新機能・改善された「Windows 10 May 2020 Update」OSをクラウド経由で入手できると発表がありました。「Windows 10 May 2020 Update」OSのクラウド経由で入手する方法やリセットする方法をまとめました。
新機能・改善盛りだくさんの「Windows 10 May 2020 Update」のOSを正式にリリースされました。今回の「Windows 10 May 2020 Update」のOSは、バージョン 2004のもので、あらゆる新しい設定や機能を使えるようになっています。
第2回目のリリースとなっていますが、「Windows 10 May 2020 Update」(「Windows 10 20H1/2004」の最新プレビュービルドをリリースは、これが最後となると発表されいます。
Microsoftは、4月16日にビルド19041.207をリリースを開始した際に、これがメーカーと一般ユーザーにWindows 10 May 2020 Updateをリリースする前の最終ビルドになる見込みだと発言をしていました。
今回の「Windows 10 May 2020 Update」では、Windowsを再インストールする手段に「クラウドからダウンロード」オプションを新しく追加しました。設定アプリの「更新とセキュリティ」から「回復」セクションからPCをリセットする際に行えます。
今までのリセット方法では、Windows 10のOSの圧縮バックアップコピーを隠しパーティションに保持しておき、そのイメージを展開経由して再インストールを行う必要があり、バックアップのイメージファイルのおかげで容量を無駄に使っていました。
しかし、「Windows 10 May 2020 Update」のOSをクラウド経由で入手してリセットできるようになったので、PC内に圧縮バックアップを保存する必要がなくなりますので、その分容量に余裕ができ快適になることが期待できます。
つづいて、「Windows 10 May 2020 Update」の新機能として「更新に使う帯域も詳細に設定可能に」なりました。更新プログラムのダウンロードに使う帯域制限を「設定」アプリの「更新とセキュリティ」「配信の最適化」セクションで管理可能になりました。
また、ユーザーの操作で行うことができるフォアグラウンド/ダウンロードと、システムが自動で行う、バックグラウンド/ダウンロードで個別に帯域幅を指定できる上、制限を相対値(例:帯域幅の20%)だけでなく絶対値(例:4Mbpsまで)変更できます。
また、ネットワーク関連の改善では、接続可能なネットワークインターフェイスの一覧、プロパティ、データ使用状況が一括で表示され操作できます。他のセクションを各それぞれ選択しなくても、この画面でネットワークに関する概要が一目瞭然となります。
「Windows 10 May 2020 Update」では、サインインとアカウントの管理も強化しています。セーフモード上で「Windows Hello」のPINサインインがサポートされました。このセーフモードでは、パスワードを入力しなくても利用できます。