「Googleマップ」アプリで、飲食店の料理メニューを解析する機能が追加されました。「Googleマップ」アプリで料理メニューの写真画面で「Google Lens」アイコンをタップするとその写真が解析され読めないメニューの翻訳や写真などが表示されます。
Android版「Googleマップ」アプリにおいて、飲食店のメニュー写真を解析して、その料理がどのようなものかを確認できる機能が追加されました。
「Googleマップ」アプリを利用して周囲の飲食店を探したり調べたりする際、飲食店の店舗情報にある「メニュー」をタップするとメニューの写真が表示されます。
メニュー写真の画面で「Google Lens」アイコンをタップするとその写真の解析が始まり、料理の概要や外国語で読めないメニューの翻訳などが表示され、さらに便利に「Googleマップ」を利用できるようになります。
「Googleマップ」では以前からGoogleのAI機能「Google Lens」を利用して写真の中の文字などを解析をして検索することが可能でした。
今回のアップデートで飲食店のメニューの写真を解析して文字だけでは想像できない料理の写真などを表示してくれます。読めないメニューや名前だけではどんな料理が出てくるか予測できない場合などにとても助かるでしょう。
また英語など読めるメニューであれば自分で検索して確認することもできますが、タイ語やアラビア語など文字が読めない外国語のメニューの場合など、「Google Lens」で読み取り翻訳して貰える点はとても助かります。
さらに「Googleマップ」アプリでは、メニュー写真を解析して人気のメニューを分かりやすくハイライト表示してくれます。食べてみたい人気メニュータップすると写真や投稿されたレビューをチェックすることもできます。
「Google Lens」とは、カメラを向けた対象物の情報を表示してくれたり、写真の中の文字を認識して解析してくれ情報を表示してくれたりする機能です。
Androidでは「Google Pixel 3」など端末やGoogleフォトアプリ、Google アシスタントで利用でき、iPhoneからもGoogle検索アプリやGoogleフォトアプリで利用することができます。「Google Lens」でできることは以下の通りです。
写真の中の文字を認識して、解析することができる |
衣服や家具、電化製品などを認識して、類似商品を検索することができる |
植物や動物の情報を表示することができる |
書籍やCD、DVDなどの情報を表示することができる |
名刺から連絡先に電話番号や住所を保存することができる |
観光地や建物などの情報を認識し表示することができる |
ただ今回紹介した飲食店の人気の料理をハイライトしたり、その飲食店のメニューから料理写真を引っ張ってくる機能はAndroid版「Googleマップ」アプリのみで利用できます。
もしお持ちのスマホで利用できる場合は、どんな料理か予測できないメニューに挑戦してみると良いでしょう。