GoogleがAndroid版「Google検索」に新機能となる「Google検索履歴」の「コレクション」を追加したことを発表しました。Android版に追加となった「Google検索履歴」をAIがグループ化する「コレクション」機能についてご紹介します。
現地時間の1月22日、Googleは、「Google検索」の新機能としてAndroid版「Google」アプリやChromeでのGoogle検索の新機能「コレクション」機能を追加したことを発表しました。
Android版「Google」アプリやChrome版に「Google検索」の新機能「コレクション」機能は、「Google検索」の履歴に基づいて、AIがユーザーに必要だと判断した「Google検索」の履歴についてグループ化を行う機能です。
Android版「Google検索」の新機能として追加された「コレクション」機能についてご紹介していきましょう。
AIがユーザーに必要だと判断した「Google検索」の履歴についてグループ化を行い、保存することで、ユーザーは、検索履歴に簡単にアクセスできるようになります。
「コレクション」機能では、AIがユーザーの検索履歴に基づいてグループ化をおこなった「マイレシピ」や「行ってみたい」場所のコレクションが、Android版「Google検索」にてカード状に表示されます。
「Google」アプリの「コレクション」機能については、従来から搭載された機能となっており、Googleアプリを使って、ユーザーが7お気に入りに登録したウェブサイトや検索結果が表示されるようになっていました。
また、「コレクション」機能では、「Googleマップ」で登録したマイリストなどが表示することが可能となっていました。
今回のAndroid版「Google検索」の新機能として追加された「コレクション」機能では、検索結果をグループ化して保存する機能が利用可能となったといえます。
「コレクション」を利用する方法ですが、Android版Googleアプリにて、画面下に表示される「コレクション」タブをタップすると、「マイコレクション」画面が表示されます。
「マイコレクション」画面には、AIがユーザーに必要だと判断した「Google検索」の履歴について、「行ってみたい」・「わたしの好きな場所」・「マイレシピ」・「お気に入りのページ」などに分類され表示されます。
グループ化された項目をタップすることでユーザーが、過去に「Google検索」をおこなった場所のWebサイトがカード状に表示され、それぞれをタップするとGoogleマップへ切り替わります。
なお、「コレクション」のカードは、ユーザーが新規に追加をしたり、いらないカードについては削除することも可能です。
「コレクション」に表示されているカードは、他のユーザーと共有することも可能となっています。具体的な「コレクション」に表示されているカードの共有の例としては、バースデーパーティーなどを行う際のレシピや部屋の装飾のアイデアなどがあげられます。
今回の機能拡張に合わせて、コレクション内に「Find more(さらに検索)」タブが追加される予定とのことですが、この機能については、米国を対象に先行して配信されるようです。
「Find more」タブをタップすると、ユーザーの検索履歴に基づいて保存したコレクションの内容に応じた関連コンテンツを表示されるようになるとのことです。