定場所について確認していきましょう。
置き配として指定できる場所
置き配として指定できる場所は以下のとおりです。
- 宅配ボックス
- 建物内常駐受付/管理人
- ガスメーターボックス
- 玄関前など
- 自宅の車庫
- 所有自転車のかご
上記の場所から希望の置き配場所を指定することで、Amazonの置き配が可能となります。それでは一つひとつ確認していきましょう。
宅配ボックス
Amazonでは置き配可能な場所として宅配ボックスがあります。宅配ボックスとは受け取る人が留守の場合に備えたロッカー型設備です。郵便物や宅配便を代わりに受け取ることができるので一番オーソドックスな指定方法といえるでしょう。
不在時は指定が無い場合でも宅配ボックスに入れるケースもあり、利用している方も多いです。
建物内常駐受付/管理人
Amazonでは置き配可能な場所としては、建物内常駐受付・管理人も挙がります。盗難の危険性も低いので、安全面を考慮するのであれば建物内常駐受付・管理人を指定するのもおすすめです。
ガスメーターボックス
Amazonでは置き配可能な場所としてはガスメーターボックスも選択肢として用意されています。ガスメーターボックスは開ける人もほぼいないので、盗難に対する危険度が以外と低かったりします(可能性はゼロではありませんが)。
玄関前など
玄関前などもAmazonでは置き配可能な場所の一つです。ただし、玄関前の人通りが多い場合や人目に付くような目立つ場所だと盗難のリスクも上がってしまいます。指定は自由ですが、リスクも考慮のうえで利用する必要がありそうです。
自宅の車庫
自宅の車庫もAmazonでは置き配可能な場所の一つです。車庫は分かりずらいところに置くと盗難に対するリスクも減るでしょう。配送スタッフも分かりずらいところに置いて写真を送信するようですね。
所有自転車のかご
Amazonでは置き配可能な場所としては、所有自転車のかごも候補の一つとなっています。戸建ての住まいの方であれば、他人の自転車のかごに商品が置かれてしまう危険性はないかもしれません。
ただし、マンションなど集合住宅の場合は置き配を指定する自転車とは別の自転車に置かれてしまう可能性や盗難の危険性もあるので自己責任になってしまうかもしれません。
特に他人の自転車のかごに置かれた場合、古い汚れた自転車のかごなどに置かれてしまえば商品も汚れたり傷がついてしまう可能性もあります。
この点は配送スタッフの責任もありますが、そもそも誤りが起きやすい場所を指定しまった自身にも責任があるといわざるをえません。商品は責任もって届けてもらえるよう、指定自転車の誤りや盗難などが起きないよう注意しておく必要があります。
これら上記の場所から希望の置き配場所を指定することで、Amazonの置き配が可能となります。
Amazonの置き配~対応している配送業者~
続いてはAmazonの置き配において対応している配送業者についてです。Amazonにおいて置き配とは、デリバリープロバイダが届ける形になっています。ではこのデリバリープロバイダとはいったいなんなのか、確認していきましょう。
デリバリープロバイダなら対応可能
デリバリープロバイダとは、、配送業者大手であるヤマトや佐川,日本郵便以外の配送業者の集合体のことを指します。以前はプライム配送やお急ぎ便の場合、デリバリープロバイダではなくヤマトなど大手の配送業者が対応していました。
ですが最近のAmazonではこのデリバリープロバイダでの対応を拡大しており、プライム配送やお急ぎ瓶であってもデリバリープロバイダが対応しているようです。
実はこのデリバリープロバイダは問題も挙がっています。ヤマトなどの配送業者大手と比べてこのデリバリープロバイダは配送に対する質があまりよくないという話が挙がっています。
Amazonでは配送状況をWebサイトで確認することができますが、デリバリープロバイダが対応した場合この追跡が当てにならないと苦情の声が挙がっているようで、結果として質がよくないという話になっているようです。
ではなぜデリバリープロバイダが拡大しているかというと、ヤマトがamazonの配送から徐々に撤退しているのが原因と云われています。ちなみに現在Amazonでは以下デリバリープロバイダが参入しています。
- TMG
- SBS即配サポート
- 札幌通運
- 丸和運輸機関
- 若葉ネットワーク
- ファイズ※公式サイトから削除済
- ギオンデリバリーサービス
- ヒップスタイル
- 遠州トラック
- ロジネットジャパン西日本
筆者はAmazonで注文したときにトラブルが起きたことはないですが、もしトラブルを避けたいのであれば、玄関前に置くというのは控えたほうがいいかもしれませんね。
Amazonの置き配~できない商品~
続いてはAmazonの置き配にできない商品についてです。置き配にできない商品は大まかに分けて二種類あります。それが以下の二種類です。
- 郵便ポストに投函可能な梱包方法の場合
- 置き配に対応していない配送業者の場合
なぜ置き配にできないのか、一つひとつ確認していきましょう。
郵便ポストに投函可能な梱包方法の場合
置き配にできない商品一つ目は郵便ポストに投函可能な梱包方法の場合です。例えば、郵便ポストに入れることができるのにわざわざ玄関前に置くといったことをしないということです。
責任をもって配送する場合、郵便ポストなら鍵をかけることもできるのでセキュリティ面においてこのほうが問題ないということになります。
つまり、実際には置き配できないのではなく「やらない」ということですね。置き配は紛失や盗難、汚損などの可能性もあるので、危険を冒さぬよう責任もって配送するということでしょう。
つづいてもう一つの置き配できないケースについてです。
置き配に対応していない配送業者の場合
もう一つの置き配できないケースとは、置き配に対応していない配送業者の場合です。置き配に対応していない配送業者が対応した場合、不在の時は不在連絡票が郵便ポストに入れられて持ち帰られてしまいます。
在宅であっても置き配ではなく手渡しでの配送となります。これは単純に配送業者側も勤務ルールに基づいて作業しているだけなので、配送業者側もできないのではなく「やらない」ということなのでしょう。
置き配はやり方を間違えれば責任問題になってしまうので、気になる方は置き配ができるのかできないのか、注文方法と配送業者の法則も確認したほうがいいかもしれません。
Amazonの置き配~リスク~
最後にAmazonの置き配のリスクについて触れていきたいと思います。Amazonの置き配においてリスクとして明確に確認しておくべき内容は以下の二つです。
- 敷地への立ち入り許可の責任リスク
- 置き配場所の盗難リスク
まずは敷地への立ち入り許可の責任リスクについて確認していきましょう。
敷地への立ち入り許可の責任リスク
Amazonで置き配を指定した場合、配送業者は配達場所に商品を置く為に指定の場所に立ち入ることになります。この指定の場所への立ち入りは、Amazonで配達方法を置き配とした時点で許可したことになります。
このことを頭に入れておかないと、配達業者がわざわざ立ち入り許可を申し出てくるわけではないので実際にAmazonで置き配にしたときに敷地への立ち入りを無許可で行ったのではと誤解してしまう可能性があります。
実際には配送業者はAmazonで置き配の了承を得ていると形で責任をもって敷地への立ち入りを行っているので、この点はしっかり頭にいれておきましょう。
例えば、置き配でオートロックのマンションに入ってほしくないといった希望を出すことはできないので注意が必要です。
置き配場所の盗難リスク
もう一つのリスクは置き配場所の盗難リスクです。これは何度か前述していますがAmazonでの置き配で指定できる場所は複数存在します。その中には紛失や盗難、汚損の危険性を高めてしまう場所もあります。
配送でトラブルが起きないよう、この点をしっかり頭にいれて置き配を指定してみてください。
【Amazon】置き配のやり方!リスクも解説!~まとめ~
今回はAmazonの置き配について、置き配のやり方や置き場所、対応している配送業者、対応していない商品、置き配のリスクなどについて解説してみました。置き配は様々な場所を指定できるので、本来は自由度の高い素晴らしいサービスです。
ただし、盗難などのリスクもあるので指定する場所や敷地内への対地入り許可など、置き配指定の為に考慮しておくべき点は複数あります。ぜひ今回の記事を参考に置き配を指定してみてください。