新興国向けにサービス提供されていた「Instagram Lite」アプリがGoogle Playから削除されていることが分かりました。Google Playから新興国向けの「Instagram Lite」が削除になった内容についてご紹介します。
これまで、新興国向けにサービス提供されていた軽量アプリ「Instagram Lite」がGoogle Playから削除となっています。
新興国向けにサービス提供されていた軽量アプリ「Instagram Lite」がGoogle Playから削除されたことで、Android端末にインストールされた「Instagram Lite」を起動すると、サポート終了のメッセージが表示されます。
また、軽量アプリ「Instagram Lite」のサポート終了案内と同時に、オリジナルのInstagramへのリンクが表示されるようになっています。
今回、Google Playから削除されたことが明らかとなった新興国向けにサービス提供されていた「Instagram Lite」アプリについてご紹介しておきましょう。
軽量アプリ「Instagram Lite」は、新興国向けのサービスとして、2018年6月にメキシコで最初にリリースとなりました。メキシコでのサービス開始後、ケニアやフィリピン、ペルーなどで、新興国のエリアにて、利用することができました。
なお、2020年4月には、メキシコやケニア、フィリピン、ペルーの地域でも、軽量アプリ「Instagram Lite」が「Google Play」より削除されています。
それでは、写真の投稿やフィルタの追加をはじめとして、「ストーリー」の閲覧や「Explore」タブの利用が可能な軽量アプリ「Instagram Lite」の特徴についてご紹介しておきましょう。
軽量アプリ「Instagram Lite」の特徴については、通常の「Instagram」アプリのファイルサイズが約32Mバイトあるのに対し、「Instagram Lite」アプリは。573Kバイトと軽量であることが大きな特徴となっています。
軽量アプリ「Instagram Lite」は、リリース当初、主に、インターネット接続の速度が遅くなることが多い、新興国での利用を想定して開発されたとみられています。
新興国での利用を想定して開発された背景としては、新興国などでは、ストレージの少ないエントリーモデルが利用される機会が先進国に比べて多かったことがあげられます。
メキシコやケニア、フィリピン、ペルーの地域では、「Instagram Lite」は、アプリのインストールサイズが小さく、軽量であることもあり、とても人気があるアプリとなっていました。
「Google Play」より削除された軽量アプリ「Instagram Lite」ですが、今後、再設計した新バージョンのリリースされる可能性もあるとみられています。
軽量アプリ「Instagram Lite」は、新興国のユーザーに、人気のあったアプリとなっており、新バージョンのリリースを望むユーザーも多いと思われます。
現段階では、リリース時期は未定となっていますが、新バージョンのリリースにより、これまで、提供されていなかったインドやブラジルなどでもリリースされることとなれば、市場の拡大にもつながるとみられています。
軽量アプリ「Instagram Lite」の新バージョンのリリースまでの期間については、ユーザーは、Instagramアプリや、ブラウザからウェブ版「Instagram 」を利用することになります。