2019年10月22日更新
タクシーアプリS.RIDEがwhat3wordsと提携!3単語入力で目的地設定!
タクシーアプリ「S.RIDE」を展開するみんなのタクシー株式会社は、位置特定サービスを提供するイギリスの「what3words」と提携しました。「S.RIDE」と「what3words」の提携により、3つの単語入力で目的地設定が行えるようになります。
タクシーアプリ「S.RIDE」が位置特定サービス「what3words」と提携
タクシーアプリ「S.RIDE」は、ワンスライドすることで、東京最大級のタクシーネットワークから一番近いタクシーを呼び出すことができるタクシー配車サービスです。
この「S.RIDE」を展開するみんなのタクシー株式会社は、位置特定サービスを提供するイギリスの「what3words」と提携しました。「what3words」とは世界を57兆個の正方形に分割し3つの単語でその住所を表す位置情報テクノロジーです。
この2つのサービスの提携により、ユーザーはタクシー配車アプリ「S.RIDE」に住所を入力する代わりに、新たに3つの単語を入力するだけで目的地を簡単に設定することが可能となりました。
3つの単語を入力することで、建物、ショッピングモールや公園の入口、通りの角等、特定の場所を3メートル四方というピンポイントに細かく設定することが可能となり「S.RIDE」を利用することによってユーザーの移動はさらに便利なものとなります。
これによって例えば「タクシーが到着したらビルの裏口だったため、表口まで徒歩で向かう」という状況を防ぐことができ、「ビルの表口」をピンポイントで指定することができます。
目的地設定においても、3つの単語を入力するだけで設定可能となります。
例えばみんなのタクシー株式会社の本社所在地は「東京都台東区台東1丁目24-2」ですが、この住所の代わりに「がんばり。のきした。ちゅうび」と3つの単語を入力するだけで目的地設定が可能となります。
また「what3words」に組み込まれている自動提示機能によって、誤入力や間違った単語が入力された場合も、エラー防止機能が作動し、正しい3つの単語を提示することが可能です。
配車アプリ「S.RIDE」のサービスとは?
タクシーアプリ「S.RIDE」の名前の由来は「Simple、Smart、Speedyな乗車体験」という意味で、「S.RIDE」のアプリをダウンロードしたスマホがあればアプリの操作を行うだけで近くにいるタクシーを利用できます。
東京ですぐにタクシーに乗りたいのに、空いているタクシーが見つからないという場合、「S.RIDE」アプリがあればすぐに配車を手配できるため東京でのタクシー利用がとても便利になります。
「S.RIDE」を展開するみんなのタクシーは、都内タクシー会社5社(グリーンキャブ・国際自動車・寿交通・大和自動車交通・チェッカーキャブ)と、ソニー、ソニーペイメントサービスの合弁企業です。
タクシー会社5社が保有するタクシー車両は都内最大規模の1万台超で、「S.RIDE」の配車アプリで迎車手配をしたときに5社の中から一番近くのタクシーが来てくれるので速くタクシー手配ができるというメリットがあるわけです。
アプリで配車をしたい場合は、スマホで「S.RIDE」の配車アプリを起動し1回画面をスライドさせるだけです。この作業だけで自分がいる場所から最も近くにいるタクシーを呼べるので、急いでいる時に便利だと注目されています。