Twitter上でハッシュタグ「AndroidHelp」でAndroid関連の技術サポートを行うことを発表されました。「AndroidHelp」のハッシュタグを添えて質問をツイートすると、Androidの公式Twitterアカウントから回答が送られてきます。
米現地時間2020年1月28日、GoogleがAndroid関連の技術サポートをTwitter上でも行うことを発表しました。
アメリカの投稿サイト「Reddit」に投稿されたアナウンスによると、「#AndroidHelp」のハッシュタグを添えて質問をツイートすることで、Androidの公式Twitterアカウントから質問に対する回答が送られてくるとのことです。
この質問の内容は一般的なトラブルシューティングのほか、認証方法やアクセシビリティ、セキュリティに関するサポート、さらにAndroidの機能に関するものに対して回答が得られるとしています。
TwitterのAndroid公式アカウントでも、「#AndroidHelp」というハッシュタグによる質問を受け付ける旨をツイートしています。
Twitter上で技術サポートを行うという点では、例えばAppleも公式アカウントを開設していて行っていますが、その方法は公式アカウントに対して質問をすると回答が得られるという、一般的なやりとりをベースとしたものです。
今回のGoogleの試みは、技術サポート用にハッシュタグを用いるという点においてその他の技術サポート方法とは異なっています。
Appleのサポート用公式Twitterアカウント「@AppleSupport」は2016年に開設され、世界中のユーザーから質問を受け付けています。オンラインで手軽にAppleサポートに質問できる窓口となっていることから大人気となっている状態です。
Appleのサポート用公式Twitterアカウントは、Apple製品全般の問題や質問に答えるための公式サポートデスクです。これまでの「@AppleSupport」とユーザーとのやり取りはTwitter のタイムラインから確認することができます。
Appleからの回答は、質問の内容によってその場で簡単に回答を示したり、サポートページへ誘導するものがある一方、質問によってはプライバシー保護のためかダイレクトメッセージを送るよう求めたりもしています。
オンラインでもAppleのサイトからチャットなどで不具合に関する相談も可能ですが、時間が限られていました。Twitter にサポートデスクがあれば、ユーザーは時間を問わず、質問や相談が可能で回答を得られるようになったためとても助かるでしょう。
Andoridの技術サポートに関しては、現状では「#AndroidHelp」タグを付けて質問をツイートしてもレスポンスはない状態です。現時点ではこのハッシュタグを付けてツイートされた質問に対しては、一般ユーザーがサポートしている状態となっています。
実際、直接回答を得るまでもない初歩的な質問や、スマートフォンそのものについての質問も多く見受けられます。
この技術サポートに関しては、英語以外の様々な国の言語で質問を送った場合の対応はどのように対処されるかなど不明点も多く、この公式アカウントがしっかりと稼働するまではしばらく時間がかかりそうです。