Appleがリリースした「iOS 13.6ベータ」版でiPhoneに「CarKey」機能が実装されるのではと話題になっています。iPhoneに「CarKey」機能が実装される可能性があるとみられる「iOS 13.6ベータ」版についてご紹介します。
「Apple」がiOSの最新版となる「iOS13.4」のベータ版をリリースしたことを発表しました。「Apple」が発表した「iOS13.4」のアップデートでは新機能が多く追加されることが説明されています。
なお、iOSの最新版となる「iOS13.4」のベータ版の大きな特徴としてユーザーが普段利用している「iPhone」や「Apple Watch」を車の鍵として利用することができる「CarKey」の機能となっています。
iOSの最新版となる「iOS13.4」のベータ版にて新機能として追加される「CarKey」機能は、これまでにも何度かAppleにて開発されていると報道されていました。
「CarKey」機能については、次期メジャーアップデートとなる「iOS 14」にて実装されるとみられていました。
報道によると「CarKey」機能は仮想キーとして「iOS13.4」のベータ版にて新機能として追加され、次回のマイナーアップデート「iOS 13.6」にて実装される可能性があるとみられています。
「iOS13.4」のベータ版にて新機能として追加されるとみられている「CarKey」機能では、iPhoneやApple Watchなどのデバイスにて、ユーザーの車のドアを開けたり閉めたりすることが可能となっており、エンジンを始動することも可能となっています。
新機能「CarKey」機能はiPhoneやApple Watchなどのデバイスを「Face ID」や「Touch ID」にてロックを解除しなくても、デバイスの充電がなくなっている場合も利用可能となります。
なお、車とデバイスのペアリングを行う為にはiPhoneにデフォルトにて搭載されている「Wallet」アプリおよび自動車メーカーが提供を行っているアプリが必要となります。
利用するには、自動車に乗った際に車内のNFCリーダー上にiPhoneをセットしペアリングを行うことでiPhoneやiPhoneに紐づいたApple Watchでも対応することができます。
なお「CarKey」機能は、iMessageを介して家族やほかのiPhoneユーザーにもiMessageを通して仮想キーを共有することも可能となっています。
「CarKey」機能が家族と仮想キーを共有することができることで、より利便性の向上が図れると説明しています。
Appleの最新ベータ版である「iOS13.6ベータ2」では、iOSデフォルトにて搭載されている「Wallet」アプリの「プライバシー情報」の項目に追加されるのではと想定されています。
その根拠としては、「Wallet」アプリの「プライバシー情報」の項目に「Car Key」をWalletアプリに追加する手順が説明されているからとみられています。
「Car Key」をWalletアプリに追加する手順について記載されている説明では、最初に「Car Key」に対応する車種を持つ自動車メーカーのアプリをApp Storeからダウンロードします。
次に、キー用のパスをWalletアプリに追加するか「Walletアプリ」内に表示されるペアリングコードを利用してもキー用パスを追加することが可能となっています。
Appleでは「iOS 13.4」の正式リリースについて公表していませんが、現在「Apple」は自動車メーカーと協力の上「CarKey」の実装に向けた取り組みを行っているとされています。
今後、Appleが開催する予定となっている「WWDC20」にてAppleとともに協力を行う自動車メーカーについて発表がある可能性もあります。