2019年09月07日更新
【Googleアシスタント】アンビエントモード発表!
GoogleはGoogleアシスタントで採用される「アンビエントモード(環境モード)」を発表しました。Googleアシスタントの新機能「アンビエントモード」は、デバイスのロック画面にリマインダーや通知を表示可能なGoogleスマートディスプレイ化機能です。
Googleアシスタントの新機能「アンビエントモード」を発表
Googleは9月6日、ドイツのベルリンで開催中の「IFA 2019 国際コンシューマ・エレクトロニクス展」に合わせて、Googleアシスタントで採用される新機能「アンビエントモード(環境モード)」を発表しました。
Googleアシスタントの新機能「アンビエントモード」は、スマホやタブレットを充電しておく時などに、デバイスのロック画面にリマインダーや通知を表示したり、スマートホームデバイスの操作を可能なインターフェースを表示したりできるものです。
「アンビエントモード」は同日に発表された「Lenovo製品」や「Nokia製品」がまず対応し、更に拡大されていく予定です。
「アンビエントモード」に切り替えると、画面には「Google Play Music」コントロールパネルを表示したり「Google フォト」のデジタルフォトフレーム機能を利用したりもできます。
デバイスのロックを解除せずにハンズフリーでGoogleアシスタントの音声制御が可能になる、いわゆるGoogleスマートディスプレイ化機能です。
機能的には「Google Home」で設定できるGoogleスマートディスプレイ設定「ホーム画面と通知」に近い機能で、Amazon FireタブレットのShow Modeのようなイメージです。
ただGoogleアシスタントの「アンビエントモード」は全てのAndroidデバイスで利用できるわけではなく、現在利用できるのは、IFAで発表されたLenovo Smart Tab M8 HD、Lenovo Yoga Smart Tab、Nokia 7.2、Nokia 6.2に限られています。
おそらくはGoogleの次期スマホ「Pixel 4」でも利用可能になると思われますが、他のデバイスへの展開については触れられていません。この先既存デバイスでも利用できるようアップデートを期待したいところです。
新機能「アンビエントモード」搭載デバイス
「IFA 2019」に合わせて発表された新型タブレット「Lenovo Yoga Smart Tab」と「Lenovo Smart Tab M8」はどちらもアンビエントモードを搭載しています。これらのタブレットをドックに装着すると、通知やリマインダーが自動的に表示されます。
ショートカットボタンが表示されスマートホームデバイスを制御可能となり「Google Home Mini」などのスマートスピーカーを操作する場合と同じように、Googleアシスタントに音声コマンドを伝えることもできます。
人気のスマートディスプレイ「Google Nest Hub」のように、ユーザーの個人的な画像をスクリーンセーバーとして順にスクロール表示させることもできます。
「Yoga Smart Tab」は10.1インチディスプレイ搭載のハイエンドタブレットで、299ユーロ(約3万5000円)で9月にLenovo公式サイトなどでリリース予定となっています。
「Smart Tab M8」は8インチスクリーン搭載のタブレットで、149ユーロ(約1万8000円)で同じく10月にLenovo公式サイトなどでリリースされる予定となっています。
スタンドを使ってタブレットを立てると「アンビエントモード」によって、実質的にスマートディスプレイのようになります。