Googleはオンラインビデオ会議ツールである「ハングアウトMeet」を「Google Meet」という名称へ変更することとなったようです。名称変更となった「Google Meet」は複数のユーザーでビデオ通話ができ、新型コロナの影響から需要が高まっています。
Googleは米現地時間4月9日、オンラインビデオ会議ツールである「ハングアウトMeet」を「Google Meet」という名称へ変更することを発表しました。
「ハングアウトMeet」とは、主に企業や教育機関向けのビジネス仕様のビデオ会議ツールで、パソコンやスマホ、タブレットなどの様々なデバイスでビデオ会議を行うことができます。
「ハングアウトMeet」から「Google Meet」への名称変更に関しては、「Android Police」が米現地時間4月8日にGoogleの公式ブログの中で「Google Meet」という名称を使用していることに気付き、Googleに確認をしたところ認めたと言います。
「Google Meet」へ名称変更した「ハングアウトMeet」とは、2017年3月に「G Suite」からに公表されたビデオ会議ツールです。「Google Meet」の特徴は以下の通りです。
誰でも会議に参加できる | アカウントやプラグインなどの確認作業が要らず 会議を設定して参加者にリンクを共有するだけで参加できる |
どこでも会議に参加できる | URLを共有すれば専用のアプリ不要で会議に参加できるため 社内外の人とビデオ会議が可能 |
スケジュール管理 | 「GSuite」に統合されていて、「Googleカレンダー」の予定から直接会議スペースを作成できる |
Googleは米現地時間3月3日に、「ハングアウトMeet」のプレミアム機能に関して、全ての「G Suite」ユーザーに期間限定で無償解放することを発表しています。当初、7月1日までの無償解放としていましたが、これを9月30日まで延長されます。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校や在宅勤務が増えている中、オンライン会議やオンライン授業などの需要が高まっていることを受け「ハングアウトMeet」のプレミアム機能を無償で解放して支援を行うとしています。
通常、「ハングアウトMeet」の「Enterprise/Enterprise for Education」しか利用できないプレミアム機能は以下の3つの機能です。
プレミアム機能は「Enterprise/Enterprise for Education」ではデフォルトで利用可能ですが、それ以外のプランでは無効化されています。利用するには管理者が拡張機能をONにすると利用可能です。
最大250人参加できる大規模会議 |
ドメイン内で最大10万人の視聴者に向けたライブストリーミング |
「Google ドライブ」に会議を録画 |