Googleが新たなプラットフォームとなるカジュアルなモバイルゲームコレクション「GameSnacks」のリリースを発表しました。Googleの新たなゲームプラットフォーム「GameSnacks」は高速端末だけでなく低速端末でも楽しめるようになっています。
米国時間の2月13日、Googleは、カジュアルなモバイルゲームコレクション「GameSnacks」のリリースを発表しました。
Googleがリリースを発表したカジュアルなモバイルゲームコレクション「GameSnacks」は、Google社が実験プロジェクトラボとして取り組みを行っている「Area 120」が開発を行ったものです。
「GameSnacks」は、高速端末だけでなく、メモリー容量の小さいスマホ端末や、2Gまたは3Gネットワークを利用する低速端末を利用しているユーザーにも楽しめるよう、ゲームのロードの改善に取り組み、高速性能の実現を目指したとしています。
「GameSnacks」は、Facebookの「インスタントゲーム」などと同様に、素早くロードできるゲームを提供するプラットフォームに分類されます。
「GameSnacks」の開発の背景については、メモリー容量の小さいスマホ端末や、2Gまたは3Gネットワークを利用する低速端末を利用しているユーザーにもゲームを楽しめるよう「Area 120チーム」が開発に取り組んだものとなっています。
「GameSnacks」の開発については、最初に読み込まれるHTMLページのサイズについて縮小を行い、スクリプトや画像、サウンドなどの追加アセットを圧縮しています。
圧縮した追加アセットが必要になる段階まで読み込まないように設定することで、ゲームのロードについて高速性能を達成することができたとしています。
また、Googleでは、インドネシアの技術新興企業である「Gojek」と提携の上、「GameSnacks」のゲームを「Gojek」のゲームプラットフォーム「GoGames」でリリースする予定とのことです。
カジュアルなモバイルゲームコレクション「GameSnacks」についてご紹介していきましょう。
「GameSnacks」と同様に、Facebookには、低速端末を利用しているユーザーにもゲームを楽しめるゲームとして「Facebook Gaming」が展開されています。
今回の、Googleがリリースを発表した「GameSnacks」は、「Facebook Gaming」に競合して開発されてゲームとなっており、移動や休憩時間などの、隙間時間に手軽に遊べるゲームが多く展開されています。
「GameSnacks」のゲームについては、先進国以外の1Mbpsより遅いネットワークを利用している場合に、RAMが1GBしかない端末を利用していても、数秒でロードでき、楽しめると案内しています。
「GameSnacks」を利用できるデバイスについては、すべてのゲームタイトルが、iPhoneやAndroidのスマホ端末だけでなく、PCのブラウザ上からも楽しめるようになっています。
「GameSnacks」では、ゲーム操作を行う場合には、タッチ操作をはじめとして、マウスやキーボードからの操作にも対応可能となっています。
「GameSnacks」のゲームについては、Googleよりリリースとなっていますが、「GameSnacks」にて展開されるゲームの開発については、HTML5ゲームデベロッパーと提携を行っています。
現在、Googleでは、「GameSnacks」へ登録をしてくれる開発者を募っており、今後、より多くのゲームが次々と開発され、追加されるようになるかもしれません。