ソフトバンクでは、現在サービス提供を行っている「3Gサービス」の終了が2024年1月になることを発表しました。2024年1月にサービス終了となるソフトバンクの「3Gサービス」で、サービス終了後対象機種の利用が不可となる件についてご紹介します。
ソフトバンクとウィルコム沖縄が、現在サービス提供を行っている「3Gサービス」の提供を2024年1月下旬に終了することを発表しました。
ソフトバンクは、W-CDMA方式となっており、2002年12月に「3Gサービス」の提供を開始し、約21年間が経過しましたが、現在では、「3G」より高速で高品質なLTEサービスが普及したことで、「3Gサービス」を2024年1月下旬に終了すると発表しました。
ソフトバンクでは「3G」の停波に伴って、「3G」端末もしくは「VoLTE」非対応のLTE端末を利用しているユーザーが利用不可となります。
ソフトバンク・ワイモバイルの公式ページでは、「3G」のサービス終了によって利用不可となる機種や、提供終了となる料金プランについて案内を行っています。
ソフトバンクの案内によると、「3Gサービス」のサービス終了により、iPhoneシリーズでは、iPhone5s及びiPhone5c以前のモデルが利用不可となるほか、一部料金プランについても提供終了となります。
ソフトバンクが「3Gサービス」の提供を終了する理由について確認しておきましょう。
「3Gサービス」の終了理由として、国内では、「3G」より高速で高品質なLTEサービスが普及しており、周波数の有効利用を進めるために「3Gサービス」を終了すると説明しています。
また、ソフトバンクが「3Gサービス」の提供を終了することで同じ回線を利用しているワイモバイルについても、2024年1月下旬に「3Gサービス」の提供を終了するとのことです。
なお、「3G」の提供終了後は、「3G」のみに対応した機種やVoLTE非対応機種については、利用不可となるか、利用できるサービスが限定されてしまうと説明しています。
国内大手キャリアの「3G」の動向についてみてみると、NTTドコモは、2016年3月末に、ドコモがサービス提供している「FOMA」・「iモード」サービスについて、2019年10月末にて提供を終了すると発表しています。
また、KDDI(au)では、2018年11月に、auがサービス提供を行っている「3G」通信サービスの「CDMA 1X WIN」を2022年3月末にサービスの提供を終了することを発表しています。
なお、国内大手キャリア各社では、来年、2020年に、これまでより最速となる「5G」の商用サービスについてサービス開始となることが発表されています。
ソフトバンクでは、「3G」サービス終了により使用不可となったり、サービスが限定されてしまう影響を受ける機種や終了となる料金プランについて公式サイトにて案内を行っています。
「3G」サービス終了により使用不可となる端末については、iPhoneシリーズでは、日本で初めて販売されたiPhone3Gをはじめとして、以下の機種が利用不可の対象となります。
ソフトバンクは、3Gサービス終了によりiPhone向け料金プラン「ホワイトプラン」も、提供を終了すると案内しています。
なお、 iPhone向け料金プラン「ホワイトプラン」の新規申し込み受付については、2018年6月で終了となっています。
ソフトバンクがサービス提供を行っているWi-Fi+CellularモデルのiPadについては、3Gサービス終了に伴い、以下の端末にて「3G」を利用した通信が利用不可となります。
ソフトバンクとワイモバイルでは、「3G」サービス終了に関する問い合わせ先について専用窓口を用意しています。サービス終了に関して、不明な点等ある場合には、それぞれの連絡先に問い合わせしてみるとよいでしょう。
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