マイナンバーカード推進のためのマイナポイント事業の対象業者としてSuicaとPayPayも対応することがわかりました。対応したSuicaやPayPayなどのキャッシュレス決済サービスを利用することで25%還元されるマイナポイント事業について詳しくご紹介します。
政府が2020年9月から始めるマイナポイント事業の対象業者にSuicaとPayPayも対応することが正式に公開されました。今回はSuicaとPayPayも対応されたマイナポイント事業についてご紹介します。
マイナポイント事業の対象業者になったことで、マイナンバーカードを作成後キャッシュレス決済サービスを利用して支払いをすればマイナポイントとしてSuicaやPayPayのポイントが25%還元されます。
非常にお得なサービスですから、マイナンバーカードを持っている人はもちろんまだ持っていない人もこれを機に作成して25%還元サービスを利用しましょう。
まずはマイナポイントについて基本的な情報からご紹介します。
なぜ、マイナンバーカードを作成してキャッシュレス決済サービスを利用するだけで25%もの還元が受けられるのか、その理由やマイナポイント事業が始まることになった経緯について確認しておきましょう。
マイナンバー制度とは2016年から始まったもので、国民1人1人に番号を振り分け識別できるようにするものです。このマイナンバーを証明できる身分証がマイナンバーカードです。
現在政府はマイナンバーカードの普及を推進しており、このことからキャッシュレス決済サービスと連携させマイナンバーカードの利用者を増やそうという狙いがあるんです。
そして、同時にキャッシュレス決済サービスの普及にも力を入れているためこれら2つを合わせたマイナポイント事業が誕生したとされています。
最後にご紹介するのはマイナポイント事業の概要についてです。マイナポイントの付与には上限があり、ポイントが還元される期間にも決まりがありますから確認しておいてください。
また、マイナポイント事業には注意点もあります。マイナポイントを利用するにあたっての注意点も合わせてご紹介しますから利用前にチェックしましょう。
マイナポイントを貯めるには、対象となる企業のキャッシュレス決済サービスを使い、対応店舗で支払いをすることが必要ですが、ポイントの付与には上限があります。
マイナポイントの付与上限は5000円相当です。この上限を超えてしまうといくらキャッシュレス決済サービスを利用してもSuicaやPayPayでのポイントを貯めることはできないので覚えておきましょう。
マイナポイント事業は永遠に続けられるサービスではないと発表されています。ポイント還元期間は2020年9月~2021年3月までです。
この期間中にマイナンバーカードを作成し、SuicaやPayPayなどのキャッシュレス決済サービスを利用して支払いを行うことが重要になります。期間は大切ですから、確認しておいてください。
マイナポイントをSuicaやPayPayなどの利用で貯めるには、マイナンバーカードの申請が必要になります。マイナンバーカードは申請しなければ交付されないのですが、マイナンバーカードの交付には通常1カ月ほどかかると言われているため注意が必要です。
ポイント還元期間中にマイナンバーカードの交付を完了させなければいけないので、遅くとも2021年の1月にはマイナンバーカードの申請を行いましょう。
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