DeepLが提供している機械翻訳サービスの「DeepL翻訳」が日本語と中国語に対応を開始したことが発表されました。日本語と中国語に対応した「DeepL翻訳」は他社の翻訳と比較すると自然な訳文だとユーザーの間で大きな話題となっており高い評価となっています。
ドイツのDeepLが提供している機械翻訳サービスの「DeepL翻訳」が日本語と中国語に対応を開始となったことが発表されました。
DeepL社の調査では、米Googleなど、他社の翻訳サービスと比較調査を行ったところ、DeepLが提供している機械翻訳サービスの「DeepL翻訳」が「高い評価」となっているとしています。
ネット上では、DeepLが提供している翻訳サービスの「DeepL翻訳」の翻訳結果について、「翻訳された文章が日本語としても読みやすい」「他社の翻訳と比較すると自然な訳文に感じる」といったユーザーの声も多く上がっており、大きな話題となっています。
「DeepL翻訳」では、2017年8月にサービス提供を開始し、これまで、英語やドイツ語をはじめ、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポーランド語、オランダ語、ポルトガル語、ロシア語に対応していました。
「DeepL翻訳」の翻訳機能については、ニューラルネットワークの学習に5.1ペタフロップスの演算性能を持つスーパーコンピュータを利用しており、1秒以内に100万語を翻訳できる能力があるとしています。
なお、今回の機能追加は、何百万という翻訳済みテキストを基に機械学習を行い、日本語と中国語の社内エキスパートからの助言を参考にして日本語・中国語の翻訳を実現したとのことです。
DeepL社では、独自に、米Google・米Amazon.com・米Microsoftなどの他社との翻訳サービスの比較調査を実施しています。
翻訳サービスの比較調査方法としては、多方面から、さまざまな分野のテキストを119段落抽出し、各社のサービスにて翻訳を実施し、社外のプロの翻訳者に訳文を評価を実施してもらったとのことです。
他社との翻訳サービスの比較調査によると、米Google・米Amazon.com・米Microsoftなどの他社サービスと比較すると、「DeepL」の訳文のほうが、より自然でわかりやすいと、ユーザーの声も多くあがっており、高い評価として話題となっているとのことです。
「DeepL翻訳」を利用して翻訳する方法についてご紹介していきましょう。「DeepL翻訳」を起動すると、従来のオンライン翻訳サービスのよく似た入力フォームが表示されます。
次に、表示されたフォームの左側に翻訳したい原文を入力すると、フォームの右側に翻訳後の文章が表示される構成になっています。
また、翻訳については、テキスト入力するだけでなく、「Microsoft Word」や「PowerPoint」の文書などをドラッグ&ドロップして対応することも可能となっており、言語が自動で認識されるようになっています。