Appleが「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」のアップデート配信を開始しました。Appleが配信開始した「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」のアップデートではFaceTimeやBluetoothのバグ修正などが行われています。
日本時間4月8日、Appleが、「iOS 13.4.1」と「iPadOS 13.4.1」のアップデート配信を開始したことを発表しました。
今回、配信が開始された「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」のアップデートは、3月下旬に配信された「iOS/iPadOS 13.4」から、約2週間後のアップデートとなります。
内容については、バグの修正、パフォーマンスの向上、セキュリティの強化に重点が置かれた内容となっています。
そのほかにも、「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」では、FaceTimeやBluetoothのバグ修正などが行われています。
配信が開始された「iOS13.4.1」のアップデートの対象については、iOS 13に対応する全てのiPhone・iPod touchが対象となっています。
また、「iPadOS13.4.1」のアップデートの対象については、iPadOSに対応する全てのiPadが対象となるアップデートの対象となっており、FaceTimeやBluetoothの機能の改善などが実施されます。
最新版へのアップデートを行うには、端末に届いたアップデートの通知もしくは、「設定」アプリから確認して手動でアップデートができます。
Appleが配信を開始した「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」のアップデートでは、次の内容について修正が行われています。
なお、一部の機能については、住んでいる地域や、利用しているAppleデバイスによっては利用できないことがあります。
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、Apple公式のWebサイトにて確認するようにしましょう。
① | FaceTimeの機能改善 | iOS 9.3.6以前またはOS X El Capitan 10.11.6以前を搭載したデバイスとのFaceTime通話にiPadOS 13.4を搭載したデバイスから参加できない問題を修正 |
② | Bluetoothの機能の改善 | ホーム画面で“設定” AppのクイックアクションメニューからBluetoothを選択しても反映されないバグに対処 |
③ | フラッシュライトボタンの改善 | 12.9インチiPad Pro(第4世代)および11インチiPad Pro(第2世代)のコントロールセンターまたはロック画面で、フラッシュライトボタンをタップしても点灯しないことがある問題に対処 |
それでは、「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」にアップデートを行う方法についてご紹介しておきましょう。
配信が開始となった最新版となる「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」にアップデートするには、通常であれば、利用している端末に、自動的に最新OSの配信が行われてアップデート通知が届きます。
通知が来ない場合や、通知が到着する前に、すぐに、「iOS 13.4.1」・「iPadOS 13.4.1」にアップデートしたい場合は、手動でアップデートを確認することが可能です。
「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」にアップデートを行うには、デバイスの「設定」アプリから「一般」へすすみ、「ソフトウェアアップデート」を選択します。
「ソフトウェアアップデート」から「ダウンロードとインストール」をタップすると、表示されている「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」にアップデートを行うことができます。
「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」にアップデートを行う際の注意点ですが、アップデートを実施する場合は、必ず事前にデータのバックアップを取っておくようにしましょう。
アップデートの際に、何か不具合が発生してしまうと、端末の写真やデータなどが復旧できない場合があります。
アプリなどのデータのバックアップをしておくと同時に、写真や動画などのデータについても、パソコンやiCloudなどに保存するようにしましょう。
Appleが配信を開始した「iOS13.4.1」と「iPadOS13.4.1」のアップデートでは、CVE番号ベースが割り振られたセキュリティ問題の修正はされていないとみられています。