【無料】Macで「VPN Gate」を利用してVPNサービスに接続する方法！

今回は、無料で「VPN Gate」を利用してVPNサービスに接続する方法を解説します。インターネットが規制されている地域や国（特に中国）に旅行に行く人は、今回の記事を参考にしてみてください。

また、他のVPNサービスと「VPN Gate」の機能について比較したいという人も今回の記事が参考になるはずです。MacにVPN接続する方法や、「VPN Gate」をダウンロード・設定する方法もくわしく解説していきます。

早速、「VPN Gate」とは何か、「VPN Gate」の概要について説明します。

「VPN Gate」の大きな魅力が無料で利用できるという点です。VPNサービスは「VPN Gate」以外にも多くありますが、有料なサービスも多く、利用するために高額な料金を払いたくないという場合にはVPN利用ができなくなります。

一方で、「VPN Gate」は無料で利用できるVPNサービスなので、「安く利用したい」「Macのソフトウェアにお金をかけたくない」という人にはお勧めのサービスです。

ここからは、「VPN Gate」を利用すうえでのメリットとデメリットを紹介していきます。「VPN Gate」利用を考えている人はぜひ確認してみてください。

まず、「VPN Gate」を利用する上でのメリットを紹介します。主に以下の2点があげられます。

1. 無料である
2. 気軽に使える

「VPN Gate」のメリットとして一番大きいのが料金システムです。無料でダウンロード・利用ができるので、他VPNサービスと比べて大きな差ががあります。

旅行や緊急でVPNが必要になったという場合や一時的に利用したいという人にとって、わざわざ有料のVPNサービスを買うのは負担です。そんな時、「VPN Gate」をダウンロードすれば無料で利用することができます。

「VPN Gate」は無料で利用することができる分、気楽に使えるというメリットもあります。有料VPNサービスをダウンロードしてしまうと、自分に合わなかったり、セキュリティ上の心配がある場合に損をしてしまいます。

試しに使ってみたいという人や長期的に利用する目的ではないという人にとって「VPN Gate」は最適なVPNサービスと言えます。

次に、「VPN Gate」のデメリットを紹介します。

1. セキュリティは若干怪しい
2. 同じVPNサーバーがいつも利用できるわけではない

無料でダウンロードができる分、セキュリティに関しては若干不安になるという意見も多いです。機能に関しては問題ないですが、セキュリティ面が心配でダウンロードするか迷っている人も多いです。

そんな時は、「VPN Gate」を実際にダウンロードして利用している人の意見や評判を聞くと良いです。セキュリティ上に問題のあるサービスはいくら無料ダウンロードができると言っても心配です。

「VPN Gate」は常に同じVPNサーバーを設定・利用できるわけではありません。Wi-Fiと同じように、場所や状況によって同じVPNサーバーがいつも利用できるわけではないので、デメリットと感じる人も多いです。

しかし、この設定になれてしまえば不便に感じることは少ないので大きなデメリットとは言えないかもしれません。以上が、「VPN Gate」を利用する上でのメリットとデメリットです。

無料で、「VPN Gate」を利用するための前提条件を説明します。

「VPN Gate」を利用するための前提条件は以下の通りです。

1. 2つのプロトコル
2. 日本に設定
3. IPアドレスについて

Macから「VPN Gate」に接続する際にはプロトコルと呼ばれるコンピューター言語を利用・インストールする必要があります。基本的に、「L2TP/IPsec」か「OpenVPN」を利用すると良いです。

VPNは、「L2TP/IPsec」の場合、伝送プロトコルで「OpenVPN」の場合、IPsec独自プロトコル(TCP, UDP)を利用します。「L2TP/IPsec」の方が機能的には推奨されています。

また、通信速度も「L2TP/IPsec」の方が速いことが分かります。

「L2TP/IPsec」ファイルの方が設定が簡単にできます。

また、一番重要なポイントとして、クライアントソフトがOSに付属しているという点があります。これでMacユーザーも簡単に設定することができます。

インターネットを自由に開ける国を選択します。日本語の方が分かりやすいことも多いので、「日本」に設定しておく必要があります。

IPアドレスとは、Webサイトの住所のようなもので、ブラウザのアドレスにIPアドレスを入力すると、IPアドレスに関連するWebサイトが表示されます。

「VPN Gate」メールアドレスで登録すれば、アクセス可能なIPアドレスをメールで送ってくれるサービスがあります。

早速、Macで「VPN Gate」を利用するための設定方法を説明します。

設定手順は以下の通りです。

1. 設定アプリのTunnelblickをインストールする
2. VPN Gateから設定ファイルをダウンロードする
3. VPNを設定する

まず、設定アプリである「Tunnelblick」をインストールします。

「I have configuration files」というボタンをクリックします。

「OpenVPN Configuration(s)」というボタンをクリックしてください。

最後に「Create Tunnelblick VPN Configuration」ボタンをクリックしてください。「Empty Tunnelblick VPN Configuration」というファイルがデスクトップに作成されたことを確認してください。

次に、「VPN Gate」から設定ファイルをダウンロードする必要があります。デスクトップ上に作成された「Empty Tunnelblick VPN Configuration」に接続設定ファイル (.ovpn ファイル) をコピーします。

次に、「Empty Tunnelblick VPN Configuration」フォルダの名前を「自分の好きな名前.tblk」と設定してください。好きな名前を入力した後に、「.tblk」という文字列を入力してください。

「Add」をクリックします。

ファイルをダブルクリックした後、「Only Me」をクリックします。

「Mac OS」にログインしているユーザー名とパスワードを入力します。以上で、TunnelblickにVPNの接続設定ファイルがインポートされます。

次に、VPNを接続します。Tunnelblickアイコンをクリックし、「Connect vpn」をクリックしてください。

自動的に、VPN接続を開始します。

無事に、VPNが接続されると、「Connected」と表示されます。

Macで「VPN Gate」を利用してVPNサービスに接続する方法を解説します。

利用手順はL2TP/IPsecで接続する場合と、OpenVPNで接続する場合で異なります。

1. L2TP/IPsecで接続する場合
2. OpenVPNで接続する場合

L2TP/IPsecで接続する場合、まず、メニューバーの「Wi-Fi」をクリックし、「ネットワーク環境設定」をクリックします。

環境設定から「＋」を押し、開かれたたタブに、インターフェイスを「VPN」、VPNタイプに「L2TP over IPSec」、サービス名は自由な名前を入力します。

作成をクリックします。

サーバアドレスにIPアドレスをコピペします。アカウント名には「vpn」と入力します。

認証設定をクリックします。

詳細設定を開きます。

詳細設定を開き、「すべてのトラフィックをVPN接続経由で送信」にチェックを入れます。

ファイルを閉じ、接続をクリックします。

接続をクリックする前に、画面下の「適用」をクリックすることを忘れないでください。

以上で接続が完了します。接続解除する場合は、接続解除をクリックしてください。

OpenVPNで接続する場合は「アプリのTunnelblickをインストール」「VPN Gateから設定ファイルをダウンロード」「VPNを設定する」という順序で行います。

アプリのインストール後「Create Tunnelblick VPN Configuration」ボタンをクリックしてください。「Empty Tunnelblick VPN Configuration」というファイルがデスクトップに作成されたことを確認してください。

後は、OpenVPNで接続するをクリックするだけです。

Macで「VPN Gate」を利用できないときの対処法を最後に紹介します。

VPN接続時にエラーが出た場合、インターフェイス名が間違っていないか、パスワードが間違っていないかを確認してください。それぞれ「vpn」になっているか確認してください。もし、原因が他の場合は、別のIPアドレスを使用してください。

いかがでしたか。今回は、無料で「VPN Gate」を利用してVPNサービスに接続する方法を解説しました。インターネットが規制されている地域や国（特に中国）に旅行に行く人は、今回の記事を参考にしてみてください。

また、他のVPNサービスと「VPN Gate」の機能について比較したいという人も今回の記事が参考になるはずです。ファイル展開やファイルへのインポートも参考にしてみてください。