メルカリに2020年3月9日より「持ち物リスト」機能が追加されることが発表されました。メルカリにて追加される新機能「持ち物リスト」機能では持ち物の価値を可視化することでメルカリへの出品時の商品登録が従来より簡単に対応することが可能となります。
フリマアプリを提供しているメルカリに、2020年3月9日より新機能となる「持ち物リスト」機能が追加されることが発表されました。
新しく追加された機能となる「持ち物リスト」機能では、購入したものの使われずに家に眠っている物の推定販売価格をリスト化する機能となっています。
3月9日より追加される「持ち物リスト」機能を活用することで、「メルカリ」への商品出品時の登録作業がより簡単に行えるようになります。
なお、新機能「持ち物リスト」機能については、iPhoneなどのiOSデバイスに先行導入となっており、Androidについては、今後、順次対応予定とのことです。
2019年5月に経済産業省が発表を行った調査結果では、自宅に置いてある製品で過去1年間に不用となった製品の価値については、約7.6兆円にも上ることが報告されています。
その他にも、「みんなのかくれ資産調査委員会」による調査では、各家庭に眠っている不要品の「かくれ資産」が、1世帯あたり約70万円にもなることが判明しています。
メルカリでも、アンケート調査を実施したところ、「出品したいけれど、売れる商品がわからない」という声や「出品したいけれど、方法がわからない」というユーザーの声が多く上がっているとのことです。
メルカリでは、自社のアンケートや、経済産業省、「みんなのかくれ資産調査委員会」などの調査結果を考慮し、メルカリでは、新機能となる「持ち物リスト」機能を追加を行うこととなりました。
それでは、メルカリにて追加される新機能「持ち物リスト」機能の概要について、ご紹介していきましょう。
「持ち物リスト」では、家庭に眠っている資産の価値について可視化することを目的としており、同時に、メルカリへの商品出品時の登録が簡単にできる機能となっています。
メルカリの新機能「持ち物リスト」に入る商品については、次の商品がリストに表示されることとなっています。
メルカリにて追加される新機能「持ち物リスト」機能の大きな特徴として、自分が過去に「メルカリ」で購入した商品や、写真を撮るだけで相場と売れやすさがわかる「売れるかチェック」をした持ち物が自動的に「持ち物リスト」にリスト化される点です。
過去に購入したり、すでに自宅にある物でも、利用せず、眠っているかもしれない商品について、リスト上で個別に「メルカリ」上での推定販売価格が表示されるため、家の中の「かくれ資産」が可視化されるメリットがあります。
また、同時に、「メルカリ」での売れやすい価格の合計も表示され、出品時の登録も簡単になることで、これまで面倒だと感じていた「メルカリ」への出品も楽になります。
今春より提携を予定しているECサイトで「メルペイ」を利用し購入した商品についても、データ連携が可能になり、「持ち物リスト」へのリストへの追加と、出品時の商品情報の自動入力が対応可能となります。
なお、ECサイトから「メルペイ」で購入した商品の出品時には、商品の写真と商品の状態以外の情報が全て自動的に入力されるため、手入力を行うよりも、スムーズに簡単に出品することができるようになります。
メルカリにて追加される新機能「持ち物リスト」機能の利用方法については、メルカリアプリ内のマイページにある「持ち物一覧」をタップすることで、利用可能となっています。