Appleは多くの新機能を追加した「watchOS 6.2.5 アップデート」の配布を開始し、新機能としてプライド文字盤が追加されています。watchOS 6.2.5で追加されたプライド文字盤は新作バンドにマッチするデザイン文字盤です。
Appleは多くの新機能を追加した「watchOS 6.2.5 アップデート」の配布を開始しました。iPhoneのiOS 13から「Apple Watch」をタップして「ソフトウェア・アップデート」からアップデートすることが可能です。
iOS 12のiPhoneに接続されている「Apple Watch」向けには「watchOS 5.3.7」が配布されています。
そして米現地時間5月18日にAppleは「watchOS 6.2.5」の機能としてバンドにApple Watchバンドにマッチする新しいプライドデザインの文字盤を追加したことを発表しました。
追加された新しい文字盤デザインはApple Watchバンド「プライドエディションスポーツバンド」にマッチするデザイン文字盤「プライドデジタル2020」と「プライドアナログ2020」です。
「プライド」シリーズのデザイン文字盤は、同性愛者の権利擁護のシンボルと言われているレインボーカラーをデザインしたもので、2018年に初公開され、2019年に新デザインが追加されています。
「watchOS 6.2.5」アップデートでは日本向けの公式リリースノートにおいては、不具合改善やバグの修正のみとされていますが、サウジアラビア向けに心電図アプリと不規則な心拍数の通知機能が設定可能になったとされています。
一部で追加されたプライドデザインの文字盤が設定できない不具合が発生していたようですが、今現在不具合はなくなり設定可能となっています。
「watchOS6.2.5」ベータ版から新作文字盤を発見した米メディア「9to5Mac」は、新デザインの文字盤は「プライドデジタル2020」と「プライドアナログ2020」にグラデーションの3パターンが追加されていると報じています。
同じく米現地時間5月18日、AppleはApple Watch用バンドにレインボーカラーをストライプにデザインしたスポーツバンドに加えて、Apple Watch Nikeスポーツバンドを追加しました。プライドエディションのNikeスポーツバンドは初めてです。
プライドエディションのApple Watch Nikeスポーツバンドは、バンドにあけられた穴がレインボーカラーになっているのが特徴で、スポーツバンド、Nikeスポーツバンドともに40ミリ用と44ミリ用の2サイズがあります。
価格は4,800円(税別)で、Apple公式オンラインストアで販売が開始されていますのでぜひチェックしてみてください。
Appleは以前からLGBTQを支援する活動を続けており、2018年からはプライド月間である6月にあわせて、LGBTQ支援のシンボルであるレインボーカラーをデザインしたApple Watch用プライドエディションバンドの発売を世界開発者会議で発表しています。