Googleがインドで人気の「中国製アプリ」を削除できるアプリを配信停止にしたことが分かりました。Googleはインドで人気の「中国製アプリ」を削除できるアプリを停止にした理由やポリシーについて、くわしく解説をしていきたいと思います。
インドで今最も人気が集中している中国製のアプリを検知・削除できるスマートフォンアプリが、Google/グーグルのGoogle Playから削除をされていることが判明しました。
このGoogle/グーグルが「中国製アプリ」を削除できるアプリの削除したことは、6月4日に分かっていて、多くの利用者は戸惑いを隠せないようです。インドで人気のアプリが削除されていますので、現地の人々は、大変困ることが予想されます。
今回のインドで人気を集めていた中国製のアプリを検知・削除できるスマートフォンアプリは、Android専用アプリの「リムーブ・チャイナ・アプス(Remove China Apps)」だと報告されています。
リムーブ・チャイナ・アプス(Remove China Apps)は、ここ最近では、2週間で500万回以上ダウンロードされているアプリで、インド国内のGoogle Playの中で、ダウンロード数の人気1位になっていたと言われています。
このリムーブ・チャイナ・アプス(Remove China Apps)アプリは、スマートフォンの中国製アプリを検知することができ、利用ユーザーがアプリを残しておくか・削除するか自由に選択することのできるアプリだと言われています。
つづきまして、Google Playから削除されたAndroid専用アプリの「リムーブ・チャイナ・アプス(Remove China Apps)」の制作意図について紹介していきたいと思います。
このリムーブ・チャイナ・アプス(Remove China Apps)の開発会社は、いままで無名だったアプリ制作会社「ワンタッチ・アプラブス(OneTouch AppLabs)」となっています。
アプリの制作意図に関することとして、「世界レベルの製品をインドで開発をしていきたい」と述べていました。つまり中国製品に頼らずに、インドの製品を世界レベルで開発をしたいという理由があったのです。
今回のリムーブ・チャイナ・アプス(Remove China Apps)は「虚偽の振る舞い」に関するGoogleのポリシーに反したとし、停止処分を受けています。
本規定としては、Googleは「ユーザーに嘘をついて、サードパーティアプリの削除や無効化を誘導するアプリ」を禁止していると明記しました。
ここ最近、インドではいくつもの著名人が、Google Playに提供をしている、TikTokや中国製アプリの削除について支持を示していることが確認されています。どんどん中国アプリが削除されることが予想されます。
このような背景として、現在インド国内では、ヒマラヤ山脈一帯の国境の問題もあり、中国への反感が高まっており、こういった、中国アプリを排除しようと勢いが国単位で行われているのです。