Netflixが子供などの番組視聴を制限する「ペアレンタルコントロール」の刷新を発表しました。これまでNetflixの「ペアレンタルコントロール」で簡単に変更できたプロフィールへのPIN設定(パスワード)などを追加し、保護者が安心できる刷新内容となりました。
動画配信サービスのNetflixが、4月7日より子供や未成年の安全な動画視聴をするための管理機能「ペアレンタルコントロール」の方法をより実用的な機能に刷新したことを発表しました。
Netflixは以前からユーザーが登録したプロフィールに「R15+(15歳以上が閲覧できます)」や「PG12(小学生には助言が必要)」といった視聴制限を設けていましたが、切り替えが自由にできるため制限なく視聴が可能でした。
今回のNetflixのペアレンタルコントロールの機能変更により、プロフィール毎にPINコード(暗証番号)の設定が可能になり、子供たちが勝手にプロフィールを切り替えて制限を回避することもなくなります。
今回Netflixが新たに追加した「ペアレンタルコントロール」機能は保護者たちにとって有用な機能なのか、ここからは新機能について解説します。
今回Netflixが新たに刷新した「ペアレンタルコントロール」に関する新機能は6つ。その内容は以下となります。
プロフィールをPIN(4桁の暗証番号)で保護し、子供が大人のプロフィールにアクセスできなくなる |
国ごとの視聴制限(レーティング)に基づいた作品表示により、年齢に不適切な動画コンテンツをプロフィールから非表示にする |
子供向けのプロフィールで検索結果に特定のコンテンツが表示できないフィルタリング機能 |
メインユーザー(保護者など)のプロフィールで、全てのプロフィールの設定を一覧できる機能 |
子供のプロフィールの視聴履歴をメインユーザーがチェックできる機能 |
子供のプロフィールでのエピソードの自動再生機能の管理 |
Netflixは人気の動画配信サービスで、家族などでも観る機会も増えていています。今回の「ペアレンタルコントロール」機能追加の以前からユーザーからの要望も多かったようです。
Netflixの「ペアレンタルコントロール」機能が勝手に外れて切り替わっていたという報告もあります。今回のPINコード(暗証番号)採用で、いつの間にか大人向けのコンテンツが表示されることがなくなります。
突然の子供連れの来客でNetflixの視聴内容などを制限したいときにも「ペアレンタルコントロール」機能の設定が必要となります。よりセキュリティーが高くなった新機能追加で事前にトラブルも回避できます。
Netflixの「ペアレンタルコントロール」の設定方法を改めてご紹介します。
Netflixは1アカウントにつき5つのプロフィールが作成可能です。「プロフィールの管理」画面はログインしてすぐに表示されます。「プロフィールの追加」をクリックして追加してください。
「プロフィールの追加」をクリックし「プロフィールの編集」画面で年齢制限などの設定を行います。年齢制限の変更を行いたい場合は「変更」をクリックして設定画面に移動してください。
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