2020年01月30日更新
【iOS/iPadOS 13.3.1】アップデートの配信開始!不具合を修正!
Appleは「iOS 13.3.1」と「iPadOS 13.3.1」のアップデートの配信開始を発表しました。配信開始された「iOS 13.3.1」と「iPadOS 13.3.1」のアップデート方法やリリースノートの不具合の修正内容についてご紹介します。
目次
- 1Appleは不具合修正のための「iOS 13.3.1」と「iPadOS 13.3.1」のアップデートの配信を開始
- 2不具合修正のための「iOS 13.3.1」と「iPadOS 13.3.1」のアップデート対象のデバイスについて
- 3配信が開始された不具合修正のための「iOS 13.3.1」のアップデートについて
- 4iPadOS を対象とした「iPadOS 13.3.1」のアップデートについて
- 5「iOS 13.3.1」・「iPadOS 13.3.1」のアップデートでは「通信/通話の制限」機能の問題修正が実施
- ・メールアプリでは
- 6Appleの「iOS 13.3.1」公式リリースノートでは
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Appleは不具合修正のための「iOS 13.3.1」と「iPadOS 13.3.1」のアップデートの配信を開始
現地時間の1月28日、Appleが、不具合を修正をするための「iOS 13.3.1」と「iPadOS 13.3.1」のアップデートの配信を開始しました。
「iOS 13.3.1」と「iPadOS 13.3.1」のアップデートは、iPhoneでは、iOS 13に対応する全てのiPhoneとiPod touchが対象となっており、iPadでは、iPadOSに対応している全てのiPadが対象となります。
バグの修正と改善が含まれる「iOS 13.3.1」の内容については、Apple公式リリースノートに対応した内容が案内されています。
不具合修正のための「iOS 13.3.1」と「iPadOS 13.3.1」のアップデート対象のデバイスについて
配信が開始された不具合修正のための「iOS 13.3.1」のアップデート対象のデバイスについては、iOS 13に対応するiPhone 6s以降の全ての機種が対象となっています。
また、iPad向けとなる「iPadOS13.3.1」のアップデート対象は、iPad Air 2以降・iPad mini 4以降・iPod touch第7世代が「iPadOS13.3.1」のアップデート対象のデバイスとなっています。
アップデートの方法については、Appleより、利用している端末に届いた通知からアップデートすることが可能です。
また、[設定]アプリから[一般]項目ヘすすみ、[ソフトウェア・アップデート]からアップデートを確認して手動でアップデートすることができます。なお、MacやPCと接続してアップデートすることも可能です。
配信が開始された不具合修正のための「iOS 13.3.1」のアップデートについて
それでは、配信が開始となった各不具合を修正のための「iOS 13.3.1」のアップデートの内容について確認していきましょう。
iPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxで、位置情報サービスをオフにしていても位置情報追跡が行われていると指摘されていました。
Appleでは、この問題への対処として、「iOS 13.3.1」では、「U1超広帯域(UWB)チップによる位置情報サービスの使用を制御するための設定」を追加しています。
他にも、「iOS 13.3.1」では、セキュリティ関連を含む複数の不具合や問題の修正が行われており、機能の改善などが実施されます。
iPadOS を対象とした「iPadOS 13.3.1」のアップデートについて
iPadOS を対象とした「iPadOS 13.3.1」のアップデートの内容については、内容はiOS を対象とした「iOS 13.3」とほぼ同様のセキュリティ関連を含む複数の不具合や問題の修正が行われており、機能の改善などが実施されます。
なお、iPadOS を対象とした「iPadOS 13.3.1」では、iPadに搭載されていないDeepFusionやU1チップ等の問題については含まれていないとのことす。
「iOS 13.3.1」・「iPadOS 13.3.1」のアップデートでは「通信/通話の制限」機能の問題修正が実施
「iOS 13.3.1」・「iPadOS 13.3.1」のアップデートでは、「通信/通話の制限」機能の問題修正が実施されています。
「親が子供の連絡先を制限できる」機能として、「ペアレンタルコントロール機能」が利用できるようになっています。
ですが、「通信/通話の制限」設定から、スクリーンタイムのパスコードを入力しなくても連絡先を追加できる場合があると指摘されていました。
「iOS 13.3.1」・「iPadOS 13.3.1」のアップデートでは、この問題に対し、子どもを危険から回避するための「通信/通話の制限」機能の改善が行われています。
メールアプリでは
「iOS 13.3.1」のアップデートでは、メールアプリで、サーバーからの画像読み込み設定が反映されないという問題の改善が行われています。
また、ユーザーの意図に反して、取り消し操作のダイアログがくり返し表示されるなどの不具合が発生する問題についても対応されています。
Appleの「iOS 13.3.1」公式リリースノートでは
Appleの公式リリースノートに表示されているバグ修正と改善が含まれる「iOS 13.3.1」のアップデート内容については、以下の通りとなっています。
通信/通話の制限 | スクリーンタイムのパスコードを入力しなくても連絡先を追加できる場合がある問題を修正 |
位置情報 | U1超広帯域(UWB)チップによる位置情報サービスの使用を制御するための設定を追加 |
写真編集 | iPhone 11またはiPhone 11 Proで撮影したDeep Fusionの写真を編集するときに短時間の遅延が生じる場合がある問題に対処 |
メール | 取り消す操作のダイアログが繰り返し表示される場合がある問題を修正 |
メール | サーバ上の画像を読み込む"設定が無効になっていてもサーバ上の画像が読み込まれる場合がある問題を解決 |
FaceTime | ワイドカメラの代わりに背面のウルトラワイドカメラが使用される場合がある問題に対処 |
Wi-Fi | Wi-Fi経由でプッシュ通知が配信されない場合がある問題を解決 |
CarPlay | 特定の車両から電話をかけると音声にひずみが生じる場合がある問題に対処 |
HomePod | Siriの声にインド英語を追加 |