Android版Twitterアプリを最新版に更新すると、アプリがクラッシュする不具合が発生しています。このクラッシュはAndroid版Twitterアプリのみで起こる不具合とし、復旧のめどはまだ立っておらず問題が解決するまで更新を控えるよう呼びかけています。
2020年1月22日早朝から、Android版Twitterアプリを最新版(8.28.0-release.00)に更新すると、アプリが起動できなくなったなどクラッシュする不具合が発生しています。
米Twitterは同日、Twitterアプリの修復が終わり次第報告するとし、それまでは最新版への更新を控えるよう呼びかけています。この不具合に関する詳しい原因や復旧のめどは明かしていません。
Twitter Japanによると、このクラッシュの不具合が起きているのはAndroid版のみで、iOS版やブラウザ版は正常に使えるとしています。
そして問題の復旧のめどは立っておらず、復旧次第告知するとしていて「問題が解決するまでアプリを更新しないように」と呼びかけています。
Android版Twitterアプリのユーザーによると、アプリを最新版にアップデートしてからTwitterアプリをタップしても必ず強制終了してしまい、「Twitterが繰り返し停止しています」というエラーが表示されてしまうようです。
Twitterによると問題修正時に改めて告知するとしていますが、夜になっても(1月22日22時時点)修正の告知は行われておらず、実際にTwitterアプリが起動しないユーザーが現在も発生し続けている状態で復旧のめどは立っていません。
Android版Twitterアプリに発生しているクラッシュの不具合に関して、多くのTwitterユーザーが様々な対策を試していて、いくつかの方法で復旧できるとの報告も寄せられています。
また直接復旧するのではなく、ブラウザ版やその他のアプリなど別の手段を使ってTwitterを見たりツイートしたりできるようにしておく、という解決策もあります。これまでに報告されている様々な対策を紹介しますので参考にしてください。
まずAndroidの「設定」アプリを開き、「アプリと通知」に表示されるアプリの一覧から「Twitter」を開きます。「ストレージ」または「ストレージとキャッシュ」をタップし、「ストレージを消去」をタップします。
「アプリのデータを消去しますか?このアプリのすべてのデータ(ファイル、設定、アカウント、データベースを含む)が完全に削除されます」と表示されるので「OK」をタップして実行します。
この場合のデータ削除は、あくまで端末の中に保存されているデータを消すだけなので、Twitterのサーバーに保存されているアカウントの情報やツイート・DMなどは削除されませんので安心してください。
「OK」をタップすると「ユーザーデータ」および「キャッシュ」の両方が削除されます。
この状態で再度Twitterアプリを起動すると正常に起動することができ、表示中の状態や端末ごとの設定がリセットされる程度でTwitterの利用を再開できている、というユーザーが多いです。
もう一つは、最新版にアップデートしたTwitterを一度アンインストールして再びインストールするという方法でも復旧できていユーザーが多いようです。