Googleマップの「タイムライン」の場所の選択削除がAndroid版にて対応可能になったことが発表されました。Android版「Googleマップ」のタイムライン上の場所の削除にて可能となった一括削除と選択データの個別削除のやり方や特徴についてご紹介します。
Googleマップの「タイムライン」の場所の選択削除がAndroid版にて対応可能になったことが発表されました。
Android版にて対応可能になった「Googleマップ」のタイムラインに保存した場所を、個別に選択して削除できるようになった機能とは、昨年12月にGoogleがリリースを予告していた機能です。
Googleマップの「タイムライン」とは、ユーザーがiPhoneやAndroid端末を持って移動したルートを記録し、1日単位にて表示してくれる機能となっています。
なお、Googleマップの「タイムライン」機能を利用するには、GoogleマップにGoogleアカウントでログインを行い、位置情報収集の許可設定をおこなったスマホ端末にてオプトインすることで利用可能となります。
また、Googleマップの「タイムライン」では、ロケーション履歴のそれぞれのエントリの編集ができるほか、ユーザーが指定した期間内の情報の削除ができるようになっています。
Googleマップの「タイムライン」機能は、メニュー画面の「マイプレイス」の下に「Your timeline」という項目で表示されています。
Android版Googleマップにて「Your timeline」の項目をタップし、日付を指定すると、指定した日付の移動履歴が地図上に表示されるようになっており、スワイプアップすると時間毎に移動履歴が表示されます。
その他にも、車や徒歩などの移動手段も区別して表示されるようになっており、スマホ端末で撮影した写真を「Googleフォト」に自動保存しているユーザーは、タイムライン上にその場所で撮影した写真も表示されます。
これまでも、Android版のGoogleマップ「タイムライン」での場所の一括削除もしくは期間を指定しての削除のみ対応可能となっていました。
今回のアップデートにより、アンドロイド版Googleマップの「タイムライン」の場所の個別削除が利用できるようになりました。
今後は、一括削除あるいは期間を指定しての削除に限定されていたものが、ユーザーが訪問したレストランやホテルなど特定の場所を個別に選択して削除することが可能となります。
それでは、Android版のGoogleマップ「タイムライン」での一括削除のやり方についてご紹介していきましょう。
Android版のGoogleマップ「タイムライン」では、ユーザーが訪問した場所を一覧表示にしてまとめて削除したい場所をタップして選択することで一括して履歴を削除することができます。
一括して履歴を削除するやり方については、Googleマップの左上に表示されているメニューより「タイムライン」ヘすすみ「場所」のタブをタップします。
続いて「訪れたすべての場所を表示」をタップし、「選択」にて削除したい場所をえらんで右上のゴミ箱アイコンをタップします。
Googleマップ上の「タイムライン」で選択して個別削除のやり方については、Googleマップの右上に表示されている自分のプロフィール画像をタップし、「タイムライン」から「スポット」もしくは「都市」をタップします。
「スポット」もしくは「都市」をタップし表示された場所のある市や区を選択し、表示された一覧の右上の「選択」をタップすることでその場所にチェックボックスが表示されます。
チェックボックスに削除したい場所を選びゴミ箱アイコンをタップすると、選択した場所が個別に削除できるようになります。
Googleマップでは「タイムライン」から削除したロケーション履歴の情報は、削除後確認することができなくなりますので注意が必要です。
また、端末のウェブとアプリのアクティビティなどの設定がオンになっている場合は、ロケーション履歴を削除しても、Google の他のサイトやアプリの位置情報が Google アカウントに残っている場合があります。
その他にも、端末のカメラアプリの設定状況によっては、位置情報データが写真に記録として残る場合もありますので気を付けましょう。