ゲーマー向けWebブラウザ「Opera GX」が「Level 2」にアップデートされました。ゲーマー向けWebブラウザ「Opera GX」の「Level 2」はリリース一周年を記念して公開され、様々な新機能が利用可能となっています。
2020年6月19日、「Opera Software」はゲーマー向けWebブラウザ「Opera GX」を「Level 2」にアップデートしたことを発表しました。
「Opera GX」の「Level 2」はリリース一周年を記念して公開され、ゲーマー向けコミュニケーションサービス「Discord」サポートやリソース消費の多いタブを特定する機能「Hot Tabs Killer」などの新機能が利用可能となっています。
「Opera GX」はWindows/Macに対応していて、今現在「Opera Software」のWebブラウザから無償でダウンロードすることができます。
「Opera GX」とは、ゲームを愛するゲーマー向けに設計されたWebブラウザで、外観はゲーミングPCでよく利用されるLEDライトから着想を得たというデザインで、初期設定は黒を基調として赤をアクセントにしたお洒落なデザインです。
アクセントカラーは設定から自由に変更できるようになっていて、10色のカラーを選んだり自由に色を調整したりすることができます。
また「Razer Chroma」ライティングもサポートしているので、キーボードやマウスなどのライティングカラーと合わせることもできます。
「Opera GX」の多くの機能に関しては「Opera」ブラウザをベースにして、ゲーム配信プラットフォーム「Twitch」やメッセンジャー機能「Facebook Messenger」などを統合したサイドバー、広告ブロック機能、無料VPN機能などを搭載しています。
またゲームプレイやストリーミング配信を妨げないように、WebブラウザのCPU利用率やメモリ使用量に制限をかける機能「CPU LIMITER」「RAM LIMITER」も搭載していて、これらは「GX Control」で設定できるようになっています。
ゲーマー向けWebブラウザ「Opera GX」の「Level 2」では、ゲーマー向けコミュニケーションサービス「Discord」を導入だけでなく、様々な新機能が利用可能となっています。搭載される新機能とはどのようなものがあるか見ていきましょう。
「Hot Tabs Killer」とは処理システム消費量の多いタブを特定して、手軽にタブを閉じることができる機能です。
この機能は新作ゲームやそれについてのニュースをまとめたタブ「GX Corner」に設置されていて、負荷の多いタブがわかりやすいように「CPU消費率」と「RAMの消費量」タブを並び替えてくれます。
新機能「Force Dark Pages」は、Webページをダークモードにする機能です。
「Opera GX」は紹介したように、黒を基調としたクールなデザインとなっていますが、Webページが白を基調としているとその効果は半減するため強制的にダークモードにできます。またダークモードの方が目に優しいと感じる人にとっても助かる機能です。