アップルはiPad Pro新モデルのリリースと同時にトラックパッド/マウスに対応した「iPadOS 13.4」を3月24日にリリースすると発表しています。3月24日にリリースとなるトラックパッド/マウスに対応した「iPadOS 13.4」についてご紹介します。
現地時間の3月18日、Appleが、3月24日にiPad Pro新モデルのリリースと同時に、「iPadOS 13.4」をリリースすることを発表しました。
最新バージョンとなる「iPadOS 13.4」では、iPadOSのユーザーインターフェイスに最適化が行われたトラックパッド/マウスのサポートをに対応可能となっています。
3月24日にリリース予定の「iPadOS 13.4」では、iPadプラットフォームにて、初となるトラックパッドを正式サポートに対応可能となっています。
「iPadOS 13.4」については、新「iPad Pro」や、同時発表された新型キーボード「Magic Track Keyboard」をはじめとして、現在発売されている「Magic Mouse 2」や「Magic Trackpad 2」でも動作するとされています。
また、「iPadOS 13.4」では、BluetoothまたはUSB接続されたサードパーティ製のマウスもサポートが可能となっています。
「iPadOS 13.4」をインストールすることで、「新iPad Pro」や「Magic Track Keyboard」だけでなく、従来モデルの「iPad Pro」や「iPad Air」でも、トラックパッドやマウス操作が利用可能となります。
「iPadOS 13.4」の特徴についてですが、カーソルは、通常、フローティングサークルとして画面のタッチを思わせる丸い形をしており、マルチタッチジェスチャーにも対応可能となっています。
アクションと連動した変化や操作がとり入れられている点が大きな特徴となっており、ユーザーインターフェースの要素を強調表示を行うことが可能となります。
また、URLリンクに重ねる/テキストを選択する場合など、テキスト部分に合わせると丸いカーソルが自動的に縦棒に変化するよう設計されており、動作状況に応じて形状が変化するようになっています。
iPadのタッチ操作を優先する設計ですが、macOSのPCの操作体験を取り入れた最新の装備となっています。
「iPadOS 13.4」では、トラックパッド上でジェスチャ操作を行い、アプリの起動や切り替え操作が簡単にできるようになるとされています。
なお、Dockおよびコントロールセンターの呼び出しや、アプリ起動中に任意のアプリを重ね合わせる「Slide Over」についても、簡単に操作できるようになり、ユーザーの利便性の向上が図られています。
「iPadOS 13.4」の対応アプリについては、既存サードパーティアプリは、ほとんどそのままで動作するとしています。
また、「iPadOS 13.4」では、開発者向けとして、アプリにて独自のエクスペリエンスを実現が可能となる新たなAPIが展開される予定となっています。
なお、Appleでは、純正の仕事効率化アプリケーション「iWork」についても、アップデートを実施し、トラックパッドを最大限に活用できるようになると案内を行っています。