Android版LINEの「LINE Labs」にトークをフォルダ分けできる機能の提供を開始したことが発表されました。Android版のアプリ向けに新たに追加された「LINE Labs」のトークをフォルダ分けできる機能について種類や利用方法をご紹介します。
コミュニケーションアプリ「LINE」にて、Android版LINEの「LINE Labs」に、トークをフォルダ分けできる機能の提供を開始したことを発表しました。
Android版LINEでは、トークリストが「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5種類のカテゴリーにフォルダを分けて表示することが可能となります。
このトークリストを自動で5種類のカテゴリーにフォルダ分けする「トークフォルダー」機能を利用することで、5種類にフォルダ分けされたトークリストの中から、目的のトークが見つけやすくなります。
「LINE Labs」とは、コミュニケーションツールとして活用されているLINEアプリにて、正式リリース前のLINEの新機能を、一足早く試すことができる便利な機能となっています。
「LINE Labs」の利用可能なデバイスについては、スマートフォン限定となっており、iOS・Android版LINEにて提供される機能となります。また、iOS版、Android版それぞれで提供している機能が異なる場合もあります。
なお、現在、「LINE Labs」にて提供中の機能は次の通りとなっており、LINEでは、今後もユーザーにとってより便利で安心なサービスを提供するようアップデートを実施するとしています。
① | 音声検索・音声操作機能 | 音声で天気やニュースを検索したり、LINEのサービスを呼び出すことが可能 | iOS・Android版 |
② | リンクをSafariで開く | LINEアプリ内で送受信したリンクを、LINEアプリ内のブラウザではなくSafariで開くことが可能に | iOS版限定 |
それでは、Android版「LINE Labs」に追加された「トークフォルダ機能」についてご紹介していきましょう。
Android版「LINE Labs」に追加された「トークフォルダ機能」は、LINEのトークの一覧画面が「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5種類のカテゴリーに自動的に分類され表示される機能となっています。
新機能「トークフォルダ機能」は、Android版アプリのバージョン10.7.0以上でサポートされており、利用するには、「LINE Labs」の設定が必要となります。
なお、新たに登場したトークリストを5種類のフォルダに自動で振り分けてくれる「トークフォルダー」機能は、現段階では、Android版LINEのみに対応可能となっている機能で、iOS版やPC版では利用することができません。
また、「トークフォルダー」機能では、「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5種類のカテゴリーに自動的に分類されますが、フォルダに該当するトークルームがない場合、そのフォルダは表示されません。
オープンチャットのトークルームを作成していない場合は、「オープンチャット」のフォルダは表示されず、公式アカウントを友だち追加していない場合は、「公式アカウント」のフォルダは、表示されません。
LINEのトークルームを自動でフォルダー分けできるようになるため、「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5つのカテゴリーに自動的にトークが整理されるようになります。
これにより、ユーザーが利用したいトークルームが、より早く見つけられるようになり、効率化を図ることができます。
「トークフォルダー」機能を利用するには、LINEアプリを起動し、「ホーム」タブの設定ボタンより、「LINE Labs」を選択しましょう。次に、「トークフォルダー」にチェックを入れることで設定完了となります。
「LINE Labs」の設定完了後、「トーク」タブを開くと、「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5種類のフォルダが作成され、表示されるようになっています。
なお、各カテゴリーのトークで新しいメッセージが届くと、トークフォルダー名の画面右上に、緑色の通知マークが表示され、新規メッセージが届いていることを教えてくれます。