Yahoo!防災速報に「災害マップ」新機能を追加！他ユーザーと状況共有！

ヤフー株式会社が提供しているスマートフォン向け防災通知アプリ「Yahoo!防災速報」に、ユーザーが現在地の災害状況を投稿し、他ユーザーと共有することができる新機能「災害マップ」機能を約1カ月の期間限定で追加したことを公表しました。

新機能の「災害マップ」機能を約1カ月の期間限定で追加したことで、ユーザー自身が現在地の状況を投稿可能となり、現在提供している自治体や気象庁から発信される情報だけではなく、周辺にいる他のユーザーの投稿を地図上で状況を共有することができます。

Yahoo!はこれまでに、利用者数1700万人を突破した「Yahoo!防災速報」にて、自治体や気象庁からの情報を発信を行ってきました。

今回、Yahooでは、「災害マップ」機能を追加し、ユーザー自身が現在地の状況を投稿し、周辺ユーザーと状況を共有することで、大きな被害が出る前に、より迅速な避難行動を促すことが目的としています。

また、ユーザーの現在地および設定した地域の災害状況の投稿が一定数を超え、所定の条件を満たした場合は、異常を知らせるプッシュ通知が届く「異常感知通知」機能も同時に追加を行いました。

Yahoo!では追加となった「異常感知通知」機能により、迫りくる危険を比較的早い段階で察知し、避難行動に移ることができるようになると説明しています。

「災害マップ」機能を利用する方法についてご紹介していきましょう。

自分の現在地の災害状況を投稿する方法ですが、「異常感知通知」から移動できる地図画面上や、避難情報、大雨危険度の通知画面に表示される「状況を投稿」ボタンから、災害状況やライフライン状況を選択し・投稿するをタップします。

ただし、現在地への通知を受け取った場合のみ投稿可能となっており、1つの通知に対して投稿できるのは3時間以内に1度となっています。

また、投稿された災害状況は、通知詳細画面やアプリトップ画面から、地図上で確認することができるようになっています。

Yahooでは、「災害マップ」機能を追加したことで、近隣でおきている土砂災害や河川洪水の危険情報もあわせて確認可能となっており、周辺地域の状況が把握しやすいのが特徴となっています。

「Yahoo!防災速報」では、新機能を追加した理由について担当者が以下のようにコメントしています。

「西日本豪雨や千葉を襲った台風15号など、大規模な災害が多く発生しており、深刻に受け止めている。災害マップを通して、現在いる地域の災害情報をより多くの人が共有することで、避難の判断材料につながる」とコメントしています。

「Yahoo!防災速報」を通してユーザーの安全確保に役立つ情報を配信してきたYahooでは、今後も機能追加や改善に努め、安全安心な暮らしに貢献していくとしています。

また、「Yahoo!防災速報」で追加された機能は、提供期間中の利用状況を鑑み、順次機能追加するとしています。