スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能を発表!

グーグルは「CES 2020」にてスマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能を発表しました。Googleが「CES 2020」にて発表したスマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能やプライバシーの取組みについてご紹介します。

目次

  1. 1グーグルが「CES 2020」にてスマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能を発表
  2. 2スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能について
  3. 3新機能に追加された簡単に電話をかけることができる「Speed Dial機能」
  4. 4新機能ではスマート家電の予約実行ができるように
  5. 5Android端末で表示しているWebページのGoogleアシスタントによる読み上げに対応可能に
  6. 新機能リリースの時期について
  7. 6プライバシー関連の新機能として「Googleアシスタント」のアクティビティを音声操作で削除可能に
  8. 合わせて読みたい!Googleアシスタントに関する記事一覧

グーグルが「CES 2020」にてスマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能を発表

現地時間の1月7日、Googleが「CES 2020」にてスマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能を発表しました。

毎年恒例で開催されている「CES 2020」では、スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能や、スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」機能の「プライバシー保護」に関する取り組みが発表されています。

スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」担当者は、「Googleアシスタント」の月間アクティブユーザー数が5億人を達成したとしています。

また、「Googleアシスタント」の対応言語の拡大も進めており、30か国以上の言語に対応できるようになっており、90以上の国やエリアで利用されています。

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スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能について

それでは、スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能についてご紹介していきましょう。スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能として、まず、ファミリー向けの機能として、sticky note(付箋)が追加されています。

新機能の「sticky note(付箋)」機能は、利用しているディスプレイに付箋を貼り付けておくことができ、ファミリー向けに追加された機能として、デジタル付箋としてメモを文字で残すことができるのが特徴となっています。

また、「sticky note(付箋)」機能で作成したメモについては、ディスプレイ画面上に表示されているので、サインインをする必要もないとしています。

今後は、「OK Google、ミケのご飯まだだよとメモして」と呼びかけるだけで、デバイスのディスプレイに付箋が表示されます。

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新機能に追加された簡単に電話をかけることができる「Speed Dial機能」

次に、スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能として「Speed Dial機能」が追加されています。

新機能として追加された「Speed Dial機能」は、事前に家族にとって重要な連絡先を登録することで、簡単に電話をかけることができるようになる機能です。

現在は、核家族化がすすんでおり、遠くで暮らしている実家の祖父母や、大学などの通学のために1人暮らしをしているお子様などの連絡先を設定しておくと、スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」を利用して簡単に電話ができるようになります。

これからは、「おばあちゃんに電話して」や「太郎に電話して」などと呼びかけるだけで大事な家族へ電話が掛けられます。

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新機能ではスマート家電の予約実行ができるように

スマートディスプレイ向け「Googleアシスタント」の新機能では、スマート家電の予約実行が可能となっています。

これまでも、「Googleアシスタント」では、「Googleアシスタント」に対応するスマート家電のコントロールを行うことができましたが、今後は、「Scheduled Actions」と呼ばれるスマート家電の予約機能が利用可能となります。

これからは、「エアコンのスイッチを8時に入れて」などと呼びかけると、「Googleアシスタント」にてアクションがセットされ、ユーザーが指定した時間に部屋を暖めておくことができます。

Googleアシスタントの新機能「Scheduled Actions」は、コーヒーメーカーの他、エアコン・照明・空気清浄機などのスマート家電予約が利用可能になる予定とされています。

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Android端末で表示しているWebページのGoogleアシスタントによる読み上げに対応可能に

「Googleアシスタント」の新機能として、Android端末で表示しているWebページのGoogleアシスタントによる読み上げに対応できるようになりました。

Android端末には、現在、「スクリーンリーダー機能」にて読み上げができるようになっていますが、新機能では、42言語に対応可能となっており日本語にも対応可能となると説明されています。

この機能は、読み上げを利用する前に翻訳しておくことで「スクリーンリーダー機能」よりも表現豊かでまるで人が話しているかのように、自然な音声による読み上げが可能となるとされています。

なお、新機能として、追加される「言語の読み上げ機能」は、今年後半にリリース予定となっています。

新機能リリースの時期について

「Googleアシスタント」の新機能リリースの時期については、いづれも今年後半に公開予定となっていますが、Googleアシスタントを利用した電話機能については、日本でのリリースは現在のところサポートされていません。

日本でも、「Speed Diall」の機能追加に合せ、電話機能がリリースされるようになることを期待したユーザーも多いのではないでしょうか?

プライバシー関連の新機能として「Googleアシスタント」のアクティビティを音声操作で削除可能に

プライバシー関連の新機能として「Googleアシスタント」のアクティビティを音声操作で削除可能になります。

従来の機能として、設定による定期的な削除や、アプリを使っての削除にはすでに対応可能となっています。

今後は、これまでよりも簡単に「OK Google、昨日の予定を削除して」や「OK Google, 来週のアクティビティを削除して」と呼びかけることでアクティビティを音声操作で削除することができます。

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