Gmailをより快適に活用するには、連絡先のアドレスをグループ分けしておくのが便利です。この記事ではGmailをグループ分けして一斉送信する方法、グループの追加や削除のしかたを解説し、メーリングリストの管理方法などもご紹介します。
Gmailの連絡先を友人や家族、趣味の仲間や仕事先などにグループ分けして設定しておくと、タスク管理が非常にやりやすくなります。グループ分けすることで、Gmailで作成したメールを一括でグループメンバーに送信でき情報を共有しやすくなるためです。
また、多数の連絡先がGmailに登録されている方は管理しやすくするためにもぜひグループ登録をおすすめします。
この記事ではGmailのグループ分けの方法やメーリングリストとの違い、グループの追加方法や削除方法など、Gmailをより使いこなすための情報を解説します。
Gmailのグループとよく似たものに、メーリングリストがあります。混同しやすいので違いをご紹介しましょう。
例えばA、B、Cさんが登録しているグループ分けがあったとします。Aさんがグループメールを送信した場合、Aさん名義のアドレスでB、Cさんに同内容のメールが届くことになります。
Bさんがこのメールに返信する時はグループに一斉送信するかAさんのみに返信するか選ぶことができます。
対して、Gmailのメーリングリストではまず代表となるアドレスを作成して共有します。
Aさんがグループ分けしたメンバーにメールを送信しても、送信元は代表のアドレスになります。B、Cさんがこのメールに返信した場合、原則的に全てのグループメンバーに一斉送信されます。
また、グループメールの場合はAさんのアドレスにはDさん(グループ外のメンバー)からのGmailも受信可能ですが、メーリングリストではグループ外のメンバーが代表アドレスにGmailを送信する場合、管理者の許可が必要です。
グループメールはある程度少人数で連絡を取り合いたい時に使い、メーリングリストは多人数で情報を共有するために使うという方法が一般的です。
例えば会社全体で共有するべきプロジェクトをGmailのメーリングリストから一斉送信し、部署ごとのタスクの進捗状況はグループにて連絡を取り合うといった使い方が考えられます。
Gmailでグループを作成するには、Googleアプリを使用して連絡先をグループ設定します。以下、グループ化の手順をご紹介します。
Gmailのグループを作成するために、連絡先アプリを使います。まずはGmailを起動します。次に右上のGoogleアプリをクリックし、表示されたメニューから連絡先を選択します。
連絡先の画面が表示されたら左側のラベルをクリックして開き、ラベルを作成をクリックするとグループ名を入力するウインドウがポップアップされます。任意でグループ名を入力したら、右下の保存をクリックして確定します。
ラベルの下に、新しく作ったグループ名が表示されているはずです。次にグループに追加したい連絡先のアイコンにカーソルを合わせるとチェックボックスが表示されるので、チェックを入れます。
グループ化したい連絡先にチェックを入れたら、上部のラベルマークをクリックすると先ほど作ったグループ名が表示されているのでクリックします。
グループ名をクリックし、チェックマークがついたことを確認したら画面をクリックします。すると処理が始まり、しばらくすると連絡先のグループ登録が完了します。
あとは左側のグループ名をクリックし、グループに追加した連絡先がソートされて表示されていたら、連絡先のグループ化は成功です。
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