2020年03月06日更新
メルカリが高額な「トイレットペーパー」の出品削除対象に!
メルカリでは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて高額な「トイレットペーパー」の出品を削除対象にすることを発表しました。メルカリは高額な「トイレットペーパー」について入手経路の確認や商品の削除・利用制限等の対象商品とし高額な出品については削除するとしています。
目次
メルカリが高額な「トイレットペーパー」の出品を削除対象にすることを発表
3月3日、メルカリは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、高額な「トイレットペーパー」や「ティッシュペーパー」の出品を削除対象にすることを発表しました。
メルカリでは、中国武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、「トイレットペーパー」や「ティッシュペーパー」がドラッグストアやスーパーで品薄になっています。
メルカリでは、この状況を重く受け取り、これらの商品について入手経路の確認や商品の削除や利用制限等の対象になっています。
また、「トイレットペーパー」や「ティッシュペーパー」が著しく高額で出品されていた商品は、削除の対象とするとしています。
「トイレットペーパー」や「ティッシュペーパー」の在庫状況について
経済産業省や日本家庭紙工業会からは、当初より、「トイレットペーパー」や「ティッシュペーパー」の在庫については、十分あると説明しており、供給についても問題ないとの通達が出ています。
ですが、一部の噂の影響で、店舗に購入者が急増したことで、店頭では、入荷しても瞬時に売り切れてしまい、一時的に品薄となる店舗も多く出てきています。
また、品薄となっている店舗に対抗するように、オークションサイトでは悪質な転売行為も散見されており、問題視する声も多く寄せられていました。
「メルカリ」の対応について
「メルカリ」では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて発生した、マスクの品薄についての対策として2月4日に、ユーザ-へ、「社会通念上適切な範囲」でのマスク出品や購入への協力を呼び掛けを行いました。
その際、出品した商品の取引の状況によっては、事務局から入手経路を確認する場合や、商品の削除もしくは利用制限等を行なうことを公表していました。
今回の「メルカリ」の対応については、マスクだけでなく、トイレットペーパーなどにも範囲を広げたこととなります。
今回の「メルカリ」の発表によると、「現在の状況を考慮し、トイレットペーパーやティッシュペーパーについても入手経路の確認や商品の削除・利用制限等の対象とさせていただきました」と報告しています。
「メルカリ」では
「メルカリ」では、現在削除対象となっているマスクの他にも、社内で定めた一定価格以上の商品の削除対応を開始しているとのことです。
現在はトイレットペーパーやティッシュペーパーともに、高額出品の1000円以上の出品がほぼ見当たらないとのことです。
また、メルカリはこれまでマスクや除菌用アルコールなどを削除対象に指定していましたが、2月下旬から現在に至るまで全国的な品薄状態が続いているため、トイレットペーパーについても対象としたとのことです。
SNS等で「トイレットペーパーやティッシュペーパーが不足する」との情報も
TwitterやFacebokk」のSNS等において、トイレットペーパーやティッシュペーパーが不足するとの情報が広がっていますが、現実には、トイレットペーパーやティッシュペーパーは通常通りの生産・供給を行っているとのことです。
噂の根源となっている、トイレットペーパーやティッシュペーパーが不足となる状態について、約10%のみに限定し中国に依存している状況とされています。
また、トイレットペーパーやティッシュペーパーの製品在庫も十分に用意されており、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しているとのことです。安心して落ち着いた行動を心掛けましょう。
経済産業省では
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて発生した、マスクの品薄についての対策として、2月28日付けで、ネットオークション事業者に3月14日以降はマスクと消毒剤の出品を自粛するよう呼びかけを行っています。
そのほか、ECサイトにもマスク、消毒剤などの販売単位の見直しを求め、適切な価格での小ロット化販売を推進し、多くの消費者の手に渡りやすくするよう要請を行っています。