トム・ハンクス最新作「グレイハウンド」の予告編を配信しApple TV+で公開することが発表されました。Appleはトム・ハンクス主演の「グレイハウンド」を「Apple TV+」で配信する権利獲得に7,000万ドル(約75億円)を支払ったと言われています。
Appleは、トム・ハンクス最新作「Greyhound(グレイハウンド)」の予告編を配信し、2020年7月10日から「Apple TV+」でストリーミングサービスでのプレミア公開することを発表しました。
Sony Pictures Entertainmentの「Greyhound(グレイハウンド)」は当初5月8日に劇場公開が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で6月19日まで延期されていました。
劇場公開の延期が続くことから、劇場公開を経ずにストリーミングサービスでのプレミア公開が決まり、CAA Media FinanceとFilmNationによってストリーミング配信権利獲得がオークションにかけられAppleがその権利を獲得しました。
Appleは「Greyhound(グレイハウンド)」の権利獲得のために7,000万ドル(約75億円)を支払ったと言われています。Sony Pictures Entertainmentは、中国における上映権についてはそのまま保持するようです。
「Greyhound(グレイハウンド)」とは、セシル・スコット・フォレスター著の小説「駆逐艦キーリング」を、アーロン・シュナイダー監督が映画化しトム・ハンクスが主演と脚本を担当する第二次世界大戦の海軍ドラマ作品です。
第二次世界大戦初期に海軍の駆逐艦を指揮する将校アーネスト・クラウスをトム・ハンクスが演じています。Appleは米現地時間6月11日に「Greyhound(暗いハウンド)」の予告編を公開し7月10日に配信を開始すると発表しています。
「Apple TV+」とはAppleの月額制の動画配信サービスで、Appleオリジナルの映画やドラマが見放題で視聴することができます。
「Apple TV+」は「Apple TV+」のサブスクリプションに登録して、iPhoneやMacなどApple製デバイスやスマートテレビ、ストリーミングデバイスのApple TV Appで視聴できます。
「Apple TV+」の基本的な利用料金としては月額600円で利用することができます。またiPhoneやiPad、Apple TV、MacなどApple製デバイスを購入した場合、1年間無料で利用することができます。
iPhoneユーザーであれば1年間無料で利用できるので、じっくりとお試し期間を楽しむことができるでしょう。
「Apple TV+」ではApple独自のオリジナルコンテンツの視聴が可能な点が大きな特徴で、Appleオリジナルの番組や映画を4K HDRの映像とDolby Atmosの音響で楽しめます。
「Apple TV+」では質の高いオリジナル作品が視聴でき、どれも日本語音声、日本語字幕なども対応していて満足できるものばかりです。「Apple TV+」で視聴できるオリジナル作品の質は高いのですが、ボリュームが少ない点がデメリットです。
「Apple TV+」は他の動画サービスと比較しても圧倒的にボリュームが少なく、Appleオリジナル作品視聴だけを目的にして契約するかは微妙です。
ただAppleは「Apple TV+」で配信するために今回のような映画やドラマの権利獲得に動いていて、今後のコンテンツ拡充に期待したいところです。