これまでInstagramのモバイルアプリのメイン画面に表示されていた「IGTV」アイコンが消えた事がユーザーの間で話題となっています。Instagramのモバイルアプリにて「IGTVアイコン」表示が消えた内容や削除された理由についてご紹介していきます。
現地時間の1月19日、米Facebook傘下のInstagramのモバイルアプリ版にて表示されていた「IGTV」アイコンが消えたとの報道が明らかとなり、一部ユーザー間で話題となっています。
米メディアの報道によると、従来のInstagramのモバイルアプリ版では、トップ画面に表示されていた「IGTV」アイコンが消えたと伝えられており、実施に「IGTV」アイコンが、最新バージョンのInstagramのモバイルアプリ版では表示が消えています。
Instagramのモバイルアプリ版トップ画面に表示されていた「IGTV」アイコン表示が消えた経緯について、米メディアがFacebookに確認を行ったとのことです。
Instagramを管理しているFacebookでは、2018年6月にアイコンを設置して以降、Instagramユーザーに、このメイン画面右上に表示されている「IGTVアイコン」を使われなかったと説明しています。
Facebookでは、Instagramの画面表示をシンプル化するよう取り組んでおり、ユーザーに使われなかった「IGTVアイコン」を削除したとのことです。
米メディアの報道によると、Instagramユーザーの中でも、少しの割合のユーザーのみが「IGTVアイコン」を利用していることが判明しています。
Instagramユーザーに、「IGTVアイコン」を使われなかった理由としては、ほとんどのInstagramユーザーが「IGTV」のアプリから直接、コンテンツをフィードのプレビューや検索のIGTVチャンネルを探しているとのことです。
多くのInstagramユーザーに「IGTVアイコン」を使われなかった理由として、「IGTV」を利用しているユーザーが動画配信による広告収入を得られない点が削除につながった原因として挙げられます。
また、現状、Instagramのフィード広告の配信では、企業から広告を掲載する利益の提供手段がない点についても削除の原因として考慮されます。
「IGTV」とは、2018年6月にInstagramが新たにリリースした、Instagram社が提供する無料の動画配信・共有サービスです。
「IGTV」アプリは、Instagramのアカウント持っているユーザーが誰でも利用することができる縦長フォーマットの長尺動画アプリとなっています。
「IGTV」では、Instagram社が提供する無料の動画配信・共有サービスとなっていますが、Instagramとは別のアプリとして提供されている点が特徴で、動画配信と動画共有に特化したサービスとして多くのユーザーが利用しています。
「IGTV」アプリと「 Instagram」の違いについて確認しておきましょう。「Instagram」で利用可能な機能については、一定数以上のフォロワーがいるアカウントであったり、認証アカウントのみ利用可能な機能が存在します。
その他にも、「Instagram」でバージョンアップを行った際など、新機能がリリースされた場合には、特定のアカウントのみが新機能を利用できることもあるようです。
一方で「IGTV」アプリでは、Instagramアカウントを持っているユーザーであれば、アプリのダウンロードにより、だれでも利用することができます。
「IGTV」アプリと「 Instagram」の大きく違っている点は、投稿可能な動画の長さの違いがあります。
「 Instagram」では、通常の投稿で1分までの動画が投稿可能となっており、ストーリーズに投稿する場合は15秒の動画を投稿することができます。
なお、「IGTV」アプリの場合には、1分以上最長で60分の動画を投稿することができます。また、「IGTV」アプリは、縦型動画に特化している点も大きな特徴といえるでしょう。
「 Instagram」の通常投稿の動画はアスペクト比1.91:1~4:5に限定されていますが、「IGTV」アプリの場合にはスマートフォン画面の縦長の四角形にあわせてデザインされています。