Windows 10は「Windows Search」のホーム画面に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する情報を検索する機能を追加しました。検索画面に新型コロナ関連リンクを追加したWindows 10のアップデートについてご紹介します。
現地時間の4月29日、Microsoftは、Windows 10のInsiderを対象とした「プレビュービルド19619.1000」の公開をFast Ringにて開始しました。
Microsoftでは、「プレビュービルド19619.1000」の公開に合わせて、Insider以外の「Windows 10」にも、アップデートが実施されています。
最新版となる「プレビュービルド19619.1000」へのアップデートは。「Windows Update」にて対応することができます。
「Windows 10」のアップデートによる変更点については、これまでMicrosoftに報告されてきた不具合の修正に対応する変更が中心となっています。
現在、世界中で猛威を振るっている「新型コロナウイルス(COVID-19)」の情報提供を行う取り組みの一環として、新しく機能追加を行っています。
新しく追加された機能としては、「Windows Search」のホーム画面に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する情報を検索する機能が追加されています。
「Windows Search」のホーム画面に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する情報を検索する機能は、サーバー側での実装となっており、一般リリース済みの「Windows 10」バージョンにも表示される機能となります。
「Windows Search」のホーム画面に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する情報を検索機能が追加されており、検索画面から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の情報に簡単にアクセスできるようになっています。
新機能として、タスクバーの検索窓もしくは、アイコンをクリックして表示される画面に、Bingが提供している「COVID-19トラッカー」や、MSNの新型コロナウイルス関連ニュースへのリンクが追加されています。
「COVID-19トラッカー」については、世界中の国やエリアの「新型コロナウイルス」感染者数の確認やり患された患者さんの回復者数をはじめとして死亡者数の確認が出来るようになっています。
日本では、「COVID-19トラッカー」にて、都道府県別に「新型コロナウイルス」に関する情報の確認ができます。
なお、「Windows Search」のホーム画面に設置された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する情報の画面は、表示したくない場合には、検索画面のバナー右上にある「X」で閉じることもできます。
Microsoftでは、スマホ同期(Your Phone)のアップデートについても合せて発表を行っており、ミュージックの再生を制御する機能が導入されています。
アップデートの内容については、PC上のスマホ同期アプリから、iPhoneやAndroidのスマホ端末にて再生している音楽の操作が可能となっています。
今回の追加により、ミュージックの再生をスタートすると、「スマホ同期」アプリのナビゲーションペイン下部に、オーディオトラックのタイトルやジャケット画像とともに再生コントロールが表示されるようになります。
また、この機能は、再生や停止、曲送りなどだけではなく、SpotifyやAmazon Music、YouTube Musicなどのソースを変更することも可能となるようです。
なお、PC上のスマホ同期アプリから、iPhoneやAndroidのスマホ端末にて再生している音楽の操作を利用するには「Windows 10 October 2018 Update」以降のPCと「Android 7.0」以降を搭載したスマートフォンが必要となります。
今回、実施されたアップデートにより、Androidの再生コントロールに対応可能となっているアプリを利用している場合、どんなメディアプレイヤーでも利用可能となります。
Microsoftでは、今回実施したアップデートについて、Insider向けの機能更新については、大きな追加や変更はないとしています。
なお、Insider向けの次期大型アップデート(20H1)については、5月に一般公開される予定です。
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