Facebookはリモートワークツール「Workplace」に新機能を追加することを発表しました。色々な方面からフィードバックされた内容を反映させ導入を決定したFacebookのリモートワークツール「Workplace」の新機能についてご紹介します。
Facebookは、リモートワークツール「Workplace」に新機能を追加することを発表しました。
Facebookでは、リモートワークツール「Workplace」に追加される新機能について、企業やユーザーなど、色々な方面からフィードバックされた内容を反映させ導入を決定したとしています。
リモートワークツール「Workplace」に追加される新機能は、今後、6月にかけて順次追加されていくとのことです。
現在、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の影響を受け、多くの企業が、外出自粛要請に伴い、在宅勤務やテレワークなどのリモートワークによる業務に切り替えを強いられています。
リモートワークツール「Workplace」では、この状況を考慮し、幅広い業種の企業や、ユーザーから寄せられたフィードバックを反映し、新しい機能の追加を行うことにしたとのことです。
集められた企業やユーザーからのフィードバックとしては、企業にとって、今、必要としている支援の内容について、リアルタイムで重要な情報を、雇用している全従業員に共有できるようにする点が報告されたとのことです。
その他にも、自社が雇用しているすべての従業員に、会社が支援してくれていると伝えることができるようになることが必要だという声が多くあげられたとのことです。
「Workplace」では、これらのフィードバックを反映させた新機能として、「情報集約機能」や「下書きの代理作成機能」を追加することで、より良いリモートワークを提供できるようになるとしています。
今後、「Workplace」では、リモートワークを行うことが難しい「エッセンシャルワーカー」への支援にも取り組んで行くとしています。
それでは、「Workplace」にて、多くの企業やユーザーからのフィードバックを反映させた新機能として追加される機能についてご紹介していきましょう。
リモートワークツール「Workplace」の新機能として追加される機能は、「情報ライブラリ」・「下書きの代理作成」・「キャンペーン」・「セーフティアラート」・「Q&A 投稿」などの機能が新たに追加されます。
新機能「情報ライブラリ」機能では、リモートワーク「Workplace」上にて、情報を集約することができる機能となっています。
「情報ライブラリ」機能を活用することで、社内の情報をまとめて表示することができるようになり、〈人事規則〉やリモートワークによる業務を行う上でのアドバイスなど、基本的に更新の少ないと判断されるコンテンツを、まとめて情報の共有が可能となります。
リモートワーク「Workplace」では、「情報ライブラリ」にて、従業員が、自宅などで在宅にて仕事をしている際に、時間や場所を選ばず、必要な情報を確認することができます。
「Workplace」の新機能「下書きの代理作成」機能では、雇用している従業員に必要な文書を作成を行う際に、部下が、上司に代わって、文書の下書きを作成し、出来上がった文書を、上司が確認、承認することで、公開できるようになる機能です。
在宅や、テレワークなどで、実際に会議室に集まってのミーティングを行うことが難しい現状の中、「下書きの代理作成」機能を活用することにより、正確な情報共有が合理化され、会社全体の意見をまとめることが可能となります。
「Workplace」の新機能「キャンペーン」では、ユーザーそれぞれが投稿を行ったリーチやエンゲージメントを画面にて確認できる機能となっています。
「キャンペーン」機能を使用するメリットとしては、新型コロナウイルスに関する情報や、在宅勤務に関する情報など、複数の投稿を公開することで、従業員のモチベーションを把握しながら、必要な情報を共有することが可能となる点があげられます。
新機能「セーフティアラート」機能は、従来のリモートワークツール「Workplace」のセーフティチェック機能が拡張された機能となっています。
新機能「セーフティアラート」機能では、企業が、急きょ発生した事案のアップデートや、事案の詳細情報に関するアラートを送ることができます。
なお、リモートワークツールに追加された新機能「セーフティアラート」機能は、あらゆる重要な安全に関する告知を送信することができます。
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