「Yahoo!」と「Google」の違いをくわしく解説!

インターネットを利用する時「Yahoo!」と「Google」でどちらで検索しますか?実は、「Yahoo!」の検索結果と「Google」の検索結果は少し違いがあります。一体、どこが違うのか詳しく調べてみました。検索エンジンみんな同じと思っていませんか?

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目次

  1. 1「Google」とは
  2. 「Google」の特徴
  3. 2「Yahoo!」とは
  4. 「Yahoo!」の特徴
  5. 3「Yahoo!」と「Google」の違いを比較〜機能〜
  6. 検索機能の種類
  7. 検索結果以外のコンテンツを表示する機能
  8. 4「Yahoo!」と「Google」の違いを比較〜検索結果〜
  9. 検索結果が違う理由
  10. 5「Yahoo!」と「Google」の違いを比較〜ユーザー〜
  11. 日本では「Yahoo!」/世界では「Google」のシェア率が高い
  12. 性別/年代別のシェア率の変化
  13. 6「Yahoo!」と「Google」どちらを使うべきか
  14. 「Yahoo!」を使うメリット
  15. 「Google」を使うメリット
  16. 合わせて読みたい!Google/Yahoo!JAPANに関する記事一覧

「Google」とは

Google公式サイト

「Google」とはどのような会社かご存じですか?世界50カ国に六万人の社員と世界中に数十億人のユーザー、「YOUTUBE」や「Google検索」など、色々なサービスを提供している世界的企業です。

スタンフォード大学在籍中だったラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏によって1996年に創業され、2018年9月27日に生誕20年を迎えました。豆知識ですが、「Google」の名前の由来は、数学用語である「googol」をもじってつけらています。

まず「Goole」の特徴とは、ユーザー層や機能はどうなのか詳しく説明します。

Google公式サイト

「Google」の特徴

「Google」には、検索エンジンの他にも様々なオンラインサービス提供しているので紹介します。

検索エンジンなどのオンラインサービスを提供/運営

「Google」には、Google検索エンジンのほかにもたくさんの便利なサービスがあるので紹介します。スマホ用アプリもリリースされており、ぜひインストールしてください。

Googleドキュメント 公式サイト

まず、Googleが開発した無料オフィスツール「Googleドキュメント(ワープロ機能)」、表計算ができる「Googleスプレッドシート」、プレゼン用の資料を作れる「Googleスライド」

「Google 翻訳」公式サイト

Googleの翻訳機能「Google翻訳」です。「Google翻訳」の特徴は対応している言語の種類が多く、100語に対応しています。

「Google」マップ 公式サイト

旅行や仕事で出張時に便利な機能「Googleマップ」。このサービスは目的地を入力すると、色々な方法で最適なルートを表示します。さらに地図と一緒に表示される近隣の施設の画面をクリックすると、営業時間などの情報が検索できる便利な機能です。

webサービス「keep」

「keep」という機能はweb上のメモ帳サービスで、ちょっとしたメモをパソコンからKeepに記録しておくと、後でスマホから確認できるというサービスです。買い物リストやあとでスマホで確認できれば、忘れることもないので便利です。

webサービス「Gmail」

「Gmail」は無料ながらに多機能です。迷惑メールフィルターが強力、保存できる容量が大きい、データがクラウド上にあるのでメールの履歴や連絡先を無くならないなど、使うメリットがたくさんあります。

webサービス「Googleフォト」

スマに保存した大量の写真や動画を「Googleフォト」を利用し、クラウド上にアップロードし管理できるサービスです。無料で「容量無制限」でき、機種変更を行う際でも思い出の写真が「Googleフォト」から閲覧できます。

webサービス「Googleニュース」

「Googleニュース」の最大の特徴は、自分が関心や興味があるニュースを自動的に集めて画面上に持ってきてくれます。毎日のニュースをチェックしやすいです。

「Yahoo!」とは

Yahoo japan 公式サイト

おなじみの「Yahoo!」は、日本最大のポータルサイトです。毎日でも利用している「Yahoo!」ですが、そもそもどのような会社なのでしょうか。

Yahoo!公式サイト

「Yahoo!」の特徴

「Yahoo!」は、日本国内で最大の規模を誇るポータルサイトです。インターネットに接続した時、一番最初に接続するのが「Yahoo!」の人も多いのではないでしょうか。

元は「アメリカYahoo!」から派生した日本語の「Yahoo!」ポータルサイト、運営はヤフー株式会社が行っており、ロゴが「アメリカYahoo!」は紫色なのに対し、「Yahoo!」は赤色という特徴をもっています。

日本国内の「Yahoo!」の1日のアクセス数平均19億を誇っており、検索エンジンは過半数のシェアを占め、業界ではナンバーワンです。

ポータルサイトを提供/運営

「検索エンジン」の他にも、豊富な情報量と現在100以上のサービスを行っている「Yahoo!」。他業者と提携したサービスにも力を注いでおり、「Yahoo!ショッピング」ではニコニコ市場やセブンネットショッピングと提携して、サービスの拡大を行っています。

「Yahoo!」の収入源となるインターネット広告事業や、eコマース事業、有料会員サービスなどが「Yahoo!」を支える事業となっています。主なサービスを紹介します。まずは、ご存じ「Yahoo!オークション」です。

ヤフオク 公式サイト

ヤフオクは2000万人もの利用者がいる日本を代表するオークションサイトです。ユーザー層も幅広く、マニア向けの商品も取引されやすいです。支払いにTポイントが使えるのも特徴です。

次に「Yahoo!ショッピング」です。約55万店舗ものショップがあり、買い物するとポイントがもらえるシステムです。ポイントが5倍や10倍になるイベントもあり、ポイントも色々な種類があるのでお得に買い物ができます。

Yahoo!ショッピング 公式サイト

「Yahoo!天気」も便利です。

「Yahoo!天気」公式サイト

自宅のある地域と現在地のどちらの天気も、パソコンならトップ画面から確認できます。洗濯や傘、紫外線などの指数情報もあり見やすくて便利です。アプリもあります。

「Yahoo!」と「Google」の違いを比較〜機能〜

日本ではインターネットで利用する際、たくさんのある検索エンジンの中でも「Yahoo!」か「Google」、どちらかの検索エンジンを利用するのが主流となりました。「Yahoo!」と「Google」の違いとは一体何なのか比較して説明します。

検索機能の種類

「Yahoo!」と「Google」には検索機能の違いがあります。その違いとはなんでしょうか?

規格に則る「標準検索」

同じ検索エンジンで同じ検索キーワードを入力しても、「Yahoo!」と「Google」では検索結果の表示内容が違うことがあります。日々インターネットを使って生活をするユーザー側にとっては、知っておくべき検索機能の特徴かもしれません。

検索方法には「標準検索」と「パーソナライズド検索」という2種類の方法があるのです。その違いとは何かというと、「標準検索は」「Google」が基準に基づいて検索することです。検索エンジンならではの機能やサービスを利用できるメリットがあります。

「Google chrome」から検索エンジンを変更することができます。まず、トップページの右上にあるマークをクリックしてください。

標準検索に設定する

クリックしたら、”設定”を選んでください。

「標準検索」検索エンジンを変更する方法

設定画面になるので、下にスクロールしてください。「検索エンジン」という項目がありますので、”アドレスバーで検索するエンジン”横の下矢印から、設定するエンジンを選んでください。

ユーザーごとにカスタマイズされる「パーソナライズド検索」

「パーソナライズド検索」という「Google」の検索機能の一つで、個人の利用履歴から最適な検索結果を表示する機能があります。

過去に調べた検索ワード、過去に閲覧したサイト、検索ユーザーの所在地などの情報を元に、そのユーザーに関連性が高いサイトが上位に表示され、必要な情報が素早く入手できるというメリットがあります。

検索結果以外のコンテンツを表示する機能

「Yahoo!」と「Google」から検索キーワードから検索すると、少し違いがあります。その違いとは何でしょうか、検索結果はどのように表示されるのか説明します。

Googleの「ユニバーサル検索」

パーソナル検索の結果

「Google」の検索結果の表示は年々進化を遂げており、検索結果の表示も変化しています。その進化したものの一つが「ユニバーサル検索」です。

その違いとは何か説明しますと、「ユニバーサル検索」ではユーザーが検索したキーワードから、検索結果上に地図・画像・動画・企業情報、乗換案内などの情報が表示されます。

たとえば「Google」で”原宿ランチ”と検索すると、原宿にある飲食店の地図や画像など情報が表示されます。企業の情報がリンクが表示されるのが「ユニバーサル検索」なのです。

Yahoo!の「ブレンド検索」

地域とサービスやビジネスワードを組み合わせて検索すると、「Yahoo!地図」からその近辺の企業の情報を検索結果の最上部に表示し、ユーザーに情報が届けられる機能です。

「Google」の「ユニバーサル検索」と内容は同じなのですが、自社のコンテンツを持つ「Yahoo!」は、例えば飲食店を検索するとYahoo!サービスが統合された機能「Yahoo!ロコ」から、地域情報をまとめて収集できます。

「Yahoo!」から”原宿 カフェ”と検索してみましょう。

Yahoo!ブレンド検索

原宿駅周辺のカフェ情報が検索されますので、クリックして「Yahoo!ロコ」へ。地図も矢印をクリックすると出てきます。

Yahoo!ロコにリンク

ユーザーは行きたい場所の情報がまとめて収集できる他、予約も気になるお店も自身のアカウントにキープしたり、SNSでシェアしたりできます。

「Yahoo!」と「Google」の違いを比較〜検索結果〜

「Yahoo!」と「Google」の検索結果の違いとは何でしょうか。比較して、その違いを説明していきます。

検索結果が違う理由

同じキーワードで検索しても「Yahoo!」と「Google」の検索結果が少し違うようです。その違いとは何か説明します。

Yahoo!検索では関連サービスの表示がされる

「Yahoo!検索」の特徴として、検索結果に関連するサービスのコンテンツが表示します。ショッピングだったり、ニュースだったり、NEVERまとめだったりと検索画面に一緒に表示されます。例えば”コーチ バッグ”を検索してみます。

Yahoo!検索で関連サービスが表示

”コーチバッグの売れ筋商品ランキング”として、関連したサービスが表示されました。クリックすると「Yahoo!ショッピング」のコンテンツに移ります。

Yahoo!検索で関連サービスの画像が表示

さらに「Yahoo!ショッピング」のコンテンツの下をスクロールすると、”コーチバッグ”の画像が表示しています。「Google」との違いとは、「Yahoo!」は検索キーワードから関連するあらゆるコンテンツが表示されるようになっているため、と考えられます。

クロールするタイミングが違う

次にクロールするタイミングが違いとは何か説明します。インターネットで「Yahoo検索」や「Google検索」をすると、ページを読み込むクローラーというロボットが、ウェブページを巡回し情報収集をして検索結果ページに最新の情報を表示していきます。

クローラーが巡回しないと最新の情報は更新されず表示もされない訳ですが、すべてのサイトに毎日巡回する訳でもありません。

「Yahoo!」と「Google」で比較するとクロールするタイミングに違いがあり、検索結果が反映する時間や表示される内容に違いが出るのです。

パーソナライズド検索の影響を受けている

「Yahoo!」と「Google」の検索結果が違う理由の一つに、パーソナライズド検索の影響を受けているのが原因と考えられます。個人の利用履歴などから最適な検索結果を表示するので、標準の検索結果や「Yahoo!」の検索結果とは違う表示になる場合があります。

「Yahoo!」と「Google」の違いを比較〜ユーザー〜

「Yahoo!」と「Google」、利用するユーザーの違いとはどうなのでしょうか。比較してみましょう。

日本では「Yahoo!」/世界では「Google」のシェア率が高い

現在日本で利用されている検索サイトのシェアをご存じですか。49%の割合で「Yahoo!」がトップ、その次に「Google」で39%です。

しかし世界に目を向けると、そのシェア率は大きく変わります。まずアメリカのシェア率は67.5%の割合で圧倒的に「Google」なのです。その他の国々を比較しても、「Google」のシェア率が高いです。

なぜ、日本は「Yahoo!」の地位を築くことができたのでしょうか。

日本では「Yahoo!」が先に展開された

「Yahoo!」が日本で人気を獲得し、高いシェア率を定着させた理由、それは「Yahoo!」の方が先に展開されたからということが考えられます。

「Yahoo!」は1996年に設立されたのですが、「Google」の1998年の設立より2年ほど早いのです。「Yahoo!」が人気が出た頃「Google」はまだシェアを獲得できず、そのままの状態で現在に至るのではないかと考えられます。

「Google」より早く「Yahoo!」が進出していたことが、日本でのシェア率の理由でしょう。

日本独自のサービスが人気

「Yahoo!」は日本独自のサービスを展開していき、そのサービスやコンテンツは日本国内で大きく受け入れられました。日本人が利用しやすいこと、密着することでシェアを獲得できたのです。

性別/年代別のシェア率の変化

まず男女で比較して調べた結果、男性は「Google派」51.7%「Yahoo!派」48.3%、女性が「Google派」38.3%、「Yahoo!派」61.7%と圧倒的に「Yahoo!」が多い結果となっています。
 

サービス リーチ 利用者数
Yahoo! 48.3% 6656人
Google 51.7% 6624人

年代別で比較してみます。
 
年代 Yahoo!派 Google派
20代 40.1% 59.9%
30代 52.5% 47.5%
40代 55.9% 44.1%
50代 56.5% 43.5%

その理由を調べてみると、「Yahoo!派」の理由は”ニュースや天気を見たい”、”親しみがある”など便利さを求めている意見が多く、「Google派」の理由では、”検索しやすい”、”シンプル”といった検索をスムーズに利用したいという意見が多いようです。

「Yahoo!」と「Google」どちらを使うべきか

「Yahoo!」と「Google」を比較しその特徴を調べた結果、どちらを使うべきなのでしょうか。

「Yahoo!」を使うメリット

「Yahoo!」の特徴から考えられる「Yahoo!」を使うメリットを紹介します。

まず日本に密着したサイトなので、安心感があることとニュースなどの独自のコンテンツと日本版のコンテンツも数多いことです。また、審査をクリアした登録制サイトで信用性もあり、トップページから知りたい情報を効率よく収集できます。

コンテンツが多い

「Yahoo!」にはニュースコンテンツなどの他、ショッピング・トラベル・占い・オークション・知恵袋など100種類以上のコンテンツがあり、男女問わず様々な世代のユーザーにサービスを提供しています。

「Google」と比較してみると娯楽系のコンテンツが多くあり、「Google」との違いとは、サイトを楽しく利用できることです。

「Google」を使うメリット

「Google」の特徴から考えられる「Google」を使うメリットをご紹介します。

まず、世界的にシェアされていることです。検索ロボットが巡回して新しいサイトの情報を収集するので、よりたくさんの情報をあつめた質の高い検索結果を表示できること、地図や言語機能がとても優れている所です。シンプルなトップページも検索しやすいです。

広告が少ない

Googleトップ画面

「Google」のトップ画面は広告がなく、知りたい情報をすぐに検索ができるようになっています。検索専用なため、シンプルです。単語だけで検索しても「Google」では、すぐに候補がたくさん出てきます。

「Yahoo!」と「Google」の違いを理解する

「Yahoo!」と「Google」、機能や検索結果に違いはありますが、どちらもそれぞれ良い部分があることがわかりました。その違いをよく理解して使用すると、さらに毎日の生活に仕事に役立つでしょう。役に立つまとめ記事を紹介します。

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この記事のライター
WASABI