Windows版「LINE」アプリの最新版では、画像上の文字列をテキスト化するOCR機能が強化され画像テキストの翻訳が可能となりました。Windows版「LINE」アプリでは、トークルームに投稿した画像テキストをOCR機能を利用して抽出し、自動翻訳できます。
Windows版「LINE」アプリの最新版v5.21.1が公開されました。最新版v5.21.1では、画像上の文字列をテキスト化するOCR機能が強化され、トークルームに投稿した画像に表示されているテキストを翻訳することが可能となりました。
すでにWindows版「LINE」アプリには、トークルーム上に投稿された画像やスクリーンショット機能で撮影した画像をOCR処理し、コピー可能なテキスト情報として取得する機能が搭載されていました。
それが最新版では取得したテキスト情報を自動翻訳することが可能となりました。翻訳されたテキストは画像上に上書きされ、翻訳した状態で画像としてダウンロードすることが可能です。もちろんテキストとしてコピーすることもで可能です。
Windows版「LINE」アプリはWindows 7以降に対応するフリーソフトで、今はLINEのWebサイトからダウンロード可能となっています。
さらにWindows 10で利用できるストアアプリ版もラインナップされていて、こちらは「Microsoft Store」からダウンロード可能です。機能はほぼ同一なので、Windows 10環境ではストアアプリ版を利用するのがおすすめです。
今現在Windows版「LINE」に、Android版「LINE」v9.19.0以降を使ってQRコードログインができない問題が発生しています。これはAndroid版「LINE」を最新版に更新することで、問題は解消するとされていますのでアップデートを行いましょう。
Windows版「LINE」アプリ内で、画像に表示されているテキストを自動翻訳する機能を利用する方法を紹介します。
まず、LINEのトークルームに投稿された写真の上で右クリックします。表示されたメニューから「テキストに変換」をクリックしましょう。そしてLINE画面左上の「リアルタイム翻訳」のステイタスを「オン」にします。
そうすると、画像に表示されているテキストが自動翻訳されます。LINE画面の右側には、画像に表示されているテキストが抽出され、画面右下の「翻訳」をクリックすると、翻訳されたテキストが表示されます。
LINE画面上部で言語を変更することで、翻訳元の言語や翻訳する言語を指定できます。
Windows版「LINE」アプリで認識可能な言語と翻訳可能な言語は以下のようになっています。これら以外の他の言語についても、今後の対応が予定されています。
認識可能な言語 | 日本語/英語/韓国語/ 中国語(繁体)/中国語(簡体)/ インドネシア語/タイ語 |
翻訳可能な言語 | 日本語/英語/中国語(繁体)/ 中国語(簡体)/タイ語/インドネシア語/ 韓国語/ドイツ語/スペイン語/ベトナム語/ マレー語/ポルトガル語/ロシア語/アラビア語/ペルシャ語 |